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大阪ハムレット (2008/)

[Drama/Comedy]
製作松下順一 / 伊藤秀裕 / 旭正嗣
監督光石富士朗
脚本伊藤秀裕 / 江良至
原作森下裕美
撮影猪本雅三
美術大庭勇人
音楽遠藤浩二
出演松坂慶子 / 岸部一徳 / 森田直幸 / 久野雅弘 / 大塚智哉 / 加藤夏希 / 白川和子 / 本上まなみ / 間寛平
あらすじ久保家の父(間寛平)が急死した翌日の夜、突然現われた父の弟(岸部一徳)はそのまま家に居つき、母(松坂慶子)と仲良しになってしまった。ハムレットのようだと教師に指摘され、その本を熟読するヤンキーの次男・行雄(森田直幸)は、あまりの内容に激怒するものの叔父と母親の接近に複雑な気持ちを抱く。一方「おっさん」と呼ばれるフケ顔の受験生、長男・政司(久野雅弘)は大学生の由加(加藤夏希)と知り合い恋に落ちるが、父親のように接してくれといわれ苦悩する。そして末弟の宏基(大塚智哉)は女の子になりたいと宣言し、学芸会でシンデレラを演じることになる。三人のハムレットは悩みつつ成長できるのか?〔107分/カラー/ヴィスタ〕 (水那岐)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4複雑すぎる家庭環境なのだがそれが些細な事と思えてしまう運びと、兄弟の「バラバラでもしっかり繋がっている」感じが素晴らしい。常に切ない空気が漂っていて見ているこちら側を最後まで揺さぶり続けた。あー、あまり観客入らなかったんだろうなあと思いつつ、できれば多くの人に観て貰いたい作品だった。 (tkcrows)[投票(1)]
★4すべてが明確になり原因と結果の辻褄が合うことになどに実は大した意味はなく、今、目の前で起こっていることに対してせい一杯、懸命に向き合っていれば自ずと結果はついてくるという、頭でっかちをあざ笑うような、あっけらかんとした生活感の体現が心地よい。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4個性豊かな三兄弟のしたたかさに唸らされる。その悩みながらも確実に自分の生き方を完成させてゆくパワーは、明らかに「大阪の下町」というコミューンに助けられ、その開かれた胸襟の広さに増幅させられているのは確かだろう。松坂慶子の深みを知らない演技が残念だが、子役達の生の肯定はその欠点を補って余りある。 [review] (水那岐)[投票(1)]
★4松坂慶子岸部一徳の安定した演技力 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★4そういや死の棘コンビだなぁと思って観たら、なんとのほほんとしてることか。そして別にヤンキー好きではないが、なぜか次男ばかりを目で追ってしまう。次男に4点あげたいくらいお気に入り。 (あちこ)[投票]
★3三男の大塚智哉がめちゃ可愛い。と思うのは私の個人的嗜好のためではなく、演出家が彼を可愛く撮ろうと心を砕いているからだ。それは光と風を操作した冒頭の顔面アップひとつを見ても明白だろう。女物の浴衣で少年と花火をするシーンの倒錯性、そこでの「俺の悩みを増やすなよー」という次男のぼやきもよい。 [review] (3819695)[投票(2)]
★3「ハムレット」と題しながらも、人生の葛藤を徒にハムレット的に深刻化することを避け、「悲劇」の「面白さ」に淫しない抑制には好感を抱いたが、反面、登場人物たちの葛藤を作り手側が充分に受けとめることまでをも回避しているような印象も。 [review] (煽尼采)[投票]
★3こん子ら正直松坂慶子のおかあちゃんにちっとは怒らんのかいなとも思うが、家族愛(やさしさ)さえあればどんなに深刻に見えた問題でも解決出来るんやなぁ、と考えさせられた。 (死ぬまでシネマ)[投票]
Ratings
5点0人
4点10人**********
3点6人******
2点0人
1点0人
16人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

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