★5 | 乾ききった女たちは西瓜を抱え込み、その赤く熟れた擬似的肉体でしか潤いを求められず、ペットボトル一本分の潤いしかもたらすことのできない男は、作りごとの交わりに虚しく空撃ちを繰り返すのみ。極彩色に染められた歌とダンスの狂乱は毒茸の美しさを漂わす。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | まさに「西瓜」の映画。そして「水」の映画。増殖する西瓜と、水不足にもかかわらず頻出する水のイメージ。イメージの洪水。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★4 | ビデオ寄りのポップな意匠は退屈したんだか、収束は力があり目か覚めた。ポルノ男優はたいへんな仕事である。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 「壁」或いは「線」による空間の分断。それらがラストショットの「結合」した身体への感動に繋がる。また、画面外から手や人物がぬっと現れてきたり、階段の上からボトルが落ちてくる瞬間などの驚きが増すよう、よく演出されている。ミュージカルシーンのサイケな感じも面白い。やっぱりミンリャンは映画だなあと思う。というわけでいい加減日本未公開の近作2本も早く公開してくれませんかね。。。客入らないだろうけど笑 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 「私の愛しい人は 孤独で寂しい ひとひらの雲のよう」 (つД`) (disjunctive) | [投票] |
★3 | 『Hole』以来久々に観たツァイ・ミンリャン作品だったが、セリフの少ないシュールな世界は相変わらずだった。クレジット上ではリー・カンシェンも共同監督に名を連ねているように見えたが、どんな分担の仕方だったんだろう?[Bunkamuraオーチャードホール (TIFF2005)/SRD] (Yasu) | [投票] |
★2 | SEXして、飯食って、寝てるだけの映画。一体、何をしたいんだ?ま、憧れの生活ではあるが。(笑)かと言って、「詰まらん!」とむげに切り捨てるのも忍びない不思議な味わいを持った作品。 (直人) | [投票] |