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sawa:38さんのコメント: 更新順

★3座頭市逆手斬り(1965/日)脚本に書かれた文字をただ撮るだけの監督森一生。行間はもとより、演出の力で映像を極めようとは思っていない。自分らしさ?もしかしたらコレが森一生らしさなのだとしたら情け無さ過ぎる。 [review][投票]
★2着信アリ Final(2006/日)「設定」は最高、「状況」も益々良好。だが「処理」のヘタレさに萎える。この素材をこんな程度に貶めてしまうことしか出来ない制作陣こそ呪われてしかるべきだ。以下は『リング』のネタばれアリ。 [review][投票(2)]
★3さよならみどりちゃん(2004/日)ユーミン本人より歌の下手な女を初めて知った。[投票]
★3座頭市二段斬り(1965/日)回想シーンにモダンな演出が見られ、身を乗り出させるもそんな高揚は一部でしかない。後に北野武が撮りたくなる動機が理解できる気もする。撮り方でいかようにも映えるのが座頭市だから。[投票]
★3悪名 縄張荒らし(1974/日)勝プロの製作者として『悪名』と『続悪名』を好き勝手にリメイクした結果がこれだ。勝新がやり直したかった「朝吉親分」とはこの程度のものだったのか?根本的問題として『悪名』は勝新が演るべき役柄ではないと思う。[投票]
★3悪名一番勝負(1969/日)堕ちる所まで落ちたシリーズをマキノ雅弘が東映臭さたっぷりに再生させようとするが、それは『悪名』ではなく東映任侠の焼き直しに過ぎない。迷走する大映の屈辱は見えてこない。以下は勝新と『悪名』について・・ [review][投票(2)]
★1悪名十八番(1968/日)これでも大映スタッフによるプロの映画作品なのだろうか?脚本もダメなら演出もダメ、事実上これがシリーズに引導を渡した作品なのだろう。とにかく鑑賞中、気を失いかける程つまらない。(怒!)[投票]
★3座頭市関所破り(1964/日)天涯孤独な座頭の市、人斬りマシーンと化した盲目の市。彼のやるせない内面を描いてきたシリーズに「父親捜し」「ルーツ」という新展開が期待されたが、むなしく裏切られる。可も無く不可も無いまさにプログラムピクチャー。[投票]
★4ごろつき(1968/日)東映ファンがまさに泣いて喜ぶ東映史上かつてない貴重な映像が見られる。作品自身は珍品B級の謗りは免れないが・・・ [review][投票]
★5座頭市血笑旅(1964/日)連なって歩く盲人たちの群に座頭市は何を思うのか?やるせない、余りにもやるせない座頭市が描かれる。 [review][投票(2)]
★3血染の代紋(1970/日)深作欣二がやっと旧体制(鶴田浩二)と決別する事が出来た作品。鶴田は深作のカメラに殺された。 [review][投票(2)]
★3脱獄広島殺人囚(1974/日)このジャンルにあるはずの高揚感も、主人公に対する共感も無い。本作に何らかの映画的結末を求めてはいけないのだろう。ただただ男の欲望を満たす「アクション」がある。その意味では純然たるアクション映画だった。[投票]
★3舞妓Haaaan!!!(2007/日)前半部の怒涛の勢いはどこへ行った? [review][投票(1)]
★3座頭市あばれ凧(1964/日)壁の陰で居合いを舞う座頭市、姿を撮らずに市の影だけでソレを見せる演出。後半になってようやく演出らしさが見えてくるが、それまでのドラマの平板さは如何ともしがたい。勝新太郎の個人芸にのみ頼った「俺様映画」に変化していく・・・[投票]
★3強盗放火殺人囚(1975/日)観客を楽しませたいという監督(制作会社)のサービス精神が痛い程に伝わってくる。だけれども作品は個性の喪失どころかバランスをも崩壊した。 [review][投票]
★5メゾン・ド・ヒミコ(2005/日)「この映画で泣けるの?」と聞いてきた妻に私は言った。「クラブのダンスシーンで自然に涙が出てくるよ、変な話だよな。」 [review][投票(3)]
★1薔薇の葬列(1969/日)哲学らしきモノとアートらしきモノを合体させてはみた。無意味なカットの不連続性やら時間軸の実験もしてみた。 [review][投票(1)]
★2座頭市千両首(1964/日)座頭の市という特異なキャラクターはこの作品に必需ではない。また国定忠治親分すら必然はなく、まさにプログラムピクチャーとしての粗製濫造の一環としてしか存在しない。[投票]
★3クジラの島の少女(2002/ニュージーランド=独)本作で知ったモノ:星一徹よりも頑固な爺さんと、鯨は喰っちゃいかんという反捕鯨国強硬派NZの強い意志。[投票]
★3座頭市喧嘩旅(1963/日)前作までの「やるせなさ」は消え、正義の市と完全なる悪との単純化された構図に変化した。つまり重厚なるドラマから痛快活劇へとシリーズの歩む道筋を決定した作品である。現在からするとこの決定が正しかったのかどうか・・・複雑である。[投票]