★4 | 何回もアンリ家で飯を食っているシーンを見せられているうちに、観客が自分がどこにたたずんでいるか全くわからなくなる。これが映画かよ! テンポ最高。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 初めは笑って済ませられる他愛の無い悪戯も、執拗に繰り返すことで相手にボディブローのようにダメージを与えうる。せせら笑いながら繰り出されるブニュエルの呪いのような魔手。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | ブニュエル晩年の傑作であり遺言と言える作品。ロシアのミハルコフとはまた異なるブルジョア社会の退廃を見事に描いています。 [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | 虚飾のなかの生々しき欲望を覚めやらぬ夢の中で表現。久しぶりに知性のある「辛口」を見たような気が。 (くろねずみ) | [投票(2)] |
★5 | 不意をつくようなシュールな発案に驚かされる。この感覚は、起きていて考えるモノと違い、眠っている時の夢を綴った感じなのかな?夢は自分の都合通りに考えられない。ブニュエルの作品には、本作のような悩ましいアイデアと魅力が沢山あるから大好きです。 (かっきー) | [投票] |
★3 | 強固な意志で鋭利に階級を撃つのではなく、後の『自由の幻想』に連なる諧謔趣味が顔を出すことによって冴えたシーンもあるにせよ総じて緩慢になった。大体、悪いことしてる奴らが撃たれるってんでは捻りもクソもなくそういうのはブニュエルらしくもない。 (けにろん) | [投票] |