★3 | 一人の人物を説話の最初から最後まで描ききらなくともカタルシスを得られる。映画の統辞法を徹底的に無視しても燦然と画面が輝く。雑然とエピソードが並んでいるように見えて微妙な線で宗教者や医者や警察など権威筋がこき下ろされている。ブニュエルとは映画である。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | 笑い、驚き、そして真の感動。ブニュエルは無意味の天才だ。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★3 | 意味を追うことが無意味なのならば、思う存分毒をまき散らすなり、じわじわとボディブローを与えてこそブニュエル映画のはずなのだが、何故かそれがこちらまで届いてこないのは無意味さの質が微妙なところでずれているからだと思う。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | タイトル通りの鋭い発想連発劇。欲張った展開の中、一番地味な夜逃げ同様駆け落ちシーンが印象に残った。美味しいスリリングいっぱいのエッセンスが見応え満載で、瞬きが許されない衝動にかりたたされる。子供の大好きな動物園に、涙がポロリ・・・。 (かっきー) | [投票] |
★3 | 食事と排泄の或いは猥褻への価値観逆転は笑えるがTVで垂れ流される凡百のコントと紙一重。一方で理解不能なエピソードは『アンダルシア』を筆頭にした表現的な荘厳さには遠い。評価に迷うが権威に追従したくない。ブニュエルもそれは望まないだろう。 (けにろん) | [投票(2)] |
★5 | この作品は、映像だけでなく物語すら様式美を超えたメクルメク美がある。 (ALPACA) | [投票(3)] |
★5 | 美術にピエール・ギュフロワを迎えていますよね。案外知られてませんけど、これスゴイことなんですよ。 [review] (chokobo) | [投票(1)] |