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水那岐さんのあらすじ: 投票数順

★1牛の鈴音(2008/韓国)韓国のある小さな農村。ここに住む足を痛めた老人チェ・ウォンギュンは、数十年一緒に作業をしながらもじっとついてきてくれる、一頭の牛と今日も田畑に出かける。爺さんと連れ添ってきた老婆イ・サムスンは、牛のことばかり考えて自分の苦労を省みようとしない彼に愚痴をこぼし続ける毎日だ。農薬を使えば雑草は覿面に退けられるのに、牛の口に毒だからと使わせない爺さん。稲刈りや脱穀も機械を使ったほうがずっと効率的なのに、無駄が多いと手作業を続ける爺さん…。だが流石に牛も自由が利かなくなってきたのを見て、売るしかないと理解した爺さんだった。しかし…。韓国で驚異的ヒットを記録したドキュメンタリー。〔78分/カラー/HD〕[投票]
★4哀しみのベラドンナ(1973/日)中世フランス。ジャン(伊藤孝雄)とジャンヌ(長山藍子)は幸福な恋人同士として結ばれたが、邪悪な領主(高橋昌也)によって重税の代わりにジャンヌは慰み者として犯されてしまう。夫との関係も冷え、絶望のどん底に落ちたジャンヌは悪魔(仲代達矢)に出会い、ジャンの幸福と引き換えに肉体を差し出し、一時の平穏を得る。だがそれは悪魔の遠大な罠であり、ジャンヌは総てを剥ぎ取られ、失って悪魔に魂を売り、魔女へと変貌するのであった。「悪いことがしたい…悪いことなら何でも」…イラストレーター深井国の耽美的な画風を全面に押し出した、虫プロの「アニメラマ」シリーズ最終作。〔89分/カラー/スタンダード〕[投票]
★4剣侠江戸紫(1954/日)本庄助太夫の仇として若武者・白井権八(大谷友右衛門)を付け狙う息子達に、彼は武士の面体を傷つけた父親への報いと申し立てた。その場を切り抜けた権八は、夜の街道で盗賊団に襲われるも、町奴を束ねる幡随院長兵衛(大河内伝次郎)に救われ、彼の家に匿ってもらう。その頃本田家の槍行列を前に、旗本・水野十郎左衛門(嵐寛寿郎)は跨った馬で奴達を蹴散らし、侍達の溜飲を下げていた。本田家に恩がある長兵衛は、奴達が喧嘩を買おうとするのを固く戒め続けた。彼は江戸の秩序を奴と旗本の混戦で乱したくなかったのだ。一方権八は、花魁・小紫(山根寿子)を見初め、彼女と深い仲になってゆく。〔113分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★3NINE(2009/米)猟色家としても知られていた映画監督グイド(ダニエル・デイ・ルイス)が新作「イタリア」の制作を発表しながら、その撮影が遅々として進まないことでマスコミは痺れを切らしていた。衣装担当のリリー(ジュディ・デンチ)の機転でグイドは記者会見を潜り抜け、隠れて海辺のホテルに妻ルイザ(マリオン・コティヤール)を呼び寄せ、慰めを得ようとする。ところがそこにいることを聞きつけた愛人カルラ(ペネロペ・クルス)が現われ、彼の愛撫を求める。彼女をはねつけながらも、ルイザに女の匂いを嗅ぎつけられたグイドは別れを切り出される。幻想の中に母(ソフィア・ローレン)の救いを求めることしか出来ないグイドだった。〔118分/カラー/スコープ〕[投票]
★5機動戦士ガンダムUC episode1 ユニコーンの日(2010/日)宇宙世紀0096。「シャアの反乱」を経て、地球圏は束の間の平和を享受するかに見えたが、腐敗から抜け切れない官僚政治のなかで、再び改革者を求める気運は高まっていた。その中で、工業学生バナージ・リンクス(内山昂輝)はひとりの少女がコロニー内を落下するのを見る。バナージの手で救い出された少女はオードリー・バーン(藤村歩)と名乗り、これから「戦争を止める」ためにある人物を訪ねることを告白する。その人物とはカーディアス・ビスト(菅生隆之)、世界を改変する鍵となる「ラプラスの箱」を所有する人物だった。それを受け取ろうとするネオジオン残党と連邦軍は抗争を繰り広げ、それはコロニーを巻き込んでゆく。〔58分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3青春大全集(1970/日)保(松橋登)と律子(吉永小百合)は22歳のプラトニックな恋人同士。でも、どうしても最後の一線を越えることができずにいた。そんなふたりが、孤児院から脱走してきた直人少年(梶正昭)と出会ったことから騒動に巻き込まれ、思いがけず相手を理解しあうきっかけとなる。しかし保の優柔不断さが律子を怒らせ、彼女は戯れに受けた見合いの相手、教師の吾郎(竹脇無我)との仲を見せつけるのだった。保と律子の仲を充分知り尽くしている律子の父(三木のり平)は、それを不安げに見守るだけだった。そして保は、衝動的にバンド仲間の女性作詞家(司美智子)との情事に走ってしまう。〔86分/カラー/スコープ〕[投票]
★1時をかける少女(2010/日)かつて「時をかけた少女」であった芳山和子(安田成美)は、青春の一時期に出会った人の面影を求め、大学の薬学部でタイムリープを可能とする薬品を密かに研究していた。その娘あかり(仲里依紗)が大学に合格したその日、和子は交通事故に遭ってしまう。和子が混濁する意識の中、会いたいと願う深町一夫(石丸幹二)へあてた伝言を携えて、あかりは母の調合した薬品でタイムリープする。ところが生来のおっちょこちょいさが災いして、あかりは深町が消えた二年後に跳んでしまう。そこで出会った映画マニアの青年、涼太(中尾明慶)の力を借り、過去の時代で深町を探すあかり。その心は次第に涼太に傾いてゆく。〔122分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2クローンは故郷をめざす(2008/日)宇宙飛行士の耕平(及川光博)は、幼時に弟を見殺しにしてしまった過去を持っていた。彼はクローン研究所所長(嶋田久作)の勧めで、宇宙に立つ前にクローン体を作ることを承諾する。そして彼は仕組まれた事故で宇宙で消息を絶ち、妻(永作博美)には記憶すら違わぬ耕平のクローンの帰還が告げられるが、彼女は欺瞞だと撥ねつけるのだった。その一方でクローンは記憶退行を起こし、少年期を送った故郷へと旅立つ。それは本体とクローン体の「共鳴」ゆえに他ならなかった。彼は宇宙服の「弟」をおぶり、故郷の川辺を徘徊する。母(石田えり)の面影を求めて。〔110分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3ホッタラケの島 遥と魔法の鏡(2009/日)幼時に母親(戸田菜穂)を失った少女・遥(綾瀬はるか)は、父親(大森南朋)との暮らしに飽き始めていた。ある日彼女は、母親の形見の手鏡をなくしたことを思い出し、稲荷神社に返してくれるよう願いにゆく。その時、子供が忘れていったゴム動力の飛行機を引っ張る謎の力を目撃した遥は、それを追って裏の森にある泉から異世界へと引っ張り込まれる。飛行機を持っていったテオ(沢城みゆき)たちの世界…それは、人間のほったらかしにしたもの達「ホッタラケ」によって出来上がった島だった。相棒になったテオと鏡を探す遥は、それが男爵(家弓家正)の持ち物になっていることを知る。〔98分/カラー/ヴィスタ〕 [投票]
★4海の沈黙(1947/仏)1941年。ドイツ占領下のフランスの片田舎。ここにある老人(ジャン・マリ・ロバン)と姪(ニコル・ステファーヌ)がひっそりと暮らす屋敷に、ドイツ軍将校ヴェルナー(ハワード・ヴァーノン)がやって来て滞在の許しを得る。ヴェルナーは慎み深く礼節をわきまえた軍人であり、夜も更けたコーヒータイムにのみ主人達の集う居間を訪れ、ここにやって来たいわれを語るのだった。彼は祖国を愛するとともにフランスの文化に憧れ、二つの国の理想的な結合が幸せな結果を生むと説くが、老人と姪はそこに誰もいないかのように押し黙る。幾許かの時が流れ、ヴェルナーは夢見たパリに向かうが、帰って来た彼の表情は何故か沈んでいた。〔86分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★3パレード(2010/日)都内の2LDKマンションの一室。ここに先輩の恋人に恋をした大学生・良介(小出恵介)、スターと秘密で交際し続ける琴美(貫地谷しほり)、酒に溺れるイラストレーター・未来(香里奈)、そして健康に気を使う敏腕宣伝マン・直輝(藤原竜也)は同居している。皆の同居生活はチャットのようなものであり、居たければ楽しんで暮らしてゆけばいいし、居辛くなったら出てゆけばいい「表面的な」関係であった。ここに突然異物として、年若い男娼サトル(林遣都)が加わる。それは一見何の変哲もない仲間入りであったが、この出来事を境に他人同士の結ばれたコミュニティは姿を変えてゆく。〔118分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★5恋するベーカリー(2009/米)ニューヨーク・タイムスで絶賛されたベーカリーを経営するジェーン(メリル・ストリープ)は、先夫ジェイク(アレック・ボールドウィン)との間に3人の姉弟を作り離婚したが、末っ子の大学卒業祝いに出かけ、そこで新婦アグネス(レイク・ベル)と暮らすジェイクに出くわす。今もなお心中憎からず思っていた二人は、焼けぼっくいに火がついて情事を重ねてしまう。一方新居設計をジェーンから任された建築家、アダム(スティーブ・マーティン)の誠実さにも惹かれるジェーンは、思いがけず四角関係の渦中に自ら迷い込むことに。大人同士の恋愛模様は、子供たちにもやがて知られてしまい、ジェーンは母親として結論を出さざるを得なくなる。〔120分/カラー〕[投票]
★2食堂かたつむり(2010/日)大好きなおばあちゃんに料理を習い、恋人とともに食堂を開こうと懸命だった倫子(柴咲コウ)は、恋人に騙されて声を失ってしまい、身一つで故郷に帰って来た。男たちに囲まれての奔放な生活を送る母・ルリコ(余貴美子)は、帰った倫子を馬鹿な娘と呼び、物置を改造して食堂を開きたいとの倫子の願いに、曖昧な許しを与えるのみだった。村では小さいときからの顔なじみだった熊さん(ブラザー・トム)の協力で店の格好を整えた倫子は、早速彼をお客に招待する。倫子なりの隠し味を利かせたカレーを食べた熊さんは、あまりの幸福感に涙ぐみすらする。倫子の料理には人を幸福にする魔法が秘められていたのだ。〔119分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4抱擁のかけら(2009/スペイン)盲目の脚本家ハリー・ケイン(ルイス・オマール)は、かねてよりの知人である実業家エルネスト・マルテル(ホセ・ルイス・ゴメス)の死去の報せを受ける。出来ることならば記憶から抹消したかったその名を聞くとともに、ケインはマルテルの息子ライ・X(ルベーン・オチャンディアーノ)より脚本の仕事を依頼される。彼らの過去に何があったのか…14年前、ハリーは本名であるマテオの名で映画監督として活躍していた。そんな彼の前に、俳優志願の美女レナ(ペネロペ・クルス)が現われる。マテオは彼女に一目惚れしてしまい、新作映画の主演に彼女を招くのだった。彼女がマルテルの秘書兼愛人であると知った上で。〔125分/カラー/スコープ〕[投票]
★250歳の恋愛白書(2009/米)ピッパ(ブレイク・ライヴリー)は牧師の父とドラッグ中毒の母(マリア・ベロ)との窮屈な生活を逃れ、叔母の家でレズの友人カット(ジュリアン・ムーア)に誘われ、放蕩生活に身を落としていった。そんな彼女が、あるパーティで初老ながら若々しい作家ハーブ(アラン・アーキン)と出会い、初めての恋を体験した。ハーブとピッパの恋は、前妻ジジ(モニカ・ベルッチ)との破局によって、結婚の実を結ぶ。そして数十年。ピッパ(ロビン・ライト・ペン)とハーブとの関係は退屈なものになっていった。ピッパはおのれの夢遊病に悩み始めた頃、近所に住む若い店員クリス(キアヌ・リーヴス)が気懸りになってゆくのだった。〔98分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2ふるさと-JAPAN(2006/日)昭和31年。深川の木場小学校に、坂本先生(花村さやか)と転校生の志津(河口舞華)がやってくる。音楽に情熱を傾ける坂本先生と、歌うことが大好きで聡明な志津に、学級委員のアキラ(関根直也)は気持ちが高ぶるのを抑え切れなかった。先生は合唱コンクールへのみなの参加を熱望し、アキラも志津とともにメンバーに選ばれるのだったが、ガキ大将のゴン(木村昴)にそそのかされてアキラは仲間達と万引きをし、それが問題となって合唱コンクール参加の話は立ち消えとなってしまう。総てを察知し、ゴンを問い詰める志津に彼は反す言葉もなかったが、その矢先、志津は残酷な運命に翻弄される。〔98分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2スター・トレック(1979/米)クリンゴン帝国のパトロール艦隊が、謎の雲状生命体「ボイジャー」に襲われ消滅した。それが地球に向かっていることを察知した地球艦隊本部は、最強の宇宙艦エンタープライズに出撃命令を下す。その艦長であったデッカー(スティーブン・コリンズ)に代わり返り咲いたカーク提督(ウィリアム・シャトナー)、デルタ星人のアイリーア(パーシス・カンバッタ)らを乗せてエンタープライズは飛ぶ。そして、バルカン星で感情を捨てる「コリナール」の儀式を受けていた僚友スポック(レナード・ニモイ)も、宇宙の彼方から押し寄せる異常な思念を感じ取り合流する。果たして「ボイジャー」とは?彼らの求める「クリエイター」とは何者なのか?〔132分/カラー/スコープ〕[投票]
★2時空警察ハイペリオン The MOVIE(2009/日)折尾(和田三四郎)は私立探偵として、犬の捜索などを行い平穏な日々を過ごしていたが、実はパートナーの玲菜(しほの涼)とともに23世紀から派遣された時空刑事が彼の正体であり、この時代で行なわれる時空犯罪を取り締まるのが使命であった。そんな折おなじ時空刑事として、1989年世界に赴任するカイト(入野自由)は、「アウスター」なる敵の暗躍を知る。一方アルバイトで仲良くなった娘、悠子(小根山悠里香)に、玲菜は時空漂流者の影を見るのだった。ある日折尾たちは時空犯罪者の罠に落ち、同じ時空警察の攻撃を受ける。その危機から彼らを救ったニーナ(新名彩乃)から並行宇宙からの侵略を教えられた二人は、1989年に飛ぶ。〔120分/カラー〕[投票]
★1古墳ギャルのコフィー ~コフンデレラ~(2009/日)むかしむかし、心優しい前方後円墳娘・コフィー(相沢舞)は優しいお父さんとともに幸せな毎日を送っていました。ところがお義母さん(以下すべてFROGMAN)とふたりの義姉が家にやって来て、間もなくお父さんは急逝し、コフィーの生活は一変しました。贅沢三昧の日々を送る義姉達に冷遇されたコフィーは、外出すら許されず家でFLASHアニメばかり作らされる惨めな日々を送っていたのです。そんな時、チャールズ王子が舞踏会を開くことになり、義母たちはコフィーを留守番に出かけていってしまいました。せっかく覚えた『蛇鶴八拳』を披露する術もなくうち沈む彼女の前に現われたのは、魔法の落ち武者・桶狭間でした。〔カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3アンティーク 西洋骨董洋菓子店(2008/韓国)ソヌ(キム・ジェウク)は高校卒業前に男同士のジニョク(チュ・ジフン)に告白し、手ひどく振られた。十余年後、ジニョクは名門の家族に助けられて、高級菓子店「アンティーク」を開くことにし、パティシエを募る。応募しに来たソヌは男を心底痺れさせる「魔性のゲイ」となっていたが、経歴ゆえに雇われることとなる。しかしソヌはジニョクに反し、女性店員を嫌って男性ばかりを迎え入れる。こうして、ソヌのケーキの味に魅せられた元ボクサー、ギボム(ユ・アイン)、ジニョクの幼時からのボディガード、スヨン(チェ・ジホ)が雇われる。女好きで甘い物嫌いのジニョクは振り回されっぱなしだったが、彼には店を開く理由があった。〔111分/カラー〕 [投票]