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小松菜奈の映画ファンのコメント

恋は雨上がりのように(2018/日) 来る(2018/日) ディストラクション・ベイビーズ(2016/日) バクマン。(2014/日) ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017/日) さくら(2020/日) 閉鎖病棟―それぞれの朝―(2019/日) 坂道のアポロン(2017/日) ムーンライト・シャドウ(2021/日) さよならくちびる(2019/日) 余命10年(2021/日) 糸(2020/日) ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016/日) 沈黙 -サイレンス-(2016/米) 渇き。(2014/日) サムライマラソン(2019/日) ヒーローマニア-生活-(2016/日) 予告犯(2015/日) 溺れるナイフ(2016/日)が好きな人ファンを表示する

けにろんのコメント************

★4来る(2018/日)蟲での凶兆表現とか凡庸だしホラーとしてインパクトは無いのだが、時代に阿るクソ野郎どもの表現が徹底していて其奴等がギボワンの餌食になったらイイナってのが中島の本懐で、そこと比嘉姉妹の立ち位置はズレる。だが終盤のドンツクな大構えは悪くない。[投票(4)]
★3ディストラクション・ベイビーズ(2016/日)喧嘩上等の少年漫画的成り上がり列伝でないことは了解の上で、あの鮮烈な三浦へのカウンター右フックのあと対戦は劣化する。女への暴力と外国人へのシカトのゲス同士の嬲りあいは良しとしても脇に座った柳楽の目は何も見てない。感情の寄せ処が皆無。[投票(3)]
★2バクマン。(2014/日)こいつらが描いてる漫画の絵面もシノプシスもクソにしか思えない以上、映画は茶番にしか見えないし、となればライバルも仲間も恋人も何もかも薄っぺらーとしか思えないのだ。所詮、俺はジャンプ世代ではない「こち亀」オンリー親爺なのだからしゃあないっす。[投票(2)]
★4ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017/日)鬼面人を威す展開が馬脚を顕すとき俺の脳内で周回した疑念は合点に行き着く。これは正道な少年漫画だったんだと。その根幹を外さぬ三池のブレの無さこそ肝。予想外に計算行き届いた架空の町の創出に惹かれ、山田伊勢谷の徹したバカ演技に納得。[投票(2)]
★4さくら(2020/日)どんな家族にだってある小さな世界の物語を愛おしむ揺るがない信念。そして、大禍による喪失や悔恨も必ず時間が癒やしてくれるという確信も。能面の弟妹は口数少なく感情の溜めもないので唐突なエモーションが発動される。モノローグがその間隙を埋めるのだ。[投票]
★3閉鎖病棟―それぞれの朝―(2019/日)鶴瓶の事件が平明で深みがないし絞死刑の奇異な顛末も展開への寄与度ゼロでは物語が収斂する基軸として弱すぎる。介護ネタがダブるのもどうか。病棟内の患者たちを含め正直凡庸だが、終盤の菜奈の彷徨と絶望の淵からの再生には少なからず打たれた。[投票(1)]
★5さよならくちびる(2019/日)女2人に対する男のポジショニングとしての場の空気を醸成することに成功している。成田の退いた佇まいが好ましいし門脇の諦観と小松の焦燥も物語内で沈殿して融解する。フィルムの質感と忘れ去られた風景と昭和な楽曲が混然として世界を形作る。[投票(5)]
★3沈黙 -サイレンス-(2016/米)彼がそれを踏む瞬間にエモーションが集約するようには作られていない。隠れ切支丹の虐殺描写と神不在の自己問答がリンクせず意識的でもないからだ。消えた先達を追う旅路の側面も淡泊。転向述懐が明晰であるだけに構造の脆弱が露呈。日本勢のキャストは健闘。[投票(6)]
★4渇き。(2014/日)善悪・正邪はともかくとして登場人物皆ロジックが一貫してるのだが、一貫しすぎて物語が単線的にしか転がらないのがつまらなく、ましてやあの帰結はないやろ思うのだが、そこを補うべく投入された振り切り演技の博覧会はマジ見物である。一見の価値はある。[投票(2)]
★5予告犯(2015/日)恵梨香の絶句を機に世界は転倒した。『ショーシャンク』を掠り遥かキャプラまで敷衍したかの如き映画構造が大甘にせよ行き場無き時代を照射するには必要な気がする。格差やネットを巡る描写は浅薄だが追跡劇の高度に歪な映画的時間配分の良さが補完。[投票]
★4溺れるナイフ(2016/日)泳ぐ彼に彼女が出会うリアクションショット無き常識破りモンタージュの粗削り感。神話世界を絡ませ強引に独走するが急速に凡化し堕ちた虚像の下世話な価値観さえ突き詰められない。それでも尚ゴリゴリ演出は今後注目すべき。小松はマグロ女の印象を払拭。[投票(4)]