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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア (2017/アイルランド)

The Killing of a Sacred Deer

[Mystery/Thriller/Horror]
製作総指揮アンドリュー・ロウ / ダニエル・バトセク / サム・ラベンダー / デヴィッド・コス / ニッキー・ハッティング / アミット・パンディヤ / アン・シーアン / ピーター・ワトソン / マリー・ガブリエル・スチュワート
製作エド・ギニー / ヨルゴス・ランティモス
監督ヨルゴス・ランティモス
脚本ヨルゴス・ランティモス / エフティミス・フィリプ
撮影ティミオス・バカタキス
美術ジェイド・ヒーリー
衣装ナンシー・スタイナー
出演コリン・ファレル / ニコール・キッドマン / バリー・コーガン / ラッフェイ・キャシディ / サニー・スリッチ / アリシア・シルヴァーストーン / ビル・キャンプ
あらすじ心臓外科医のスティーブン(コリン・ファレル)は、マーティン(バリー・コーガン)という冴えない16歳の青年にまとわりつかれていた。スティーブンには要求を断りきれない秘密があるらしい。眼科医の妻アナ(ニコール・キッドマン)、14歳の娘キム(ラフィー・キャシディ)と息子のボブ(サニー・スリッチ)と暮す屋敷に青年を迎え入れたときから異変が起こり始めた。突然、ボブが歩けなくなったのだ。さまざまな検査をしても原因は分からない。そして、青年に好意を寄せていたキムにも同じ症状が現れ一家は理不尽な状況に追い込まれていく。ヨルゴス・ランティモス監督・脚本の異色ミステリーホラー。カンヌ国際映画祭脚本賞(121分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5いかんものを観てしまった。エンドロール中に考えていたこと。 [review] (さなぎ)[投票]
★4開胸手術、ドクドクと脈動し蠢く心臓を接写でとらえるグロテスクなオープニング。「美しい」人間の薄皮が剥かれてあらゆる悪意が臓物のようにごろりと転がされていく作劇は、この開巻から予告されている。悪意、演出はハネケキューブリックからのいいとこどり。バリー・コーガンの上目遣いで相手の目の奥、心の奥底をのぞき込むような青い瞳が、狂気で濁っているのではなく信念で澄んでいるのが怖い。 [review] (DSCH)[投票(4)]
★4シンプル過ぎるまでにB級オカルトの梗概なのに凄まじい抑圧を科した空気の密度と抑制された台詞・演技の空隙によりギリシャ悲劇めいた格調に至る。とんだハッタリの三百代言だが突き抜ける終局の帰結はシャレじゃないレベル。そして夢に出そうなパスタ喰い。 (けにろん)[投票(4)]
★4この映画の秩序やルールにただただ従うだけ。 ギリシャ悲劇がモチーフらしいがぶっ飛びすぎてどうでも良くなった。 [review] (pinkmoon)[投票(3)]
★4登場する人々の営みは下世話で俗っぽいのに、ひんやりとして温度が感じられない。まるで、こちらの世界との間に透明だが分厚い膜でも存在するように、その奇異な出来事は客観的に淡々と繰り広げられる。現実と非現実の間に宙ぶらりんにされる不思議な薄気味悪さ。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4冒頭から嫌な薄気味悪さに満ちていて、さらにニコール・キッドマンラフィー・キャシディサニー・スリッチの人間離れした美しさが気味悪さに拍車を掛けている。嫌いじゃないけど90年代ミニシアター系で鍛えられてない人には辛いかも。 [review] (月魚)[投票(1)]
★4中身がありそうで、なさそうで、ありそうで。心か落ち着かない映画には違いない。 [review] (プロキオン14)[投票]
★3お父ちゃんよ、「テレビ禁止」の次が「髪を刈り取って食わせる」って、罰のグレードいきなり上がりすぎでは… [review] (はしぼそがらす)[投票(1)]
★2意味ありげに見えるけど不条理さしかなく。 [review] (t3b)[投票]
Ratings
5点3人***
4点11人***********
3点6人******
2点4人****
1点0人
24人平均 ★3.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

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