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青春の蹉跌(1974/日)ファンのコメント

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西鶴一代女(1952/日)************

★3「堕ちる」ことが先にたち「生きる」ことの情感が見えない。流転のための転落の連続は哀惜や共感を生まないのだ。唯一、城内で息子を追う騒動にのみ彼女の魂が見える。思い起こせば、女が明確に意志(それも感情に煽られた)を示し、貫こうとしたのはこのときだけ。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4最初に見たときはつまんなかったんですけど、2度目で感動。田中絹代は偉大です。 (kenichi)[投票]
★4開いた口がふさがらないほどの不幸の波状攻撃。ここまでされると憐れみの感情なんて全くでてこない。そのぶん田中絹代の凄さなどを堪能できたと思う。 [review] (ハム)[投票(4)]
★3一貫性の無い行動の全てが裏目に嵌る主人公おはる最大の悲劇は”産みの親”が「その文体は女の体温よりは小判や刀の冷たさに適切」と評された西鶴だったことであるのかないのか。その数奇な運命に感慨を感じないではないが溝口が東宝系で撮った作品はメッセージ性ばかりが前に出、美術映像関係の充実がさほでもないので不満が残る。 (町田)[投票(2)]
★3当然ながら、題材が古い。こういう内容のものは、段々と過去の遺物になって行くのではないか。資料として後世に残すのは意味があるかもしれない。 (KEI)[投票(1)]
★5なぜこんなに厳しく女性をいたぶれるのか、、、目線の交換のない男女の関係に、作家の価値観を感じた。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★5田中絹代が日本映画史上最高の名女優だとしたら、そうさせたのは明らかに溝口健二にほかならない。 [review] (chokobo)[投票(2)]
★5ここまで救いのない悲劇も凄い。そして、技法についてとやかく思う暇も無く緻密に物語を展開させる溝口の手腕はもっと凄い。030730 (しど)[投票(1)]
★4サド溝口とマゾ田中による渾身の一本。金持ち男のエピソードは『千と千尋の神隠し』の元ネタ? (07.05.17 京都文化博物館) (TOMIMORI)[投票(1)]