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[POV: a Point of View]
☆シネマしりとり☆の記憶
「翼よ、もう飛ぶ力がないのか・・・」〜『ワイルドバンチ』より

昔むかし、あるところに☆シネマしりとり☆とゆーそれはそれはおバカなスレッドがありました。名前のとーり映画の題名をしりとりしていくもので…「お茶目で洒落ててそんでもってちょっとお手すきのお方」とゆー大変キビしい参加条件であったにもかかわらず、多くの皆様よりご参加いただき…首謀、もとい主催者の私はもー感謝あまって清水だーいぶ!(←??)だったのであります。…もとい。今回は☆シネマしりとり☆に登場した作品群をまとめてみました!●A:始まりの記憶●B:続きの記憶●C:終わりの記憶●D:余りの記憶…(竜○四兄弟をもじってみました)ですっ♪
B★4遊星からの物体X(1982/米)傑作『遊星よりの物体X』ファンには不評とのことだが、ロブ・ボッティンの(Xの内臓まで表現する)前代未聞のSFXに免じて許してやって欲しい。『ミッション:インポッシブル』で彼の名を見た時は変形するトム・クルーズを連想した(笑)。投票(2)
B★4スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002/米)今回のテーマは「選択」。アナキンにも、ジェダイ騎士団にも、共和国にも…それぞれ難しい選択が迫られる。即ちそれは古来より我々人類が直面してきた問題でもあり、その点を興味深く鑑賞した。…私が思い出したのはルークの「選択」。あの時、ルークは…。投票(2)
B★4スター・ウォーズ(1977/米)「THE END」で幕引きの昔の映画と、本編終了後延々と続くエンドロールの現在の映画。そのターニングポイントとなったのが本作。公開当時、冒頭で登場する宇宙戦艦の迫力のみならず、エンドロールの長さにも観客は驚いたそうだ。投票(18)
B★4トゥルー・ロマンス(1993/米)悪漢の襲撃に単身立ち向かうパトリシア・アークェット の迫力!『ブレーキ・ダウン』のコメントでも触れたが、追い詰められた極限の恐怖が極限の暴力を生み出す…そんな尊い瞬間を彼女は見事に演じている。投票(4)
B★4クルージング(1980/米)半裸の男たちが大挙出現して絡み合うゲイの世界描写にまず圧倒されるが、フリードキン監督ならではの市井の乾いた描写も捨て難い。惜しむらくは、本篇時間が短いことか。主人公の「苦悩」を、もう少しクローズアップして欲しかった。何故なら… [review]投票(2)
B★4鉄男 TETSUO(1989/日)「さぁ来い…来いやぁ!」…塚本晋也監督の挑発に乗せられてどこまでも狂っていける、トランス・ムービー。投票(2)
B★4GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995/日)冒頭のレーダー?のシーンに、「情報」の本質についてのある重要なメッセージが隠されていると見た。深読みし過ぎだろうか…? [review]投票(9)
B★4この森で、天使はバスを降りた(1996/米)出来過ぎクンなのがイヤ。でもやっぱり泣ける(笑)。草原で独り?たたずんで歌をそっと口ずさむヒロイン…犬のそばでそっとたたずむあの人…静かなシーンが胸にしみる。投票(3)
B★4死刑台のエレベーター(1957/仏)帝王の奏でるペットとともに、どこかしらメカニカルな感じのするパリの街を彷徨う悦楽…。投票(2)
B★4セコンド アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転進(1966/米)ジェリー・ゴールドスミスの耳障りで不快なBGMが素晴らしい。投票(1)
B★4翼よ!あれが巴里の灯だ(1957/米)成功への自信…その根拠を問われて、「少年の頃の願い(背が伸びること)が叶ったから」と答えるリンドバーグ。無論、その言葉に客観的な説得力などない。だが…冒険が成功する保証など、誰にできる?「自分を信じる」…それが、自信。名セリフだ。投票(2)
B★4アイズ ワイド シャット(1999/米)「eyes wide open」ならば、“目をよく開いて注視せよ”だろうが…「Eyes Wide Shut」とは?“心して、目を閉じよ”…というのが私の解釈。これが巨匠の遺言…キューブリックも最期には心して目を閉じたのだろう…嘲笑を浮かべながら。投票(4)
B★4野火(1959/日)もはや、戦闘集団として機能していない兵士達。糧を求めて餓鬼の如く戦場を彷徨う姿は、まさに地獄絵図だ。かつて多くの同胞をこのような死地に追いやったこの国で、我々が(一見)平和な生活を営んでいるというのも、ぞっとしない話だ。投票(1)
B★3ドアをノックするのは誰?(1968/米)大学の卒業制作がベースとなっているだけあって、ストーリー構成やキャラクター造形、そしてテーマ性などまだまだ未完成。…だが、ときどきハッとさせられるシーンも散見される、インディーズの趣き漂う興味深い作品。音楽の使い方はこの頃から既にうまい。投票
B★3スリング・ブレイド(1996/米)本編時間に難あり。才人ソーントンならば、この内容(自らの演技を含めて)が長尺に耐え得るものではないコトくらいは承知のはずなのだが…。90分くらいでまとめておけば、鑑賞後の心地良い余韻に浸ることができたのに…残念。投票(1)
B★3ウィズ・ユー(1998/米)原題の意味するところは「決して叶うハズのない脱出」といったところか。青年と少女の交流の描き方にもう少し丁寧さが欲しい(省略が多い)。「You are gonna grow up…I'm not.」と言って泣き出すケビン・ベーコンと共に私も泣いたが(笑)。投票(2)
B★3スパイキッズ(2001/米)きゅ〜とな姉弟のだいかつやく!…を期待していたのだが、ロバート・ロドリゲスの(昔に比べて)おとなしめの演出に肩透かしの感。面白そうな小道具が沢山出てくるのにあまり使われないし…敵キャラの造形にインパクトが足りないのも難。投票
B★3スリーピー・ホロウ(1999/米)ゴシック風味溢れる画面作りが素晴らしいだけに、今回ばかりはティム・バートン監督の悪趣味ぶりが軟弱と感じた。主人公のキャラ造形が浅く、始めに首なし騎士ありきという世界観が飲み込めない。…落ち着きさえ漂うクリスティーナ・リッチが魅力的。投票
B★3ミミック(1997/米)怪物をじっくり拝める機会が殆どないのが残念(これはかなりよく出来てる。ホント気持ち悪い)。擬態…という抜群の設定をもっと膨らませば、間違いなく傑作になっただろう。投票(4)
B★3ステレオフューチャー(2000/日)笑えたり、しんみりできたり、癒されたり、美しさに見とれたり。…と、各シークエンス別ではなかなか見ごたえがあるが、全体としてまとまりに欠ける。「4つの話」があることを最初に観客に伝えてほしい。例えば短編ドラマ構成でも良かったのでは。投票
今回このPOVを作成するにあたり、もぉ一度スレッドを最初から読み返して見まして…いやー。ホント楽しかったです!…そぉ、あの頃私はまだいろんなものを信じていました。ですが、今は…。
この映画が好きな人達

このPOVを気に入った人達 (2 人)ナム太郎 peacefullife