[POV: a Point of View]
あなたを大きく育てた暗闇の中へ：リルケ映画ライナー・マリア・リルケ（1875-1926）：ドイツの詩人
A：劇中の台詞などに引用もしくは言及がある B：タイトルに引用がある C：リルケ自身に関与 D：未確認情報
| A | 天使にラブ・ソングを２(1993/米) | 「あなたがもし詩を書くこと以外は考えられないなら、あなたはすでに詩人なのです。」 | [comment] | |
| A | 霧の中の風景(1988/仏＝ギリシャ＝伊) | 「ああ、もし私が叫んだとて、いかなる天使がそれを聞こうぞ」 | [comment] | |
| A | レナードの朝(1990/米) | 「豹のしなやかな 剛い足なみの 忍びゆく歩みは そこに痺れて大きな意志が立っている」 | ||
| A | Ｋｉｓｓｉｎｇ ジェシカ(2001/米) | 「あまりにも単調で 変化のない人間関係を繰り返してしまうのは 惰性だけが原因とは言えないだろう」 | [comment] | |
| A | 神さまこんにちは(1987/韓国) | 「いま 孤独な者は これからも孤り、眠れずに 書を読み、長い手紙を書くだろう。」 | ||
| B | あらかじめ失われた恋人たちよ(1971/日) | 「予め失われている 恋びとよ いちども現れたことのないひとよ」 | ||
| B | エンジェル・アット・マイ・テーブル(1990/英＝豪＝ニュージーランド) | 「あわてなくともよい、天使が不意に お前のテーブルを訪れたとしても」 | [comment] | |
| C | ヴィトゲンシュタイン(1993/日＝英) | ヴィトゲンシュタインは自分の母親の財産をリルケに譲ったらしい | ||
| C | ルー・サロメ 善悪の彼岸(1977/仏＝伊) | リルケはルー・サロメの恋人のひとり | ||
| D | ベルリン・天使の詩(1987/独＝仏) | リルケの詩に触発されて作られたらしい。 | ||
| D | ユリシーズの瞳(1995/仏＝伊＝ギリシャ) | 引用？言及？ | ||
| D | ゴダールの映画史 第１章すべての歴史／第２章単独の歴史(1989/仏) | 引用？言及？ |
C：『ロベルトは今夜』制作・脚本・出演のピエール・クロソフスキーは、母がリルケと不倫関係にあったことで「実は息子では？」とも言われている。
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