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狼と豚と人間 (1964/)

[Drama/Crime]
製作総指揮吉野誠一 / 吉田達
監督深作欣二
脚本深作欣二 / 佐藤純彌
撮影星島一郎
美術藤田博
音楽冨田勲
出演高倉健 / 三國連太郎 / 北大路欣也 / 中原早苗 / 江原真二郎 / 志麻ひろ子 / 岡崎二朗 / 石橋蓮司 / 春日俊二 / 沢彰謙 / 室田日出男 / 菅沼正 / 片山滉 / 八名信夫 / 日尾孝司 / 相馬剛三
あらすじスラム街に生まれた黒川三兄弟。長男イチロー(三國)はとっとと家を出て地元有力ヤクザ組織の岩崎組幹部におさまった。次男ジロー(高倉)も家を出て、カネとオンナを追いかける一匹狼になった。三男サブ(北大路)だけは実家に残り、豚の臭いが充満するスラムで、老いた母の面倒を見ている。ムショから出てきたジローは、岩崎組の縄張りから出て行けというイチローの命令を無視して、仲間(室田)とともに、岩崎組が動かす総額4千万円のカネと麻薬を強奪する計画をたてるのだが、それには命を軽々と落とせる<兵隊>役が必要だった…。 (カフカのすあま)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5凄まじい出来。それぞれの意図が絡み合い、凄まじい絵面と必死の生きざまが展開される。 [review] (t3b)[投票]
★4前半はもう切れ味抜群の犯罪活劇。後半は少々理詰めの窮屈さを感じるが、三國連太郎の被写体としての圧倒的存在感が映画の質を維持し続ける。アクションだけでない、野外ロケの見事さから突然歌いだすミュージカルに斜めに傾けたカメラの醸し出す焦燥感など60年代深作欣二のかっこよさを味わえる秀作。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4解答も出口もすべて袋小路の中で圧縮される心理劇。この骨太のフィルムノワールを一級品にすべく高倉健三國連太郎北大路欣也がベストアクトを魅せる。私の高倉健に対する評価を今更ではあるが変えざるを得ない。 (sawa:38)[投票(1)]
★4三兄弟の濃いい<密室型愛憎ヤクザ仁義>かけひき。ヤクザ映画というよりは、すぐれた心理劇。 (カフカのすあま)[投票(1)]
★4金の在り処を吐かせるために残酷な拷問を行うような筋金入りのワルを演じた高倉健が本当に輝いている。個人的にはベストアクト。 (パピヨン)[投票]
★33兄弟配役の不親和と、壮大なドヤ街のリアリズムの下でのバタ臭い日活アクションもどきの混沌が闇鍋状態で沸騰するかの期待は、中盤に舞台をアジトに移してからはものの見事に停滞してしまう。兄弟の確執も何処へやらの体たらく。江原中原は好演。 (けにろん)[投票(1)]
★3スタイリッシュかつスピーディーなオープニングから、傑作の予感。'60年代前半の深作作品のオープニングタイトルって、'80年代からは想像出来ないほど格好良い。'80年代の作品って、エンディングに当時の歌謡曲とか使っちゃってるから、恐ろしくダサいもんなぁ。['08.5.26ラピュタ阿佐ヶ谷] [review] (直人)[投票(1)]
★3豚として生き残るべきか、人間として死ぬべきか。それしか選択肢のない環境が問題だろう。今後日本社会のダーティな部分は隠蔽、または抹殺されるであろうことを深作監督は感じとっていたようだ。 [review] (ジョー・チップ)[投票(1)]
★3誰が狼で誰が豚で誰が人間だったのかな? (熱田海之)[投票]
Ratings
5点1人*
4点6人******
3点6人******
2点0人
1点0人
13人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
死んだピラニアが残したものは・・・追悼・室田日出男 (ぽんしゅう)[投票(8)]監督とその妻−出会いあるいは最初の仕事 (ペペロンチーノ)[投票(7)]
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