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さよならくちびる (2019/)

[Drama]
製作総指揮小竹里美
製作依田巽 / 中西一雄 / 定井勇二
監督塩田明彦
脚本塩田明彦
原案塩田明彦
撮影四宮秀俊
美術竹内公一
音楽きだしゅんすけ
衣装伊賀大介
出演小松菜奈 / 門脇麦 / 成田凌 / 篠山輝信 / 松本まりか / 新谷ゆづみ / 日高麻鈴 / 青柳尊哉 / 松浦祐也 / 篠原ゆき子 / マキタスポーツ
あらすじインディーズの人気女性デュオ「ハルレオ」が最後のコンサートツアーに出発した。旅の終わり、函館でデュオは解散するのだ。曲作り担当のハル(門脇麦)は才能豊かだが性格は控えめでぶっきらぼうにも見える。一方、奔放で不器用なレオ(小松菜奈)は男にだらしがない。今は完全に仲たがいしてしまった二人を、ローディ兼マネージャーのシマ(成田凌)は醒めた目で突き放していた。浜松、四日市、大阪、新潟、酒田、弘前を巡り、ハルはレオに、レオはシマに、シマはハルに・・・三人の想いとすれ違いが回想を交えながら語られる。劇中曲を秦基博あいみょんが担当。塩田明彦原案、脚本、監督の音楽ロードムービー。(116分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全11 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5女2人に対する男のポジショニングとしての場の空気を醸成することに成功している。成田の退いた佇まいが好ましいし門脇の諦観と小松の焦燥も物語内で沈殿して融解する。フィルムの質感と忘れ去られた風景と昭和な楽曲が混然として世界を形作る。 (けにろん)[投票(5)]
★4成田凌門脇麦のアパートへ迎えにくる場面から始まる。二人が歩くカット等フルショットの構図がとても端正で、こゝで既に気持ちよくなる。2人は小松菜奈の待つ、ジープ・ラングラーに乗り込む、という良い出だし。 [review] (ゑぎ)[投票(6)]
★4解散へ向かって時間とステージが消化されていくなか、必要最小限の描写と台詞で綴られていく3人の心情の“うねり”が切なくもスリリング。楽曲の力を信頼し物語の「核心」を門脇と小松の唄に託し、感傷的にならず淡々と反復される演奏シーンの潔さも素晴らしい。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★4デュオとローディの3人だけの世界は関係が複雑化すると途端にやりにくそうだ。 [review] (なつめ)[投票(3)]
★4いつも2人で』な『カリフォルニア・ドールス』のロマンポルノ。みんな小松菜奈になりたいんだ! [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4沈黙は大いに語るなあ。 (K-Flex)[投票(2)]
★4細かい、いや、人によっては我慢がならない程の粗があったとしても、この映画には幾つもの映画的美しさがあった。スタート/ゴール地点の演出も良く、オープニングからイイ感じ。 [review] (Soul Driver)[投票(1)]
★41年前に寸止めを喰らった小松菜奈の唄が聴けるぜ!yeah [review] (さず)[投票(1)]
★3心理的に去来する挿話の暗黙な了解が、現在の三人の「共犯関係」を担保する。当たり前にありふれた風や光が、ありふれた日常としての三人の旅程を暗黙に祝福する。やりとりされる言葉は核心に触れるようで触れえず、然しかわりに繰り返し嘯くように唄われる「さよなら」が三人の心をむしろ三人のもとへと送り返す。なんとも言い難い、けれどたしかに息衝く人と人の間(ま)の妙。〔3.5〕 ()[投票(3)]
★3いたたまれないような沈黙といがみ合いは、慕情の交錯すらも治療してくれない「解散」という事実への急接近が醸し出すものだ。ただ自分らの歌を愛してくれるファンたちのエールも、赤裸の身には塩水のように肌を焼く余計な気遣いか。でも、それは麻薬に似た二義性を示す。 [review] (水那岐)[投票(3)]
★3まあ、アリスみたいなものなんだろう。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
Ratings
5点1人*
4点11人***********
3点5人*****
2点2人**
1点0人
19人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

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