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muffler&silencer[消音装置]さんのあらすじ: 更新順

★3愛に関する短いフィルム(1988/ポーランド)トメク(19歳)―孤児。職業:郵便局の窓口係。住まい:徴兵で留守中の、たった一人の親友の母親と同居。好物:アイスクリーム。趣味:覗き…。でも、たった一人の女性、向かいのアパートに一人住むマグダだけを覗くのだ。それがトメクにとっては「愛」なのだ。マグダ(3?歳)―アバズレ、でも孤独……。/モーゼの『十戒』の「汝姦淫するなかれ」をモチーフにした物語『デカローグ』第六話の映画版だが、エンディングがまったく違うので、是非比較されたい。[投票]
★4麦秋(1951/日)「ばく-しゅう 【麦秋】 麦の熟する頃。初夏の頃。むぎあき。むぎのあき。[季]夏。」 ―北鎌倉に二世帯で住む間宮家の、少々婚期を逃した紀子(28歳)の結婚話に、両親も兄夫婦も友人も上司も近所のおばちゃんまでもが右往左往する物語、が表向きのテーマ。小津自身は、この44作目のテーマは「輪廻」「無常」だったと後に語っている。いつもながら、今は失われた(に違いない)日本人の家、日本人の生活、日本の空気を具に感じられる作品。1951年度キネマ旬報ベストテン第一位、芸術文部大臣賞受賞。[投票(3)]
★3チューブ・テイルズ(1999/英)ロンドンの「チューブ」の愛称で知られる地下鉄を舞台に、9つのエピソードを描いたオムニバス。第一話「ミスター・クール(Mr.Cool)」第二話「好色(Horny)」第三話「グラスホッパー(Grasshopper)」第四話「パパは嘘つき(My Father,The Liar)」第五話「ボーン(Bone)」第六話「口(Mouth)」第七話「手の中の小鳥(A Bird in the Hand)」第八話「ローズバッド(Rosebud)」第九話「静かにいこう(Steal Away)」。第五話はユアン・マクレガー、第七話はジュード・ロウが監督を担当。[投票]
★5柔らかい殻(1990/英)青い空に黄金色の麦畑の映えるアイダホの田舎町。9歳になる少年セスは、近所の未亡人を吸血鬼だと信じきっていたりと、子どもならではの白昼の空想に耽る毎日。そんなある日、セスのヒーロー、帰還兵の兄が帰ってきたのだが、事もあろうか兄はその未亡人と恋に落ちてしまい、少年の妄想は暴走していく。時同じくして「黒い車」による連続誘拐殺人事件が町に起こっていた…。公開当時「ポストデビット・リンチ」と呼ばれ話題になった。[投票]
★4ドレッサー(1983/英)年老いた舞台俳優蒹座長サー(アルバート・フィニ―)は、シェイクスピア劇を上演しつつ1942年のイギリスを巡業している。彼は、何から何まで付き人(dresser)のノーマン(トム・コートネイ)に頼りきり。ノーマンは、一座を支える存在でもあり、その絶対的な尊敬と忠誠は、徹底して自己中心的なサーに向けられている。そして今日、サーに227回目の『リア王』を演じさせようと苦心惨憺するノーマンなのだが……。23ヶ国語に翻訳された、自身も付き人であったロナルド・ハーウッドの舞台劇が原作。本作で、主演二人共アカデミー賞主演男優賞候補に上がり、またコートネイはゴールデン・グローブ賞受賞、フィニーはベルリン映画祭男優賞を受賞した。[投票]
★5いまを生きる(1989/米)1959年、バーモントにある規律を重んじる厳格な全寮制の名門進学校に、卒業生でもある新任英語教師キーティング(ロビン・ウィリアムス)が赴任してきた。いきなり生徒の度肝を抜き心を掴んだ彼の授業は、進学校らしからぬ型破りなもので、詩の持つ「生きることの賛歌」の力を伝えることで、生徒の心を開いていく。やがて、彼に強い影響を受けたグループによって、キーティングがかつて学生時代に作った「死せる詩人の会」(Dead Poets Society)という同好会が復活したりと、どんどん、それまでの学校と両親の閉塞的雰囲気に押さえつけられていた少年たちの心はあらゆるベクトルに解放されていく。しかし、そこで「衝突」と「挫折」は不可避なのであった……。ウィアー監督とウィリアムスはオスカー候補になり、脚本のトム・シュルマンは見事受賞した。[投票]
★4リビング・エンド(1992/米)原色眩しいロサンゼルス。'FUCK THE WORLD'。HIVポジティヴの診断を受けた青年ジョンは、その絶望の縁をなぞるように、車を走らせていた。そこに飛び出してきたのは、殺人事件に巻き込まれた、野性的な青年ルーク。ジョンは、成り行きで彼を家に連れ帰り、互いに激しく求め合うが、あまりに反社会的なルークには付いていけないと追い出す。しかし、その魅力が忘れられないジョンの元に、またも事件を起こしたルークが助けを求めて帰ってきた…サンフランシスコへ、二人の絶望的な逃避行が始まった…。監督は日系三世で米独立系映画の鬼才グレッグ・アラキ。公開当時、ゲイ版『テルマ・アンド・ルイーズ』として話題になり、支持された。タイトルはジーザス・アンド・メリーチェインの同名曲に由来。 [投票]
★4ひなぎく(1966/チェコスロバキア)「幻の60年代、女のこ映画の決定版!ウソとバカ騒ぎとお気楽さだけの女のこ二人のハチャメチャ行状記。オシャレして、男だまして食べ放題...泣きまねして逃げちゃえ!」―パッケージより―  自由奔放な姉妹(かどうかも?)が繰り広げる無秩序で刺激的な<非日常的日常>。その世界は、青林檎、鍵、蝶の標本、ハサミ…メタファーにあふれ、実験的なカメラワークに効果音、斬新な色使い、ファッションとメイク、色ズレに光学処理、含蓄あるセリフの数々…同時代の映画作家、例えばゴダールの、先を行った女性監督ヒティロヴァの「踏みつぶされたサラダだけをかわいそうと思わない人々」に捧げられた、画期的な映画。当時の東欧では、彼女の作品は斬新すぎ、弾圧を受けて活動停止を余儀なくされた。ちなみに「ひなぎく」とはチェコの花言葉で「貞淑」...「なぜ、'愛する'という代わりに'卵'と言えないの?」[投票(5)]