★5 | 映像に音楽が乗るのではなく 音楽に映像を沿わせる。久石氏らしく 久石氏だから。けしてPV化しておらず 漂うメッセージは青臭く 歯がゆく 穏やか。そして新しい映画の一隅を拓いた。ありがとう。 (なをふみ) | [投票(1)] |
★5 | 音楽に映像がごく自然に溶け込んで流れていくところが秀逸。カルテットの4人もそれぞれ持ち味がでていた。なかでも袴田吉彦は『ひまわり』に比べると、役柄もあるだろうが、従来の殻を破った存在感を示したのではないか。若者の心理を描きすぎず、あくまで表情やしぐさで見せようとしており、行間を読むような含みのある余韻が心地いい。青春のひとこまを、実にさわやかに描いた快作。 (ことは) | [投票(1)] |
★5 | 映画を”撮る”というより、映画で”演奏”している。ストーリーのありきたり具合など無意味に感じてしまうぐらいすごい。 (GET) | [投票(1)] |
★4 | 演奏に集中してる最中は「息をしている」感覚すら無くなる。なんでクシャミなど出るはずは無いわけだが、それが出るぐらい「クソ度胸がある」とも言える。どっちにしろ、演奏を切るって事は問題外なのだ。 [review] (ピロちゃんきゅ〜) | [投票(1)] |
★4 | すでに語り尽くされた感のある青春の絆話を、言葉ではなく独自の音で語ろうと試みているところに新人久石譲監督の心意気を感じる。時に稚拙な描写もないではないが、画と音の適度な関係が保たれ嫌味のない音楽青春映画の良作に仕上がっている。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |