★4 | 倦怠(1998/仏) | 男みたいな女ってモテるな。自分の持たないもの(=若さ、哲学のない生活)を持つ者を手に入れたいという男の気持ちは分からないでもない。 [review] | [投票(1)] |
★5 | セックス・アンド・ザ・シティ(2008/米) | どんなにかっこ悪くても、それぞれが欲しいものを、一生懸命に馬鹿みたいに躍起になって本気で全力で手に入れようとする彼女たちが私はとても好き。 [review] | [投票(2)] |
★3 | セックス・アンド・ザ・シティ2(2010/米) | 結婚は墓場だということを4人が人生を以て証明しているかのような。アブダビの美しさが彼女たちの老いを際立てたせていて、妙に切なくなった。私は彼女たちが一生懸命な姿が好きだったんだ。 [review] | [投票] |
★2 | スイートリトルライズ(2009/日) | 論外。まるで"1人でも2人でもかなしい"がテーマの映画みたいに描かれていたのを観ると、配役も含め残念でならない。文体の重要性を感じずにはいられなかった。 [review] | [投票] |
★2 | シャッターアイランド(2010/米) | 冒頭からやけに思わせぶりな映画だなと思っていたら本当に最後まで思わせぶりで、タネ明かしされて初めて「ああそう…」という。英語圏の人間が結論を最後に言おうとするのはやはり不自然になるってことですね。 | [投票(2)] |
★4 | 故郷の香り(2003/中国) | 自分を見つめてばかりいる人にかぎって大切なものを簡単に手放し"身軽で強く"なった気でいる。自分以外を見つめることができる人は大切なものを守り携えて歩むため、その姿は身軽ではないにせよ前者よりも遥かに強く美しい。 | [投票(1)] |
★3 | ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009/米) | 暇なら観てみれば良いという程度のドタバタコメディ。面白いには面白いのだけど、「乱暴と待機」を映画館で観てきた後だったからか、その笑いの"持続性の無さ"をつい比べてしまった。 | [投票] |
★3 | ハルフウェイ(2009/日) | 良い意味で岩井俊二が関わっている映画だなと感じた。観賞後、高校3年生の時に別れた彼に電話しようという気持ちになったのだが、電話番号が見つからなかった。 [review] | [投票(2)] |
★3 | ソラニン(2010/日) | 今も昔も変わらないひとつの若者の姿をみた。リアリティはあるのにいまいち浸りきれなかったのは、なんかこう既に時代錯誤っていう。 [review] | [投票(1)] |
★3 | キャタピラー(2010/日) | 単調な日々を単調に描けるという誠実さは評価するものの、何かが省かれているような気がした映画。でも何も省かれていないとしたら、結局それだけのテーマだったのかなーなんて思った。寺島しのぶが好きなので感じたこと…今回は裸になるほどの映画じゃなかったような気もする。 | [投票(1)] |
★5 | 悪人(2010/日) | 万人に好かれる者がいないように、万人にとって悪人となる者はいないということを改めて思い知らされる。どの役にも感情移入ができ、映画館を出てもしばらく涙が止まらなかった。傑作。 [review] | [投票(2)] |
★3 | トイレット(2010/日=カナダ) | ホーローの鍋でコトコトとジャムを煮たり、小さな幸せを探したりすることが好きな女性とかがいかにも支持しそうな荻上節は相変わらずよく効いていた。なんだろう、たぶんその感じが嫌いなんだと思う。 [review] | [投票(1)] |
★3 | ノン子36歳(家事手伝い)(2008/日) | 学生の自主制作映画みたい。星野源が妙に色っぽくて良かった。ただ坂井真紀がヌードになるほどの映画ではなかったと思う。 | [投票] |
★3 | ハート・ロッカー(2008/米) | "運が強くて頭が良くて冷静で優しくて責任感があって頼り甲斐があって仕事が出来て、でも不器用でどこか破滅願望があるような陰を持つ男性"って世の女性の理想のひとつだよな〜と。そういう意味で、重いテーマがたちまち映画っぽくなっていたと思う。好印象。 [review] | [投票(1)] |
★2 | シルビアのいる街で(2007/スペイン=仏) | 試写会で観たが、最後まで眠らずに観ることができた人は何人いたのだろうか。美しい景色、美しい女性たち、美しい色合いの鞄(これは主人公の女性の肌色のもの)など、見所は確かにあった。でも私は映画が観たかった。美しくて静かで平坦なストーリーだとしても、もっと面白く出来たはず。 | [投票] |
★4 | 17歳の肖像(2009/英) | これはかつて確実に少女だった全ての女性のための映画だ。自分の身に置き換えて感情移入できる場面ばかりでないにしても、やや感傷的に言えば、充分に、かつて17歳だった自分に会えたような懐かしささえ覚えた。 [review] | [投票(1)] |
★3 | 人間失格(2009/日) | ジャニーズが出演する映画に期待しないという偏ったスタンスが功を奏した。生田斗真が良かった。しかしそれぞれの女との関わりが淡白すぎて、この男が何を考えてどういう心理でこうなったああなったというのがまるで省かれていたのが印象深い。だからってそれが悪いということもない。 [review] | [投票] |
★3 | BANDAGE バンデイジ(2009/日) | 名もなきミュージシャンが有名になり売れていく過程は門外漢にとって大変わかりやすく描かれていて良かった。岩井俊二が携わっているということで期待しすぎると残念な目に遭うわけだけど、単なるバンド映画として観れば十分な暇つぶしになる。 [review] | [投票] |
★3 | パンドラの匣(2009/日) | 雰囲気映画。それでもなんとか最後まで観れたのは川上未映子の不細工ながらも(綺麗や美人といわれる理由がよくわからない)それ相応の色気を出している姿と、仲里依紗の可憐な姿を観たかったからだと思う。 | [投票] |
★3 | シャーロック・ホームズ(2009/米) | ホームズとワトソンの関係の描かれ方が新鮮。昔、小説で読んでいた頃のおぼろげな印象ではワトソンはもっと優しい叔父さんと思い込んでいたが、よくよく考えてみればこんな感じだった。なぜかそのことを思い出させられたことだけでも観てよかったと思えた。 | [投票] |