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ふくろう (2003/)

Owl

[Drama]
製作新藤次郎
監督新藤兼人
脚本新藤兼人
原作新藤兼人
撮影三宅義行 / 林雅彦
美術新藤兼人
音楽林光
衣装鈴木淳 / 澤いずみ
出演大竹しのぶ / 伊藤歩 / 木場勝己 / 柄本明 / 原田大二郎 / 六平直政 / 魁三太郎 / 田口トモロヲ / 池内万作 / 蟹江一平 / 大地泰仁
あらすじ開拓に失敗し村人が去った寒村に最後に残ったユミエ(大竹しのぶ)と娘のエミコ(伊藤歩)は、電気も水も止められ垢まみれで木の根っこをかじる生活をおくっていた。このままでは餓死する日も遠くない。二人は意を決して「女」を武器に最後の手段にでる。手作りで衣装を新調し化粧をして、次々と男を家へ呼び込み始めたのだ。訪ねて来たのはダム工事現場の男たち(木場勝己柄本明)。そして電気工事屋(六平直政)、水道局員(田口トモロヲ)、ついに麓の駐在(池内万作)まで現れた。黒い笑いに包まれた風刺コメディ。大竹しのぶがモスクワ国際映画祭・最優秀主演女優賞受賞。(119分/カラー/ビスタ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4芝居を見たい人には贅沢とすら言える映画だと思う。物語や演出の単調さなど、気にもならなかった。 (あちこ)[投票(1)]
★4予想外に面白い。ご老体には負担の重いロケ撮影を避けたい(と想像)監督が、それを逆手に取ったかのような舞台劇。[Video] [review] (Yasu)[投票(1)]
★4生きたい』に続く、新藤×しのぶによるキ○ガイ祭り第二弾。'80年頃とは思えない古臭いキャラ造形だし、ストーリーも有り得ないが、役者の芝居を楽しむ舞台劇を見ているよう。好き嫌いは、かなり分かれる。['05.7.2VIDEO] (直人)[投票(1)]
★4映像で見る一幕劇、悪女版注文の多い料理店とでも言おうか。まさに舞台を意識した台詞、構成であり、この冒険は好みが大きく分かれるところ。舞台好きには初っ端で木場勝己が顔を覗かせた時点でワクワク。惜しむらくは見せ方が若干単調。役者の演技合戦を楽しみたい向きには格好。 (tkcrows)[投票(1)]
★3物語の大筋としては面白いのに、あんなクセのある演出はいただけない。 (檸檬)[投票(1)]
★3現代とは切実度がまるで違う50年前にやってれば結構面白い作品として現代にも残ったかも知れませんね。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★3裸の島』だって野菜が育ったのだ、全くの不毛の土地など日本にはない。蕎麦ぐらいどこでも育つ。我が家の狭い裏庭など雑草の植物園の様相を呈しているが、中東では雑草など一本も生えぬらしい。 [review] (寒山拾得)[投票]
★2お伽噺に過ぎないのだが、警官が今時あそこまで威張り散らすだろうか。’80年代が舞台とのことだが、新藤兼人老人の脳味噌は戦後すぐの日本に遊んでいるようだ。もはやこれ以上語ることはあるまい。おとなしく映画界を退場なさるがよろしかろう。 (水那岐)[投票]
★2笑いの演出が陳腐で可哀相なぐらい寒々しい。ユミエ(大竹しのぶ)の過剰な大芝居も鼻につき、浩二(大地康仁)の状況説目の長い台詞はシラケを通り越して眠気を誘う。観客が見えておらず全てにおいてはずしまくる新藤兼人翁。 (ぽんしゅう)[投票]
Ratings
5点0人
4点4人****
3点5人*****
2点3人***
1点0人
12人平均 ★3.1(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
国際映画賞を受賞した日本人俳優  (寒山拾得)[投票(6)]むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
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