くたーさんのコメント: 更新順
空中庭園(2005/日) | いわゆる「砂上の楼閣」モノではなく、「空中庭園」であるトコロがある意味現代的なのかも。信ずるべき土台すら前提にはない、という意味合いで。それより極私的な理由で、何よりも怖かったのは [review] | [投票(2)] | |
ダーク・ウォーター(2005/米) | 良くも悪くも、全てが明確。 [review] | [投票(1)] | |
いつか読書する日(2004/日) | 複雑に入組んだ街並みと、不可解な遠回りを続ける物語。滑稽を通り越して奇怪にさえ思える、その婉曲。しかし、それがそもそも人間というものの本質ではないかと腑に落ちた時、全ては必然となる。 [review] | [投票(3)] | |
ダ・ヴィンチ・コード(2006/米) | ある意味トンデモな展開を、こんなオーソドックスに映像化してどうするんだろう、という気が。しかも薄味なアクションサスペンス。 [review] | [投票(8)] | |
12人の優しい日本人(1991/日) | 個人的には非常に心地の良い脚本。期待に見事に応えたヒネり方をしてくれた、といえばいいのか。 [review] | [投票(2)] | |
刑事コロンボ 殺人処方箋(1968/米) | コロンボが若い。いろんな意味で。 [review] | [投票(2)] | |
アメリカン・ナイトメア(2000/英=米) | 単純に変人扱いしがちだけど、彼らは誰よりも「死」や「恐怖」というものに対して、敏感な感性を持ち合わせているということが分かり、非常に興味深かったです。それぞれの方法でそれらに向き合うことは、一つの克服の儀式でもあるのだろうか。 [review] | [投票] | |
赤い靴(1948/英) | まるで熱病。出てくる人々が、ことごとく不可解な熱に浮かされているかのよう。まさに狂い咲きの傑作。 [review] | [投票(6)] | |
ヴェラ・ドレイク(2004/英=仏=ニュージーランド) | 極力ニュートラルに徹しようとする、その信頼すべき視点。そこから生まれる悲劇は、(筋書きではなく)人間の存在そのものと、その関わり合いから生まれる悲劇以外のなにものでもない。 [review] | [投票(2)] | |
ゼイリブ(1988/米) | カーペンター印の免罪符は確かに存在する。と思う。 [review] | [投票(2)] | |
ブレインストーム(1983/米) | 例えば純SFの佳作『アンドロメダ・・・』などに比べたら、どうにも求心力が足りない。殊に中盤あたりで物語が拡散してしまっているので、終盤の急展開が取ってつけたような印象。訳も分からぬ振り回され感が、それはそれで面白いのかもしれないけど。 [review] | [投票] | |
デアボリカ(1975/伊=米) | 芸のない物言いで申し訳ないが、まさに二兎を追うものは一兎をも得ず。 [review] | [投票] | |
メゾン・ド・ヒミコ(2005/日) | ゲイの黄昏。つまりはファスビンダー映画の諦念とも近い。理にかなったハッピーエンドなんて、どこにも存在しないことを彼らは知っている。そして、理にかなわないものだけが、皮肉にも世界に小さな灯をともす。 [review] | [投票(3)] | |
ロボコン(2003/日) | 正直理系の気持ちはよく分からない。ゴメン。 [review] | [投票(3)] | |
スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー(2004/米=英=伊) | 話も意匠も薄味気味。これだけではやや不満だけど、ジュード・ロウとグウィネスが良い。隙のなさそうな美男美女の組み合わせのハズなのに、むしろ二人の掛け合いは微笑ましい。 [review] | [投票(1)] | |
ノロイ(2005/日) | 「尤もらしさ」という名の胡散臭さ。そのことに意識的でなければ、この手法には限界があるような気が。 [review] | [投票(1)] | |
オアシス(2002/韓国) | それぞれのオアシス、それぞれの影。 [review] | [投票(2)] | |
ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ(2005/米) | 近年のサスペンスの定石やサプライズを弄することに執心してて、では実際のトコロどんな話なのだろう、ということを全く省みてないとしか思えない。全くもって酷い話。 [review] | [投票(2)] | |
妖怪大戦争(2005/日) | まったく、いい大人が雁首並べて道楽三昧かよ・・・な、製作陣の妖怪愛の垂れ流し以外のナニモノでもないですよ、コレは。 [review] | [投票(3)] | |
チャーリーとチョコレート工場(2005/米=英) | アクシデントもなく、緩急も起伏も立体感もない、パターン化された流れ作業は正直退屈です。 [review] | [投票] |