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ぺトラ・フォン・カントの苦い涙 (1972/独)
Die Bitteren Tranen der Petra von Kant
[Drama]
監督 | ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー |
脚本 | ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー |
撮影 | ミヒャエル・バルハウス |
音楽 | ジュゼッペ・ベルディ |
出演 | マルギット・カーステンゼン / ハンナ・シグラ / イルム・ヘルマン |
あらすじ | 2度の離婚を経たファッションデザイナー、ペトラ・フォン・カント(マルギット・カールステンセン)は今では秘書マルレーネ(イルム・ヘルマン)だけを側に置きアール・デコ調のアパートの1室で年がら年中彼女に当たり散らす生活を送っているのだったが、マルレーネは耐え続けていた。しかし、彼女のアパートにカーリン(ハンナ・シグラ)という若き美貌の女性が訪れたことからペトラの心は乱されていく…。ファスビンダーの劇場映画監督第12作。 (けにろん) | [投票] |
憎悪と表裏一体の激しすぎる愛情。女主人公ペトラが一人の女に執着するあまり精神崩壊していく様子が、電話を待つシーンを筆頭にとことん痛々しく描かれインパクトが凄い。喋らない使用人の存在も謎めいており、彼女にズームしていくカメラワークがまた異様。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] | |
開巻前にマレーネと同じ境遇の人に捧げる、みたいな献辞が出る。これもジョークか。マレーネは主人公ペトラの助手の役名だ。クレジットバックは屋内の階段に猫が2匹いるショットで、本作も猫映画かと期待させるが、この後一切出ないのは肩透かし。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
やっぱりドイツ映画。変な服! [review] (ペペロンチーノ) | [投票] | |
完全に演劇をそのまま映画化した作品だ。出演者は女性だけ。舞台の調度もいたってシンプル。宗教画のような大壁画が画面いっぱいを覆っているが、それもそれほどハナシに影響してこない。(裸体が少々意味あるのかもしれないが、、) [review] (セント) | [投票] | |
3.5点。 続きはレビューで。 [review] (ころ阿弥) | [投票] | |
限定されたサディスティック密室劇でさして魅力的でもない中年女性の鬱屈した精神の変容を見つめ続けるには、多少の叙述レトリックは必要だったのではないだろうか。例によって青を基調とするバルハウスの撮影も相当に単調で描写に魅力を感じられない。 (けにろん) | [投票] |
Ratings
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計 | 14人 | 平均 | (* = 1)
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