★4 | 畳みかけるような編集が21世紀的で、とりあえず画で提示して後に物語を付け足す話術もそうだ。物語上は意味がなかった断片、酔っ払い運転の車とか演習のガスマスクとかの頻出がリアルを肉付けしており、作品の主題に絶妙に沿っている。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 何かを得る為には何かを棄てないといけない。しかし、男は棄てたものを何時までも忘れることが出来ないのである。痛い映画だが、この頃のキェシロフスキは映画をモチーフとして使ったメタ構造を昇華させるトリッキーなケレンが未だ無く少しく物足りない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | 湧きあがる衝動。だれを傷つけても、だれを元気づけても、ただ、撮るだけ。そこに人生があるのだから。 (booca) | [投票] |
★4 | 「演劇がなんだ、誰かも言ってただろう、映画は最も重要だ」「レーニンです」(2011.8.21) [review] (HW) | [投票(2)] |
★5 | 夢を追いかける男とその妻、男の仲間に起こる
「ごく自然」な人間関係の変化を描き、「表現すること」と「省みること」の接点を浮き彫りにした傑作。 [review] (レモン汁) | [投票] |
★4 | 編集がとにかくウマイ。話を続けそうに見えたところでさっと切って、妙に明るい画面に切り替える。このちょっとした不意打ちが断続的に繰り出されて飽きさせない。 (_) | [投票(1)] |
★4 | もっとも理解してほしい人に理解されないもどかしさが、イェジ・シュトゥールの表情からよく伝わってくる。 (わさび) | [投票] |
★4 | 趣味が高じてオタク度100%、プロアマ境界一歩手前。いつどこの世でもオタクってのは女に理解されないんだよね。それにしても社会主義体制におけるアマチュアって…。 (熱田海之) | [投票(1)] |
★4 | こういう夫婦の心の襞ってあるよね。夫がだんだん関心が他に向かっていく事に哀しみと絶望を感じる妻。子供が生まれて絶頂期なのに。人ごとでなくあの時の私たちを垣間見てしまった感。丁寧に喪失感を描いている。秀作。 (セント) | [投票(2)] |
★3 | 映画を作るためには様々なリスクを負わなければならないのだろう。観るだけでいい私などは気が楽なものだ。この映画は、困難にもめげずに映画を作り続けるぞ、というキェシロフスキの宣言とみた。 (Ribot) | [投票] |