くたーさんのコメント: 更新順
スパイダーマン2(2004/米) | B級テイストをチラつかせながらも、つくりは全くもってA級。いかにもコミックな荒唐無稽&奇想天外さと、それぞれの地に足の付いた等身大な奮闘振り、どちらを殺すことなく絶妙にブレンドする手腕に全く危なげがない。パート2にしてすでに余裕すら感じさせる頼もしさ。 [review] | [投票(8)] | |
女が階段を上る時(1960/日) | この題材にしては、話の主軸がヒロインからほとんど外れることがないので、広がりもなく地味な印象。多分そういうのを撮りたかったのだとは思うけど。 [review] | [投票(2)] | |
“アイデンティティー”(2003/米) | 過去のサスペンスから拾ってきたようなお膳立ての舞台に、続々と迷い込んでくるB級キャラたち。 [review] | [投票] | |
わが目の悪魔(1991/独) | 苦心作。3.5点。 [review] | [投票] | |
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還(2003/米=ニュージーランド) | 良し悪し関わらず、あらゆる言いたいことをひっくるめて一言。「感無量」。確かに破綻が目に付く最終章ではあったけど、最後まで付き合って本当によかった、と思います(長距離走の達成感だけではなく)。ちなみにこの三作目で一つだけ泣き所があるとすれば [review] | [投票(9)] | |
召使(1963/英) | 初めて観た時に、彼の視線に感じたのは「生理的嫌悪」だった。再見した時に、その嫌悪感は「不安」に拠るものであることに気付く。あたかも裏側を見透かし、人々が縋っているモノがいかに脆いかを知っているかのように、濡れた瞳で、静かに冷笑を浴びせる。 [review] | [投票] | |
この庭に死す(1955/仏=メキシコ) | [ネタバレ?(Y1:N0)] いともた易く、人がバッタバッタといなくなっていくのが、かえって爽快だったりもする。展開のいいかげんさと、生々しさがヘンな魅力を放っている。 | [投票] | |
鏡の中の女(1976/スウェーデン) | ある意味『エクソシスト』なんかよりはるかに怖い、リブ・ウルマンの一人芝居。最後の方の病室でのクダリなんて、見てて固まりましたよ・・・。3.5点。 [review] | [投票] | |
木を植えた男(1987/カナダ) | 三國連太郎の吹き替えが饒舌、感情過多、調子に乗り過ぎ。子供も見るのでしょうがないのかもしれないが、絵のリズムを壊さないような、切りつめたコトバの選び方が出来なかったのだろうか。 [review] | [投票] | |
保護なき純潔(1968/ユーゴスラビア) | 侮蔑スレスレの愛情。パンフの「映画愛に満ちた」とか「愛の勝利」とか書いてあるのを見ただけで、プーッと笑ってしまう爆笑篇。 [review] | [投票] | |
昇天峠(1951/メキシコ) | 安っぽさが白日夢を見ているような感覚に陥る、シュールでいかがわしさ満点のりんごの皮シーン。数あるブニュエル氏の幻想シーンの中でも、個人的好き度かなり高いんです、コレ。 [review] | [投票] | |
ルールズ・オブ・アトラクション(2002/米=独) | また出た、スタイルだけで中身のない映画かよ、みたいな。 [review] | [投票(2)] | |
天才マックスの世界(1998/米) | 幼稚ではあるけど、マックスは別に馬鹿でも才能ナシでもヤな奴ってワケでもない。それどころか創造力も行動力も統率力もかなりズバ抜けてる。はずなのに。 [review] | [投票(1)] | |
穴の牙(1979/日) | 清順監督に「なぜ?」は禁物、ということをことごとく思い知らされる逸品。(?) [review] | [投票] | |
マトリックス レボリューションズ(2003/米) | 「あなたは愛するもののために身を犠牲にできますか?」・・・・残念ながら、退屈を通り越して不快だった。 [review] | [投票(2)] | |
キル・ビル(2003/米=日) | 昭和プログラム・ピクチャー(?)タランティーノMIX。ガラクタでも何でも、どっかから素材を「寄せ集める」ことが好きなオタク症なんだなぁ、ということをあらためて思った。今更だけど。 [review] | [投票(12)] | |
マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺(1966/英) | 王立シェークスピア劇団の、底知れぬ演技力。見ているうちに、狂人のヒステリックさが、民衆や革命家の叫びとだんだんとダブってきて、境目が危うくなってくる怖さ。 | [投票(1)] | |
ぼくんち(2002/日) | 「クドイ」「あざとい」ということはひとまず置いといて。「笑い」と「泣き」のコントラストが、利いてるようで、イマイチ利いてないような感じ。 [review] | [投票(3)] | |
ザ・フォッグ(1979/米) | 何が起こっているのか、何がどうつながるのか、が文字通り霧の中のさわりの部分。この10余分は素晴らしいと思う。こんなに期待させちゃっていいのかよ、と心配にさえなった位だ。 [review] | [投票(1)] | |
アカルイミライ(2002/日) | 若者に寄り添っているようで、どこまでも視線は対岸から。 [review] | [投票(4)] |