★5 | 人は救い難い状況の人たちに接することはあっても寄り添い続けることはできない。綾野のトラウマは方便としの機能しか為さぬがそれでもいいのだ。一方で姉弟の映画として一切の直載な会話を廃し尚切ないまでの想いが迸っている。空気まで演出し得ている。 (けにろん) | [投票(9)] |
★4 | 原作は80年代の衰退していく地方都市を舞台にした、ハードボイルド的な男性目線の小説ですが、そこに女性の視点・感性を取り入れ、時代設定も80年代から今に移すことにより新たな世界観を構築しています。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | 画面から漂うすえた臭い。古畳にたっぷりと染み込んだ血と精液のミックス臭を放つ、根源的な人間のどうしようもなさに初めは拒絶感を覚えるが、映画の中で何度も光と夜の闇とを繰り返されるうちに、どうしようもないからこそはっきりと見える、希望の輪郭が美しく、貴い。 [review] (まー) | [投票(7)] |
★4 | 汚らしくて生々しい世界観。闇があってクズ人間のような主人公たち。そういう作品が好きな自分。 [review] (deenity) | [投票(1)] |
★5 | 一瞬だけでも、いや一瞬だからこそ、心の底から美しいとか、飯が旨いとかそういう事を感じられたら生きていけるんじゃないかな。容赦なくクソみたいな人生は続いていくんだけど。 [review] (Soul Driver) | [投票] |