★3 | 予感される教訓は、女にとってみれば、バンドマンに引っかかってはならぬ。男に喚起されるのは、ミシェル・ウィリアムズという類型配役。文系を幾人も殺害してきたそのタヌキ顔。教化は現前したといえなくもないが、 [review] (disjunctive) | [投票] |
★4 | ポジティブな語り口に徹し、常時明るく華やかでスリリングな点。ハッタリではなく進行時間の節約にCGを駆使した点。無自覚さを装いながら権威とタブーを撃ってみせた点。この三点において巧妙かつ真摯なミュージカル映画なのだが、なによりも理屈抜きで面白い。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★5 | 感情のこもったセリフになると静かに歌い出し、立ち上がり踊り出しどんどんたかまってもう怒濤の展開。 [review] (ぱーこ) | [投票] |
★5 | キャッチーな名曲を朗々と謳い上げる快楽が全篇を支配し演出も絶妙な反リアリズム。差別に対し生半可なスタンスなのだが少年時代の林檎を手渡し雑踏に消える彼女の鮮烈なイメージが疑義を上塗る。圧倒的なものを圧倒的に描き被虐は真実を照射するカーニバル。 (けにろん) | [投票(4)] |
★5 | あぶねぇー。中学生でも考え付きそうな題名にだまされて見過ごすところだった。必見です。 [review] (さず) | [投票(1)] |
★5 | 夢のような105分間。ダンスと歌の完成度だけではなく、登場人物全員の微妙な表情の変化がとても雄弁だ。主人公の利己主義で独断的な面も隠さず描いていて良いと思う。ただ、現代の音楽とダンスで描かれているため、(黒人への強い差別感情など)時代のギャップが突如現れてあれっと思うようなことがあるのはご愛敬。 [review] (サイモン64) | [投票] |