★4 | 画面の隅々に目を凝らすと、俳優の演技が生んだものとは異なる無数の時間が息づいている。目にしたことが現実のできごとのようにざわざわとして一筋縄ではない。教訓話とも思想とも無関係で不定形な世界が表現され、それ故に美しく、それ故にロベルト・ロッセリーニの正嫡なのだ。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 美術とカメラは最高峰。 (ドド) | [投票(1)] |
★3 | 美しい青の、哀切と残酷。赤の冷厳。断続的に全てを覆う闇。老いに蝕まれる若い性。集団の営みの傍観者として取り残される主人公。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
★3 | 「暗殺の森」という素敵なタイトルにいささか騙された感のある内容(2回寝ました)。 [review] (ギスジ) | [投票(2)] |
★4 | 若きドミニク・サンダの美貌もさることながら、名手ストラーロのカメラが素晴らしい。 (丹下左膳) | [投票] |
★5 | 光と影の魔術。そしてそれは、映像だけのための美ではない。映画的物語上で必然的な美。 (ALPACA) | [投票(5)] |
★4 | 即席ではないと発動しない政治的シニシズムは、セクハラの概念がないという架空戦記性の偶然に身を託した。その一方で、偶然を排したい作劇の欲望は、モラルの展望に欠ける世界に清らかな思い出がもたらされる時を待ち続けている。 (disjunctive) | [投票] |
★5 | 痛ましい暗殺のシーンはハリウッドの連中には成しがたい。ベルナルド・ベルトルッチ監督作品にしては誰もが楽しめる映画に仕上がった。 (黒魔羅) | [投票(2)] |
★2 | ビットリオ・ストラーロの素晴らしい映像が魅力的だが、どうしても中盤で眠りこけてしまう...自分とはかなり相性の悪い映画かもしれない。話もうまく飲み込めないし、再チャレンジはしたいんだけどねぇ... (Ryu-Zen) | [投票] |
★4 | 白い壁に沿って歩くという、それだけのシーンを驚くほど完璧な色彩や構図で見せる映像世界にすっかり魅了された。切れ者のようでいて、実はヘタレなファシストという主人公のダサさも好き。 (AONI) | [投票(1)] |