| ★3 | 極道の妻たち 最後の戦い(1990/日) | 関西の広域暴力組織の中松組が跡目相続問題で分裂して5年、抗争を続けていた川越会は疲弊し抗争終結を模索していた。だが、そんな川越会にあって夫の組長(小林稔侍)が服役中の瀬上組の姐芙有(岩下志麻)だけが強硬策を主張する。そんな折、かつて中松組に夫を射殺された夏見(かたせ梨乃)という女が現れる。女ながらに兄弟分の盃を交わした芙有と夏見。見かけは終結したと思われていた抗争だったが中松組の政略によって燻ぶっていた火種がはじけようとしていた。シリーズ第4作目にあたり、第1作目主演の岩下志麻のシリーズ復帰作。<東映京都/116分/カラーワイド> | [投票] |
| ★4 | 三人の博徒(1967/日) | 昭和初頭の横浜、一宿一飯の義理から対立する組長を斬った大島(鶴田浩二)は網走刑務所で4年の刑期を勤めた。刑務所内で仇であった杉山(待田京介)と兄弟分の契りを交わした二人が横浜に帰ると、待っているはずの大島の妻と子供はマカオに女郎として売り飛ばされていたのだった。マカオに乗り込んだ二人が見たのは共通の仇である小泉兄弟の横暴に泣く日本人会の人々の姿であった。だが、義憤に立つ決心をした二人の前に立ちはだかったのは杉山のかつての兄弟分の長野(池部良)だった。病に冒された彼もまた義理に縛られながらも大島に惹かれていくのだが・・・<東映京都/86分/カラーワイド> | [投票] |
| ★3 | 続 夜の大捜査線(1970/米) | アパートの一室で売春婦が殺された。サンフランシスコ市警殺人課のティッブス(シドニー・ポワチエ)が捜査に駆り出されるが、容疑者は市の浄化をスローガンに選挙戦を闘っているシャープ牧師(マーティン・ランドー)だった。そしてまたティッブスと彼とは長年の友人でもあったのだ。捜査線上に次々と現れる容疑者たち。だが、ティッブスの意に反しシャープ牧師の容疑は深まっていく。私情と職務に悩むティッブスだったが・・・アカデミー賞を総舐めした『夜の大捜査線』の続編で、本作もまたクインシー・ジョーンズの音楽が夜の街を切り取っている。<108分/カラー> | [投票] |
| ★2 | 海へ See You(1988/日) | パリ・ダカール・ラリーに4台の三菱パジェロで砂漠に挑むチーム「DANKAI」に、スポンサーからCMキャラクターの吉井をメンバーに加えろとの至上命令が下る。お荷物に頭を抱えるチームは伝説のメカニック本間(高倉健)をサポートに指名した。ぎくしゃくするチーム事情だがラリーはスタートする。ラリーには本間の前妻で奔放なケイ(いしだあゆみ)も新しい夫と共に参加していた。交錯する想い。だが、本間の駆るサポート車に日本から吉井の後を追って大スター夕子(桜田淳子)が密かに乗り込んでいるのが判明したことから大騒動になる。原案はジョゼ・ジョバンニの「砂の冒険者」<東宝/174分/カラービスタ> | [投票] |
| ★3 | 現代任侠道 兄弟分(1970/日) | 赤線の灯が消えた新宿、竜崎組の竜崎(渡辺文雄)が引退宣言をするも、引退は表向きだけで外から組を操るためのものだった。その為、後継は仁義に拘り人望ある五十嵐(菅原文太)ではなかった。そんな折、藤上(待田京介)という男が関西から流れて竜崎組に草鞋を脱ぐ。五十嵐に惹かれた藤上だったが、竜崎は五十嵐を始末しろと命じたのだった。この一件で親分である竜崎に切りつけた五十嵐は一年余服役するが、その間に藤上を先頭にした竜崎組は破竹の勢いで勢力を拡大していった。そして出所した五十嵐を待っていたのは過酷な運命と凄絶な闘いであった。<東映東京/89分/カラーワイド> | [投票] |
| ★1 | 女番長ブルース 牝蜂の逆襲(1971/日) | 恐喝・美人局・万引き、女番長玲子(池玲子)を団長とするスケバングループ「アテネ団」に対し、バイクを乗り回す暴走族やらヤクザ秋元組へ昇格を願う愚連隊予備軍が玲子の周囲で蠢く中、秋元組の覚せい剤密造に絡む事件が発生する。ヤクザに利用され捨てられる若者たち、そんな組のやり方に不満を持つムショ帰りの男(天知茂)。エロ・バイオレンス・アクション・コメディ・任侠!とあらゆる要素を詰め込んだ東映ピンキーバイオレンスのシリーズ第1作。<東映京都/86分/カラーワイド> | [投票] |
| ★3 | 海軍(1963/日) | 鹿児島の米屋の末っ子に生まれた谷(北大路欣也)と裕福な家庭に育った牟田口(千葉真一)は固い友情で結ばれていた。熱烈な海軍志望の牟田口の影響で谷も海軍兵学校を受験し難関を突破するも、肝心の谷は乱視の為に海軍軍人を断念せざるを得なかった。複雑なふたりを見守る牟田口の妹エダ(三田佳子)の心は次第に谷に惹かれていった。やがて卒業し中尉となった谷に心を打ち明けるエダだったが、谷はそれを受け入れることはしなかった。谷が従事していたのはハワイの真珠湾へ潜入する特殊潜航艇の訓練だったのだ。そして運命の12月8日がやってきた・・<東映東京/100分/白黒シネマスコープ> | [投票] |
| ★3 | 殴り込み艦隊(1960/日) | 昭和17年、実戦知らずの石山中尉(高倉健)が一本気な性格の為か戦艦大和から駆逐艦「黒雲」の機関長付きとして転任させられてきた。軍規などどこ吹く風の「黒雲」に戸惑う石山だったが、自らを「黒雲一家」と称し、いざ戦闘となるや形相を一変させる剛田艦長率いる乗員たちの心意気に次第に惹かれていった。ラバウル・レイテ湾突入を経て成長していく石山。だが戦局は悪化し、大和を旗艦とする沖縄特攻作戦が発動される。呉の母港に愛する芸者を残し「黒雲」は出撃していった・・・助監督には監督デビュー直前の深作欣二の名がある。<東映東京/90分/白黒東映スコープ> | [投票] |
| ★3 | 南太平洋波高し(1962/日) | 九州三楯の海軍航空基地、特攻出撃しながらエンジン不調で3度目の帰還した予備士官上がりの三好少尉(梅宮辰夫)は卑怯者呼ばわりする声にも耳をかさない。犬死だけはしたくないという三好の考えに兵学校出の結城少尉(千葉真一)は激怒する。そんな或る日、三楯の基地を空襲され指揮官の大国少佐(鶴田浩二)と共に迎撃戦に飛び立った二人は誤解を解く。一方、三好の同期の陶山少尉(水木襄)は近藤艦長(高倉健)の下、回天乗組員としてマリアナ沖で出撃の機を失い、母港にて再出撃を待っていた。そんな彼等に海空両面の沖縄特攻作戦が命令された・・・<東映東京 /92分/白黒シネマスコープ> | [投票] |
| ★3 | 大奥(2006/日) | 時は幼少の7代将軍家継の時代、中奥で実権力を握る摂政の間部(及川光博)と老中たちの確執は、間部と将軍生母の月光院(井川遥)の密通疑惑を発端に大奥にも飛び火し、月光院派の大奥総取締役江島(仲間由紀恵)を失脚さす為に天英院(高島礼子)が江島に対し陰湿な罠を仕掛けた。歌舞伎役者生島(西島秀俊)を江島に近づけ不義密通の罪を着せるとともに、間部・月光院の密通を白日の下にさらすというものだった。だが江戸の大火は運命を狂わせていった。<東映/126分/カラー> | [投票] |
| ★3 | 大奥絵巻(1968/日) | 寛政2年、11代将軍家斉(田村高廣)の時代。野心家の若年寄浅岡(淡島千景)の妹お阿紀(佐久間良子)が大奥に上がり、家斉の寵愛を一身に受け、浅岡もまた大年寄に昇進した。そのあまりの寵愛振りと浅岡の権勢に家斉の正室(桜町弘子)をはじめとする反体制派との確執は常軌を逸し、互いに罠を仕掛け合い、浅岡の末妹お町(大原麗子)もまたその謀議に巻き込まれていく。大奥で図らずも敵味方となった三姉妹。果て無き争いは死者まで続出する騒ぎに至ることになる・・<東映京都/96分/カラーワイド> | [投票] |
| ★3 | 戦国無頼(1952/日) | 天正元年、信長に包囲された小谷城が落城した。疾風之介(三船敏郎)は愛する加乃を十郎太(三國連太郎)に託し、弥平次(市川段四郎)とともに斬りこんでいった。落ち延びた疾風之介は盗賊の一団に助けられるが加乃を探し逃走する。疾風之介を慕う頭領の娘おりょう(山口淑子)。十郎太は敵方の織田に仕官し、弥平次は海賊の首領になっていた。ふたりの男と疾風之介を慕い探すふたりの女。各地で参戦し豪の者として名をはせた疾風之介の噂を聞いた4人は丹波の八神城を目指したが・・・稲垣浩・黒澤明共同脚本<東宝/135分/白黒> | [投票] |
| ★4 | 続 大奥(秘)物語(1967/日) | 天明六年、十代将軍家治の夜伽の相手におちさ(小川知子)が選ばれ「お手付中臈」となった。おちさが将軍の寵愛を受けた為、腹違いの姉おしの(桜町弘子)は家臣の遠藤に拝領妻として払い下げられる。だが、将軍家治が急死したことでお手付中臈の女たちは比丘尼屋敷に幽閉され、一生将軍の位牌を守って生きていくことを余儀なくされる。ある者は発狂し、またある者は男と密通を重ね殺された。姉の夫・遠藤と知り合ったおちさもまた密通を重ねたが、姉のしるところとなり、世間を揺るがす大事件に発展していった。<東映/95分/カラーワイド> | [投票] |
| ★4 | 博奕打ち(1967/日) | 昭和初期の大阪、博徒海津銀次郎(鶴田浩二)と弟分の花沢(待田京介)に女郎屋の主人新吉(山城新伍)が泣きついてきた。明後日に迫った博打の借金を黒田一家(河津清三郎)に返さないと店を取られてしまうという。成り行きで一肌脱ぐことになった銀次郎は賭場で大金を稼ぎ新吉に渡すが、新吉は事もあろうにその金をまたしても博打につぎ込み店を失い、さらに女房まで自殺してしまう。引き下がれない新吉と花沢は銀次郎に無断で黒田一家の賭場でイカサマの大勝負を挑むが・・・<東映京都/90分/カラーワイド> | [投票] |
| ★3 | 消えた中隊(1955/日) | 昭和16年6月、黒竜江を挟みソ連軍と対峙する関東軍の国境監視部隊に士官学校出の香川大尉(辰巳柳太郎)が着任する。地元民と交流する中隊に対し、規律正しさを好む香川は厳しい訓練を課し鍛えあげようとした。ある日、香川は軍上層部の密談を偶然耳にしてしまった。それは対ソ開戦を促す為にソ連に対し謀略を仕掛けようというものだった。一味に加えられる香川。そんな時偶発的に国境を挟んで発砲事件が起き、これを好機として作戦が発動されるのだが・・・黒澤明と菊島隆三による共同脚本<日活/94分/白黒> | [投票] |
| ★4 | 日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里(1957/日) | 明治38年、旅順要塞をようやく陥落させた日本軍だったが、その結果兵力も物資も底を尽きこれ以上戦争を遂行する国力は無かった。満州の雪原に大挙終結するロシア軍大部隊を前にし、最後となるであろう一大会戦を決意する首脳部だがその決戦の地が鉄嶺か奉天か判然しなかった。そして建川中尉(菅原謙二)以下五名の騎兵斥候隊が敵中深く潜入する密命を与えられた。たったひとりでも良いから国運を左右する決戦の地の情報を伝えに戻れば良いという過酷な命令であった・・・敵は露軍のみならず馬賊そして雪!<大映東京/83分/白黒大映スコープ> | [投票] |
| ★3 | 忍者部隊月光(1964/日) | 原水爆を上回る新型爆弾と開発者の博士が秘密結社ブラック団に奪われ拉致された。ブラック団は世界各地の大都市へのミサイル攻撃を示唆し、さらに世界連合事務総長の乗った飛行機を撃墜する。ここに至り、曙機関の命を受けた忍者部隊が出動しブラック団のアジト急襲作戦が開始された。部隊は月光(水木襄)を部隊長とし新月・月輪・名月・三日月等、「月」のコードネームを持つ精鋭たちであり、旧海軍落下傘部隊のヘルメットに革スーツ、背中に日本刀を背負い忍術を駆使して闘う特殊部隊であった。1964年から66年にかけてTV放映された作品の劇場公開版。<東映東京/78分/白黒シネマスコープ> | [投票] |
| ★3 | アジアンタムブルー(2006/日) | 成人雑誌の編集者山崎(阿部寛)は空っぽな毎日を惰性で生きている。エロ写真の撮影・友人の妻との不倫・・そんなある日、新進のカメラマン葉子(松下奈緒)と出会う。水溜りの写真ばかりを好んで撮る葉子、繊細な観葉植物アジアンタムを可愛がる葉子。山崎は次第に彼女に惹かれ同棲するようになった。しかし、そんな幸せな日々の影で葉子の身体は静かに病魔に蝕まれていた。余命3週間。大崎善生の同名小説を映画化。<角川/110分/カラービスタ> [more] | [投票(1)] |
| ★2 | 桜の樹の下で(1989/日) | 京都の老舗料亭の女将菊乃(岩下志麻)は出版社社長の遊佐(津川雅彦)と男女の関係にあり、遊佐の支援で東京への出店を計画していた。春、大学を卒業したばかりの菊乃の娘・涼子(七瀬なつみ)が女将修行をする内に遊佐と関係を持ってしまう。遊佐と娘の関係に気づいた菊乃は苦悩する。母と娘、女と女。「桜の樹の下には屍体が埋められており、狂い咲きする」そんな言い伝えのある桜の季節がまたやって来た。原作は渡辺淳一の新聞連載小説<東映東京/109分/カラーワイド> | [投票] |
| ★3 | 無頼漢仁義(1965/日) | ダム建設の為の道路工事を請け負う陣内組に流れ者の牧(高松英郎)がやって来る。だが現場は利権を狙う大鹿組の工事妨害で混乱していた。喧嘩早い牧だったが忍耐強い現場主任の稲村(鶴田浩二)の男気に惚れてしまう。そんな折、社長の跡取り息子の壮一(千葉真一)が監督として乗り込んで来たが、青臭いインテリの壮一は大鹿組の巧妙な罠に嵌まり陣内組は窮地に立たせられ、無謀な突貫工事を余儀なくさせられる。昼夜を惜しまず働く稲村だったが、大鹿の嫌がらせは遂に死者をも出す事態に発展していった。<東映東京/90分/カラーシネマスコープ> | [投票] |