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座頭市あばれ凧 (1964/)

[Action]
監督池広一夫
脚本犬塚稔
原作子母澤寛
撮影竹村康和
美術西岡善信
音楽池野成
出演勝新太郎 / 久保菜穂子 / 渚まゆみ / 五味龍太郎 / 遠藤辰雄 / 杉田康 / 中村豊 / 左卜全 / 毛利郁子 / 香川良介 / 水原浩一 / 南条新太郎 / 三角八郎 / 舟木洋一 / 浜田雄史 / 越川一 / 江田島隆
あらすじ座頭市(勝新太郎)は清六(江田島隆)という男の功名心から銃で撃たれたが、文吉親分(香川良介)の娘・お国(久保菜穂子)に助けられ、そのとりなしで河原全体を仕切る文吉一家の厄介になることになった。それを面白く思わないのが、河原の権益を横取りしようとする安五郎親分(遠藤辰雄)である。文吉が、近在の民衆のため只で大花火を上げると聞いた安五郎は、文吉をそれに乗じて葬る手立てを考えついた。そして市をも倒すために、彼に怨みをもつ侍たちをも抱きこんだのだった。シリーズ第七作。〔大映/82分/カラー/ワイド〕 (水那岐)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★3このあたりから勝新太郎の演技は鬼気迫るものへと変化し、それに見合うだけの敵がいなくなっていったんじゃないでしょうか?後半はほとんどホラーです。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★3今回は水中居合抜き、そして闇に浮かび上がる幻像と撮りかたが凝っていた。今までは斬りかかる敵を払いのける居合だったが、攻めに転じた市の恐ろしさはいかほどのものかをハッタリ風味たっぷりに見せてくれる。ラストの市のアップは気の弱い子供ならトラウマになるかも…。 (水那岐)[投票(1)]
★3脚本犬塚稔で慎み深さとユーモアが復活。海外産スリラーを模した後半の殺陣もそれなりに面白い(ただし少々、長すぎる)。久保菜穂子の気品、毛利郁子の貫禄に対する渚まゆみの大根ぶりが微笑ましい。 [review] (町田)[投票(1)]
★3今回はまるでホラー映画ばりの池広一夫演出。おかげで座頭市のモンスター度がさらに向上。 廊下の明かりを次々に消してゆくシーンは、時代劇のケレン味に溢れている。 (AONI)[投票(1)]
★3あばれ花火かと思ったが、くるくる回って斬るので、凧にしたのだろう。蠅、水中、ろうそく、わっか等々と色々楽しめるが、やはり市がもっと追い詰められないと面白くない。 (KEI)[投票]
★3壁の陰で居合いを舞う座頭市、姿を撮らずに市の影だけでソレを見せる演出。後半になってようやく演出らしさが見えてくるが、それまでのドラマの平板さは如何ともしがたい。勝新太郎の個人芸にのみ頼った「俺様映画」に変化していく・・・ (sawa:38)[投票]
★3「善」対「悪」。老花火職人や飴売りと子供から始まって、川を挟んで対峙するお国(久保菜穂子)ら善人文吉(香川良介)一家と悪人安五郎(遠藤辰雄)一家。その川を行きつ戻りつする座頭市という犬塚稔脚本のダイナミズム溢れる構図が面白い。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★2最後の花火に照らされた市のアップは、まるでゴジラのようだった。後、一瞬の技が冴える居合いの遣い手に、いわゆる「大立ち回り」は似合わない。返って逆手に握った刀の不自然さが目立つ。 (シーチキン)[投票]
★2座頭市以外のキャラが全く立ってこない。座頭市という怪物キャラの前で脚本家もなすすべなしか。座頭市自身にしても飯を貪り食うシーンや、よしずごしに水をかけられるシーンなど、やや悪乗りになってしまっている。強敵がいないのもつらいところ。 (ジェリー)[投票]
Ratings
5点0人
4点1人*
3点11人***********
2点3人***
1点0人
15人平均 ★2.9(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
座頭市 (町田)[投票(4)]大映のシリーズ ()[投票(3)]
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