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大菩薩峠 完結編 (1961/)

[Drama]
製作永田雅一
監督森一生
脚本衣笠貞之助
原作中里介山
撮影本多省三
美術西岡善信
音楽塚原哲夫
出演市川雷蔵 / 中村玉緒 / 小林勝彦 / 本郷功次郎 / 近藤美恵子 / 丹羽又三郎 / 島田竜三 / 矢島ひろ子 / 阿井美千子
あらすじ原作者中里介山が未完のままに死去した同名長編大河小説の映画化。主人公・机竜之介に市川雷蔵をすえ、三部作としてつくられたシリーズ完結編。第一、第二作は三隅研次が監督したが本作は森一生が監督した。紀州山中で失明した竜之介市川雷蔵は亡き妻・浜に生き写しのお豊中村玉緒に助けられ、遠州大湊にかくまわれた。しかしお豊は病に倒れ、東海道を下る竜之介。ふとしたことから甲州勤番侍・神尾に身を寄せ、そこでお銀中村玉緒(二役)とめぐり合う。お浜の墓を見つけた竜之介は、狂ったように辻斬りをしてまわり、次々と人を殺めていく。そしてある大雨の時、竜之介を兄の敵と狙う宇津木兵馬本郷功次郎はようやく竜之介の前にたちはだかる。 (シーチキン)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4雷蔵の妖し過ぎる迫力は素晴らしい。セリフがいちいちかっこいい。でもストーリーは無理やり纏めた感ありすぎでしょう。 (ハム)[投票]
★3クレジット開けはお玉−近藤美恵子が宴席の庭で三味線片手に「間の山節」を唄うシーン。俯瞰のクレーン移動で彼女に寄って行くカットから始まる。このカットの手間のかけ具合から本作のヒロインは近藤美恵子だとすぐさま了解するが、結局、近藤は最後までイマイチ目立たないまゝだ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3第3部で忽然と山本富士子が消えるという場当たりには苦笑せざるを得ないが、中村玉緒が戸外の近藤美恵子に話しかける窓の位置の恐るべき映画的完成度や、ラストで破屋を流し去る鉄砲水の類まれな映画的幻想度は評価され、記憶されなければならない。 (ジェリー)[投票(1)]
★3数十年前、今や絶版の角川版を読んだが、ただただ長かったのみ覚えている。本作はまた又玉緒かよで少しウンザリ。展開もだらだらで、わざとらしさが鼻につく。完結編だが、完結していない。原作小説も未完。だらだら続きで、この辺で終わらせたいの意味だろう。 (KEI)[投票]
★3監督が代わってオカルト演出が目立つ。どんぶらこは千恵蔵版よりパワーアップ。 (TOMIMORI)[投票]
★3中村玉緒大活躍。前回までのあらすじには笑った。 (トシ)[投票]
★2シナリオがとっ散らかりすぎていて、あっちにいったりこっちにいったりで無茶苦茶。 [review] (t3b)[投票(1)]
★2「これで完結したと言われてもなあ」というのが正直な感想。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
★2本筋と無縁の脇筋ばかりが延々と続き、玉緒は使い回され、富士子はもはや用済みと切られる。支離滅裂を極めるストーリーは、オリジナルのラストに到って初めて語るべきものを見い出す。完全オリジナルの脚本に取り替える勇気なきばかりに、仏道的無常観は生きることがなかった。破局の中、慟哭する雷蔵の姿のみに加点。 (水那岐)[投票]
Ratings
5点0人
4点1人*
3点11人***********
2点5人*****
1点0人
17人平均 ★2.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
大映のシリーズ ()[投票(3)]
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