★5 | 配役同様、地味だが本物の味わいを感じる秀作。路面電車と自転車で現在の2人の距離感を示すショットや、秘密を知り得るきっかけとなる牛乳瓶の音の使い方などは本当に巧い。階段というロケーションや、社会問題に踏み込みすぎない映画的さじ加減も絶妙。 (ナム太郎) | [投票(2)] |
★4 | 地味に生きてきた男と女が、人生の半ばを過ぎて色気を出すと…[シネマ・アンジェリカ] [review] (Yasu) | [投票] |
★4 | 岸部一徳ファン必見! [review] (ペペロンチーノ) | [投票(9)] |
★5 | すでに生活と化した女の激情に背筋が寒くなる。まさしく「ザ・ミルクウーマン」の映画。 [review] (林田乃丞) | [投票(5)] |
★4 | いい映画だ。日本映画独特の繊細な感覚を長崎の坂に託している。映像、演出、演技ともまさに研ぎ澄まされている。これぞ日本映画の秀作だ。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★4 | 老いても生きてゆく者と充足して死にゆく者。死んでしまうことができれば、あるいはその瞬間、満ち足りた気分を思い切り吸い込むことができるのかも知れない。だが冒険に生きることを放棄し、平凡な多忙さをおのれに課した者には、充足した時間など老いさらばえてもやって来ない。化粧をしないシジフォス、田中裕子が燃えられたのはたった一夜であり、今日も彼女は自転車を駆る。 (水那岐) | [投票(1)] |
★4 | ときに街は物理的にも心理的にも人を閉じ込め人生そのものになる。だから若者は本能的に街を出ようとする。苦悩の象徴のような急坂を日常として受け入れた女と、坂の頂上に篭るように暮らす男。30余年をそうして過ごした2人に相応しい恋の結末だった。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 地味ですが、味があります。確かに。洋題がなんか変だけど。 (ぱちーの) | [投票] |
★4 | 田中裕子ほど化粧の似合わない女優はいないと思う [review] (TOMIMORI) | [投票(3)] |