★5 | 京の町を背景に芸者として生きる姉(京マチ子)と芸者の息子と婚約しているその妹(藤田泰子)を描いた傑作。吉村監督はこの二人の対比をとことん説明を省略して、観客に訴える事に成功している。どちらの生き方が女として幸せか… [review] (牛乳瓶) | [投票(1)] |
★4 | 出る作品ごとに、またはシーンごとにメイクを変える京マチ子。彼女の顔はさながら「面」のようだ。 [review] (3WA.C) | [投票(2)] |
★4 | ハードボイルドに偽れる京マチ子の周りを巡る善人悪人という構造が明快で、先行する置屋ものと一線を画している。見処の筆頭は脂下がった進藤英太郎の怪演。進藤ファン必見。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 登場人物は皆、京都弁なのに、妹カップル(藤田泰子、小林桂樹)だけが、何故か標準語で意味不明。でも京マチ子の強気な芸者振りは堪らないし、終盤も迫力あって面白い。['04.10.9高槻松竹セントラル] (直人) | [投票(1)] |
★3 | 図式的な構成と花街お馴染みのルーズな人間関係のなか、孤軍奮闘する君蝶(京マチ子)がいささか浮いている。伝統や仕来たりの「趣き」よりも反封建色が刺々しく際立つのは近代映協の意気込みのせいか。緩い画が転調する踊の会の刃傷沙汰シーンの緊張感は圧巻。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 戦後、封建制は生き残っても祇園プロフェッショナリズムの粋はもはや死んでいる。菅井一郎進藤英太郎小林桂樹ら男どもの情けなさが際立つが、あのように菅井を追い詰めてしまう京マチ子もプロらしくない。素材はよさそうな藤田泰子も輝き不足で、京との二本柱は不成立。自転車シーンがなぜか入魂の撮影。 (3819695) | [投票] |
★3 | 溝口と比べるのは可哀想とは知りつつも、圧倒的に見劣りするのは否めない。[Video] [review] (Yasu) | [投票] |