★4 | 成功の甘き香り(1957/米) | 三流プレス・エージェントのファルコ(トニー・カーティス)は、ブロードウェイで大きな影響力を持つコラムニスト・ハンセカー(バート・ランカスター)に取り入るために、彼の可愛い妹スーザン(スーザン・ハリソン)が新進のミュージシャンと付き合っているというネタを持参する。気にくわないハンセカーは、ファルコを使って彼らの仲を引き裂こうと画策する・・・。(96分) [more] | [投票(1)] |
★4 | 我が道を往く(1944/米) | ニューヨークの下町にあるセント・ドミニク教会。フィッギボン老神父(バリー・フィッツジェラルド)が治めるこの教会の経営状態は赤字で火の車であった。教会再建のために若いオマリー神父(ビング・クロスビー)が赴任してくる・・・。1944年度アカデミー作品・監督・主演男雄・助演男優・脚本など主要7部門を受賞。日本でも1946年度キネマ旬報洋画部門第一位に選ばれる程、人気の高い作品。(130分) | [投票(1)] |
★4 | 真夜中の刑事 PYTHON357(1976/仏) | 拳銃Python 357だけが友達のような孤独な部長刑事フェロー(イブ・モンタン)は、ある事件を通じて女カメラマンのシルビア(ステファニア・サンドレッリ)と知り合い恋に落ちる。しかし彼女はガネイ署長(フランソワ・ペリエ)の愛人だった。そうとは知らない二人の男。別れ話がこじれたガネイは彼女を殺してしまう。その捜査を担当することとなったのはフェロー。しかし、出てくる証拠は全てフェローを犯人に仕立て上げていく・・・。(118分) | [投票(1)] |
★4 | 荒野の決闘(1946/米) | 映画史上最も有名な西部劇の一本。ワイアット(ヘンリー・フォンダ)らワープ兄弟は、メキシコからカリフォルニアへ牛を運んでいた。彼らがトゥームストーンに寄っている間、見張り役の末弟が牛泥棒に殺される。その犯人がクライトン一家とにらんだワイアットは、保安官となってトゥームストーンに留まる。町で賭博師ドク・ホリデイ(ビクター・マチュア)と彼に恋する酒場女チワワ(リンダ・ダーネル)と知り合い、ドクとは友情らしきものが芽生える。そんな中、東部からクレメンタインという名の美しい婦人がドクを追ってやって来た・・・。(97分) | [投票(1)] |
★4 | トプカピ(1964/米) | 60年代数多く作られた泥棒映画の中でも傑作の一本。イスタンプールのトプカピ王宮博物館に陳列されているエメラルドの宝剣に魅了された女盗賊(メリナ・メルクーリ)はパリに住む恋人の天才的泥棒(マクシミリアン・シェル)に相談。彼は発明家、アクロバット芸人、力自慢の大男といった特異な面々を集めて前代未聞の計画を練る。ドジな観光ガイド(ピーター・ユスティノフ)も巻き込んで奇想天外な計画が実行された・・・。ピーター・ユスティノフがアカデミー助演男優賞を受賞。(120分) | [投票(1)] |
★4 | 天国への階段(1946/英) | 撃墜されて死んだはずの英国パイロット(デビッド・ニーブン)は天国の間違いで何故か生きて戻ってくる。天国の番人が収容しようとする間に地上の世界で恋に落ちた彼は、天国に陳情を願い出て裁判を受けることに・・・。地上はカラー、天国はモノクロに色分けされた独創的なアイデアが話題を呼んだファンタジー映画。(104分) | [投票(1)] |
★4 | 墓石と決闘(1967/米) | 『OK牧場の決斗』(1957/米)の後日譚。ワイアット・アープ(ジェームズ・ガーナー)は親友ドク・ホリディ(ジェーソン・ロバーズ)と共にクライトン一家を決闘で倒した。しかし生き残ったアイク・クライトン(ロバート・ライアン)はガンマン達を雇って、アープの弟達を襲わせる。怒りに燃えるアープは、ガンマン達を追ううちに保安官としての高い志を失い、復讐の鬼と化していく・・・。(101分) | [投票(1)] |
★4 | 三人の妻への手紙(1949/米) | ニューヨーク近郊に暮らす3人の妻(ジーン・クレイン、アン・サザーン、リンダ・ダーネル)の元に、共通の友人テディ・ロスから手紙が届く。今夜、三人の夫(ジェフリー・リーン、カーク・ダグラス、ポール・ダグラス)のうちの一人と駆け落ちするという内容。三人はそれぞれ夫婦仲に問題を抱えていて、不安は募る。今晩の集いに来ない夫はいったい誰なのか?アカデミー監督賞受賞作品。(103分) | [投票(1)] |
★4 | 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は(2024/日) | 小西徹(萩原利久)は文学部2年の大学生。周囲に上手く馴染めず、また身内の不幸も重なった彼は引き籠り気味だったが、日傘を防御ツールに久方ぶりに大学に通学した。「久しぶりやねっ!」似非関西弁の山根は唯1人の親友だ。 小西徹は銭湯掃除のアルバイトも再開する。バイト仲間の女学生さっちゃん(伊東蒼)も彼のバイト復帰を喜んでくれた。そんなある日の大学講義で、授業終了と同時に一人颯爽と教室を飛び出す、お団子頭の女学生・桜田花(河合優実)に小西は心惹かれるのだった・・・。人気お笑いコンビ、ジャルジャル福徳秀介の小説家デビュー作を大九明子監督で映画化。(127分) | [投票] |
★4 | 十一人の賊軍(2024/日) | 1868年に起こった戊辰戦争。新政府軍は、北越地方攻略には物流港がある新発田藩が鍵とにらみ、新発田藩の寝返りを画策して進軍させていた。一方で、新発田藩の煮え切らぬ態度に業を煮やした周辺諸藩の旧幕府同盟は、同盟軍を率いて新発田藩に内城して参戦を迫ってきた。このままでは新発田藩内で両軍が鉢合わせ激突することを危惧した新発田藩家老、溝口(阿部サダヲ)は同盟軍を説得し城内から立ち去らせるまでの間は新政府軍を足止めするため、同盟軍に偽装した決死隊を藩境界境の砦に送り込む。決死隊に選抜されたのは、これに成功すれば無罪釈放と言われた政(山田孝之)たち9名の罪人たちと、溝口の命で任務を任された剣の使い手、鷲尾(仲野太賀)たちだった。 [more] | [投票] |
★4 | 笑いのカイブツ(2023/日) | 「オードリーのオールナイトニッポン」を始めとした深夜ラジオ人気番組で「伝説のハガキ職人」として名を轟かし、オードリー若林に見出されてチーム構成作家の見習いに起用されたものの、その「人間関係不得意」な性格が故に他者との衝突や挫折を繰り返したツチヤタカユキ。そのツチヤが自身の半生を書いた私小説を映画化。なお作品中、モデルとなったオードリーはベーコンズと名前を変えて描かれている。(116分) | [投票] |
★4 | デッドラインU.S.A.(1952/米) | 大手新聞社「ザ・デイ」。今日もデッドライン(原稿記事の締め切り)に追われる記者たちの元に突如、創業者遺族の意向で「ザ・デイ」がライバル新聞社へ売却されるという一報が届く。そのニュースに動揺もしくは意気消沈する記者たち。そんな中、暗黒街を牛耳るリエンツィの不正を探っていた記者が何者かに暴行されて重傷を負う。編集長ハッチソン(ハンフリー・ボガート)は新聞社「ザ・デイ」の名に懸けて、リエンツィに徹底抗戦を開始するのだった・・・(87分・白黒) | [投票] |
★4 | 重役室(1954/米) | 大手家具メーカーのワンマン経営者ブラードが出張先で急死した。創業者一族でブラードの恋人でもあった大株主ジュリア( バーバラ・スタンウィック)は悲嘆にくれる。社外取締役のジョージ(ルイス・カルハーン)は経営者急死で市場が動揺すると見越し、密かにインサイダー株取引での一儲けを企む。財務・IR担当役員のショウ(フレドリック・マーチ)は株価対策の手を打つと共に、社長のイスを狙い、早くも票集めに動き出す。徹底したコストカッターであるショウの社長就任を阻止したい開発担当役員のドン(ウィリアム・ホールデン)とオルダースン(ウォルター・ピジョン)はそれを阻止しようと対抗馬擁立を図る。それぞれの思惑の行方は?(104分・白黒) | [投票] |
★4 | コネクション マフィアたちの法廷(2006/米=独) | ニュージャージー州に活動拠点を置くマフィア組織のルッケーゼ一家。1987年、連邦検察はRICO法(組織犯罪対策法)を適用し、その一家のメンバーである20名を76件の容疑で一挙に起訴する。その一家の構成員であり、既に服役中だったジャッキー・ディノーシオ(ヴィン・ディーゼル)は、連邦検察から刑期短縮を条件に検察に有利な証言をする司法取引を持ちかけられるが、これを断固拒否。そして被告人の一人でありながら、弁護人を雇わずに自己弁護をうってでる・・・。アメリカ史上最長21ケ月にも及ぶ裁判劇の実話を、NY派の巨匠シドニー・ルメットが映像化。(124分) | [投票] |
★4 | 電撃脱走 地獄のターゲット(1972/英) | 長期刑の囚人ハリー(オリヴァー・リード)は、久々に面会に来た妻パット(ジル・セント・ジョン)から男が出来たので別れたいと一方的に告げられ怒り狂う。復讐を誓ったハリーは、仲間バーディー( イアン・マクシェーン)達の助けを借りて脱獄に成功する。シャバでの目的はただ一つ、自分を裏切った愛する妻を始末すること・・・。(93分) | [投票] |
★4 | 暁の出撃(1955/英) | 1942年の春、ヴィッカース社の技術者ウォリス(マイケル・レッドグレイヴ)は、イギリス政府からドイツ軍需工場が集結するルール工業地帯周辺のダムを決壊させて、周辺工場を操業不能にする計画立案と爆弾開発を依頼されていた。ウォリスが考え出した作戦は、軽石投げの如く特殊な爆弾を川面を跳ねさせながらダムの防壁にぶつけるという前代未聞の作戦だった。紆余曲折を経て作戦実行は政府に承認され、ギブソン中佐(リチャード・トッド )を指揮官とする第617飛行中隊が結成されるのだった・・・。第2次大戦の空爆作戦で、連合軍に多大な戦果をもたらしたことで知られるチャスタイズ作戦を映画化。(124分) | [投票] |
★4 | ガラスの鍵(1942/米) | エド・ボーモン(アラン・ラッド)は親友である有力政治家ポール(ブライアン・ドンレヴィ)の片腕として働いていた。ポールはジャネット(ヴェロニカ・レイク)という美女に惹かれ、彼女の父親であるヘンリー議員の知事選に協力するが、そのことで街を牛耳るギャングのボス、ニック・ヴェルマと対立することになる。その一方、ポールの妹オパールは、ジャネットの不貞の兄テイラーと付き合っていた。テイラーの素行を嫌うポールは、妹と別れさせるためにヘンリー宅に出かけた夜、テイラーが死体で発見される。これを好機とばかりにポールを貶めようと画策するヴェルマ一味。そんな中、エドが取った驚くべき行動は・・・。 [more] | [投票] |
★4 | 影なき殺人(1947/米) | コネチカット州のとある町。市民から敬愛されていた神父が、路上で突然射殺されるというショッキングな事件が発生した。地方検事ヘンリー・ハーヴィー(ダナ・アンドリュース)と警察署長ロビンソン(リー・J・コッブ )には、マスコミや議会から早く犯人を捕まえるよう連日の圧力がかかる。そんな中、重要参考人として、拳銃所持の放浪者ワルドロン(アーサー・ケネディ)が検挙された。“神父の仇討ち”を望む世論の声に焦る警察は、執拗な取調べを行いワルドロンから自白を引き出す。しかしヘンリー検事は、この容疑者を起訴することに疑問を覚え悩むのだった・・・。実話を基にした、セミ・ドキュメンタリー・ドラマ。(モノクロ/88分) [more] | [投票] |
★4 | 空中大脱走(1971/米) | 第二次大戦最中のドイツ占領下フランス。核物理学者ブレビック(ルネ・オーベルジョノワ)は、その素性を知られることなくドイツ軍の捕虜となっていた。米国空軍少佐クック(ダグ・マクルーア)の任務は、ブレビックを無事に米国まで亡命させることだった。だが、作戦は失敗に終わり、2人は共にアルプス山脈にある城塞ベクスタットに身柄を移される。そこは、断崖絶壁に囲まれて脱出不可能といわれる捕虜収容所だった。ゲシュタボにブレビックの素性を嗅ぎつかれる前に、なんとしても彼を脱出させなければならない!そこでクックは、城塞の真上を吹く強い上昇気流に乗って、空を飛んで逃げるという奇想天外な脱走計画を思い立つのだった・・・。(96分) | [投票] |
★4 | 裏切り鬼軍曹(1968/米) | 1951年。朝鮮戦争でスパイ嫌疑をかけられたポール・ライカー軍曹(リー・マービン)は、無実の証明ができずに軍事裁判で極刑判決を受けた。ヤング大尉(ブラッドフォード・ディルマン)は検事としてライカーを有罪に追い詰めたが、今回の裁判の手続きに対して疑問を抱く。ライカーの妻であるアン(ベラ・マイルズ)からも助けを請われたヤングは、今度はライカー側弁護人として再審を行うよう軍部に働きかける。しかし、再審が行われることで、戦況下における軍隊の威信が揺らぐことを恐れる上層部からは圧力がかかるのだった・・・。(86分) | [投票] |