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佐藤翔一の映画ファンのコメント

ごめん(2002/日)が好きな人ファンを表示する

海炭市叙景(2010/日)************

★3力作。ただもう少しエピソード同士でつながりのようなものがあると良かったかな。[TOHOシネマズ六本木ヒルズ4 (TIFF2010)] (Yasu)[投票(1)]
★5熊切は本物だ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(7)]
★4終始、冬空のごとくどんよりとした物語が続くが、長尺でも飽きることはない。加瀬亮の妻役であるとか、婆さんであるとか、素人キャストの思いのほかの素晴らしさも見逃せない。 [review] (ガリガリ博士)[投票(3)]
★4夜間撮影の暖色感あるライティングが特筆の侯孝賢市川準の仕事の高度な追随作だとは思う。全ての挿話は孤絶にまみれ崇高の域にまで達しているが、終盤に若干シンクロしかける仕掛けを施すなら何らかのカタルシスへ集約できればと思わせられた。 (けにろん)[投票(3)]
★3閉塞感をぶちまけたような作品で、この手のリアリズムは幾らでもあるが、一話30分弱で展開もなく放り出されるのが新しいと思う。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★55つのオムニバス映画であります。すべてが虚無的でもあります。生きることの空しさ、哀しさが切実に伝わってきます。話のすべてが身近です。どこにでもあるような話がかえってリアルです。 [review] (セント)[投票(6)]
★4うらぶれた北の街に生きる人々の哀歓。そこに起こる出来事は物悲しいほどささやかな老若男女の心のすれ違いだが、嘘のない愚直なまでのリアリズムが言い知れぬ寂寥感を呼び、2時間半の長尺を意識させない。熊切和嘉はまばゆいほどに手腕を磨き上げた。その人間に対する洞察力は瞠目に値する。 (水那岐)[投票(2)]
★5生きる喜びを追求することは茫漠たる永遠の願望であり、悲しみこそが逃れようのない人の営みの本質なのだろう。だから我々は海炭市の人々の生き難さに共感し、彼らの悲しみを美しいとすら感じるのだ。北の地の、年の瀬の、市井の叙景に生きることの切なさをみた。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]