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吉谷久雄の映画ファンのコメント

人生劇場 青春編(1936/日) 朗かに歩め(1930/日) 世紀は笑ふ(1941/日) マダムと女房(1931/日) 上陸第一歩(1932/日) 音楽喜劇 ほろよひ人生(1933/日) 和製喧嘩友達(1929/日)が好きな人ファンを表示する

淑女は何を忘れたか(1937/日)************

★5小津らしいカラッとした良質のコメディ。田舎者のオバハン役が多い飯田蝶子が、この作品では金持ちの有閑マダムを演じているのも面白い。[ラピュタ阿佐ヶ谷] [review] (Yasu)[投票]
★4桑野通子のコートとソフト帽姿が格好良い。有閑婦人たち−栗島すみ子飯田蝶子吉川満子が加わって無駄話をするシーンのやりとりも小津ならでは歯切れのよさ。三人ともいつもながら巧い。またこのラストは実に味わい深い。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4ギャグでも何でもない日常の瑣末なやりとりで、こんなに笑えるとは。小津の客観的な観察眼と演出力には感服する。登場するほとんどの女性が和服姿なので、桑野通子の洋装がひときわ先進さとお転婆さを引きたてて可愛い。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3物語は良いんですけど、コメディをコメディとして観られないのが残念。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4陽気なアメリカ・コメディの香り漂う作品。佐野周二の軽妙さをうまく引き出している。斎藤達雄は恐妻家を演じさせたら世界一ではないか。 (ジェリー)[投票(1)]
★3ほんと、何も起こらない日常の、ちょっとした隙間の積み重ね、の棘。それにしても、大阪弁のひどさと佐野の巨顔。演技的には、演出に甘さが残るね。まだいつものリズムがない。エチュードと考えればいいのかな。 (セント)[投票]