★4 | 大雨からの洪水、半地下の家では便器から汚水が逆流・噴出する。また、何度も出てくる台詞、臭い(におい)。加齢臭でもなく、雑巾でもなく、それはもう半地下に住む者に染み付いた「貧困層の臭い」なのだろう。 [review] (IN4MATION) | [投票(1)] |
★5 | うーん、これが映画だね。僕は映画から久々の精神的効用を得ることができ満足。ジュノとしては「ほえる犬は噛まない」以来の最高評価。こんな分かりやすい寓話で現代社会をぶった切るジュノを断然見直した。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 雨が降らなきゃ良かったのか、家庭教師を引き受けなきゃ良かったのか。身の丈の生活を受け入れることはできなかったのか。 [review] (K-Flex) | [投票(2)] |
★4 | 事が進むという充足をもたらしつづけるガンホ一家の有能さが社会時評を無効にしている。あまりにも有能であるから、彼らの窮乏は一時的なミスマッチであって、遠からず旧態に復すると思わせる。事実、劇中ではそうなってしまう。 [review] (disjunctive) | [投票(5)] |
★3 | 予想していた程の衝撃の展開もなく、変に上品な印象。ディドゥント・ユー? ☆3.6点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(3)] |
★5 | 類型化寸前の寄生劇を頭抜けた美術と撮影で乗り切って大きくドライブする展開。そして隠匿ドタバタの裏側から暗部が頭をもたげる。匂いの指摘が着火した導火線は止むに止まれぬ怒りを伴って明後日方向に爆裂した。大水害の避難所の一夜が全てを変えたのだ。 (けにろん) | [投票(4)] |