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親愛なる同志たちへ (2020/露)
Dear Comrades!Dorogie Tovarishchi
[Drama]
製作総指揮 | オレサ・ヒュドラ |
製作 | アンドレイ・コンチャロフスキー |
監督 | アンドレイ・コンチャロフスキー |
脚本 | アンドレイ・コンチャロフスキー / イェレーナ・キセリョーヴァ |
撮影 | アンドレイ・ナイジェノフ |
美術 | イリーナ・オシナ |
衣装 | コンスタンチン・マズール |
出演 | ユリア・ヴィソツカヤ / アンドレイ・グセフ / ヴラジスラフ・コマロフ / ユリア・ブロヴァ / セルゲイ・エルリシュ |
あらすじ | 1962年6月、当時のソ連南部の都市ノボチェルカッスクにある国営機関車工場で、物価高と賃金引下げに不満を募らせた労働者達がストライキに突入したが、政府は共産党最高幹部を派遣し、軍隊も出動、スト参加者への銃撃で多数の死傷者が出て沈静化された。そして政府はこの事件を秘匿。その事実は30年以上にわたって隠されていたが、アンドレイ・コンチャロフスキー監督が映画化。ノボチェルカッスクでスターリンに心酔していた共産党幹部のリューダユリア・ヴィソツカヤだが、娘がストの群集に混じり、その夜、帰宅しないことから犠牲になったのではないかと娘を探すのだが…(121分) (シーチキン) | [投票] |
モノクロの精緻なショット分解が60年代欧州名画を彷彿とさせる一方パノラミックな民衆弾圧描写の剛腕。老齢コンチャロフスキーの言わずに死ねぬの執念が結実。民衆視線を排した体制側2人の捜索行脚はアイロニカルな視座を付与。父親の過去述懐も戦慄。 (けにろん) | [投票(2)] | |
権威主義の内側に組み込まれた者は主体性なき優等生に成り下がる。そのことに気づくのに市民が払う代償の大きさ。それを目の当たりにする実直な党下級職員の失意の深さ。「大丈夫。これから良くなるから・・・」そうつぶやく彼女に微塵の悪意もないのがまた悲しい。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
娘の事があっても尚…、と思うかも知れない。しかしリューダ(ユリア=ヴィソツカヤ)にとっては出来の悪い「不肖の娘」なのだ。それでも彼女は母なのだ。彼女自身はブレていない。☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] | |
まるで当時の記録フィルムであるかのようだった。事なかれ主義の行きつく先が過激な武力鎮圧だったという強烈な皮肉を筆頭に、旧ソ連の悪弊を突き放したように描いた辛らつな映画だと思う。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] |
Ratings
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計 | 6人 | 平均 | (* = 1)
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