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カフカのすあまさんのあらすじ: 更新順

★4世にも憂鬱なハムレットたち(1995/英)売れない役者、ジョー・ハーパー(マロニー)は、シェイクスピアの熱心な信奉者である。でも、仕事はショボショボ。あんましショボいとウツウツしてしまうので、いっそ劇団を結成して「ハムレット」を上演しよう、と思いつく。底をつきそうな貯金をはたき、おさえることが出来たのは田舎のオンボロ教会。しかもクリスマスイブがこけら落としで、稽古にはほんの数週間しか費やせない。それでも、オーディションを開いてみれば、「ハングリー精神」をもった(売れない、でもやる気だけは誰にも負けない)役者が集まってきた…。映画の設定と同じ、短期撮影、低予算映画。白黒/98分。[投票(1)]
★5ウイズネイルと僕(1987/英)「ウィズネイル&I まつり」のようなイベントまであるカルト映画。若い役者の卵と、「若い」とは呼べなくなりつつある売れない役者。このふたりが、この世の終わりみたいに汚いアパートに暮らしている。退屈だからか小遣いがあるからか、いつでも酒を飲んだり、クスリをやったりしている。でも、あまりに退屈なので、金持ちの叔父さんの別荘に遊びに行く。ちょっとした出来事はある。でも、何が起こるわけではない。そして、時はいつか満ち、歩き出さねばならないときが来る。[投票(5)]
★3オー・ブラザー!(2000/米)1930年代、アメリカ南部で鎖につながれた3人の囚人が脱走に成功。途中、ノロノロと走るトロッコをヒッチハイクすると、体格の良いその運転手は盲目だった。彼は謎の予言を3人に残す。「おまえたちは宝探しの旅にでる。やっとの思いで宝も手にする。しかし、その宝は、おまえたちの求めていた宝とは違うであろう…」。詩人ホーマー(ホメイロス)の「The Oddyssey (オディッセイ/オディッセイア)」を下敷きとした(というフレコミだった:01年11月加筆)、コーエン兄弟の宝捜しアドベンチャー。[投票(2)]
★5メメント(2000/米)じぶんの妻を目の前で殺された男(ガイ・ピアース)は、みずからの手で犯人を探し出し、復讐することを誓う。しかし、犯人ともみ合ったときの怪我により、記憶機能の一部が損なわれてしまう。事件までの記憶は無傷だが、それ以降の記憶がつみかさならない − 彼は短期記憶だけを喪失していたのだ。事故後、新しいものごとを記憶できる時間は 10 分。男はメモ、写真、自分の身体をつかい、記憶をつなぎ、犯人を探しに行く…。[投票(3)]
★5軍旗はためく下に(1972/日)太平洋戦争(WW2)の敗戦の日を前後して、ある陸軍士官が太平洋上の島で死んだ。妻の手元には、「大戦終結時におこなわれた軍法会議により死刑に処された」という知らせが届く。「戦死」ではないため、妻は戦没者の寡婦とはみなされず、靖国での慰霊祭にも出席できないし、もちろん遺族手当もでない。しかし、妻には夫の死刑がどうしても理解できない。ハガキ一枚の死亡通知には手書きの修正の跡が…。 「何のために夫は死ななければならなかったのか?」 終戦から 26 年がすぎ、妻はついに、夫と最後に行動をともにした連隊の生き残り、4人を探し当て、ことの真相をさぐる旅に出る…。[投票]
★4彼女を見ればわかること(2000/米)「キーナー医師の場合」、「レベッカへの贈り物」、「ローズのための誰か」、「おやすみリリー クリスティーン」、「キャシーを待つ恋」の5話(5部)構成。それぞれ、年老いた母親を看護する医師、不倫関係を続ける銀行支店長、童話作家のシングルマザー、恋人が病に侵された同性愛の占い師、盲目の妹の世話をしている警官、の5人の女性とその周辺が描かれる。脚本および監督は「百年の孤独」などでノーベル賞を受賞している G. ガルシア・マルケスの息子、ロドリゴ・ガルシア[投票(5)]
★4狼と豚と人間(1964/日)スラム街に生まれた黒川三兄弟。長男イチロー(三國)はとっとと家を出て地元有力ヤクザ組織の岩崎組幹部におさまった。次男ジロー(高倉)も家を出て、カネとオンナを追いかける一匹狼になった。三男サブ(北大路)だけは実家に残り、豚の臭いが充満するスラムで、老いた母の面倒を見ている。ムショから出てきたジローは、岩崎組の縄張りから出て行けというイチローの命令を無視して、仲間(室田)とともに、岩崎組が動かす総額4千万円のカネと麻薬を強奪する計画をたてるのだが、それには命を軽々と落とせる<兵隊>役が必要だった…。[投票]
★3ケス(1969/英)イングランド北部、ヨークシャーの工業都市バーンズリーが舞台。退屈で無意味な将来しか見えないワーキングクラスの少年が Kestrel (小型のハヤブサ、「Kes」) を飼育し、調教する。カネもなく、コネもなく、支援もなく、教育も受けられないWCの人々の姿を、ケン・ローチが感傷を一切排除して描く。[投票(2)]
★4ダメージ(1992/英=仏)イギリスの保守党 MP の大臣(アイアンズ)は、カクテルパーティで息子のフィアンセ(ビノシュ)を一目見ただけですっかり彼女のトリコになってしまう。彼女も彼をフィアンセの父親と知りながら積極的に誘惑する。そしてふたりは人目を避けつつ、とろけるような恋に落ちる。家庭ではよき父でありよき夫であったはずの男が、どんどん恋に堕ちてゆき...。ジョゼフィン・ハートのベストセラー小説が原作。約111分。[投票]
★3おいしい生活(2000/米)タイトルは直訳すると「小物の泥棒」。 ある日、銀行の並びの店舗が売り出されているのに気付いたウディ・アレンは、「地下に穴さえ掘れば一攫千金!」とひらめき、店を手に入れ、カモフラージュとしてクッキー屋を開く。 肝心な穴掘りは上手くいかないのに、元ヤンキー妻が嫌そうに作るクッキーはバカ売れ。あっという間にこそ泥せずして大成金になるのだが、ふたりに足りないもの、それは品性や知識、芸術的審美眼。これがないと中産階級では悲しい思いをするのだ。そこでジェントルマンのヒュー・グラントに、「文化面の家庭教師」をお願いするのだが...。 [投票]
★5フィアレス(1993/米)アメリカ国内の定期便。 ジェフ・ブリッジスロージー・ペレスなど、ビジネスマンや家族連れを乗せたその便も、いつもの時間に、いつものように目的地に到着するはずだった ― しかし飛行機に不具合が発生し、かの日航機のように不時着をせまられる…。[投票]