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蛇の道 (2024/ベルギー)

Le chemin du serpent

[Thriller]
製作小寺剛雄
監督黒沢清
脚本黒沢清
撮影アレクシ・カヴィルシーヌ
音楽ニコラ・エレラ
衣装カロライン・シュピース
出演柴咲コウ / ダミアン・ボナール / マチュー・アマルリック / グレゴワール・コラン / 西島秀俊 / ヴィマラ・ポン / スリマヌ・ダジ / 青木崇高
あらすじ黒沢清監督が1998年に自ら監督した同名映画を、舞台をフランス・パリに移してセルフリメイク。8歳の娘を惨殺されたアルベールダミアン・ボナールは復讐に燃え、精神科医の新島小夜子柴咲コウの協力を得て、その犯人と思われる男、かつて自らも関わっていた児童福祉財団の経理担当を男を拉致、監禁して執拗に真相を話せと迫る。やがて男は、事件の背景には、臓器売買をも含む子どもの人身売買が関わっていると話し、その黒幕と思われる男の名前をあげるのだが…(113分) (シーチキン)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4(オリジナル版未見)原版の評判並みに、恐ろしいものを観た感はある。実際、冒頭のノイズ、寒々とした曇天とパリの街並みのシーケンスから始まった胸騒ぎと心の乱れが最後まで止まらず、嫌な汗をかいた。しかし、監督らしい脱臼的な黒いユーモア(?)や都合良すぎる展開がシュールに転回する妙な味もあり、最終的には頭と心に徹底的にイタズラされた感が強い。 [review] (DSCH)[投票(3)]
★4柴咲コウの、不気味で近寄りがたい凄みに、どうしようもなく魅せられる。その立ち姿の美しさや、振舞いの凛とした力強さ、優雅さ。彼女こそ真のクールビューティーだと思う。 [review] (シーチキン)[投票]
★3プロット展開の構造、及び拉致状態の強烈なビジュアルが、リメイク元とほゞ同じと云えるので、忠実なリメイクと感じるところもあるが、細部はかなり改変されてもいて、全然違う作品にも感じられる。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★3ところどころ変にリアリティのある「なんかいや〜な夢見たよな」感。 [review] (おーい粗茶)[投票(2)]
★3高踏的なセカイ系の修飾を放逐したら痩せ細った梗概だけが露呈した。監禁ものとしては緩いだけだし臓器売買ネタには禍々しさの欠片もない。フランス映画として再構築される可能性も半端な邦人キャスト投入で済し崩しだ。『ダゲレオタイプ』から100歩後退。 (けにろん)[投票(1)]
★3誰が殺したかを解決するために考え出された恐ろしい真犯人追及ゲーム。しかし、この映画の真の恐ろしさは、2人の手口でも、人格でもない。プロットを作る時に採った監督自身のスタンス。悪事の露見を全く懸念しない神経が登場人物と同位相であることが真に怖い。 (ジェリー)[投票(1)]
★3終わらせたい男(ダミアン・ボナール)。終わらせたくない男(西島秀俊)。終わらない女(柴咲コウ)。女の姿(カタチ)を捉える焦点は、その正体(存在)の不確かさを象徴するように滲み再びフォーカスが合ったとき女と男は終わりの見えない次のステージに進む。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★2 先生!何でリメイクしたのか分かりません! [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
Ratings
5点0人
4点3人***
3点7人*******
2点1人*
1点0人
11人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

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