★4 | 三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(2011/仏=米=英=独) | 派手でざっくりした作りに見えるが、登場人物の相関図や心境変化は丁寧に作られている。アクションはやりたい放題で笑いながら楽しんだ。アクションは派手派手、登場人物の内面はタイトかつ丁寧に描き魅力を引き出させている。エンターテイメント作品として正しい姿だと思う。 [review] | [投票(1)] |
★3 | カウボーイ&エイリアン(2011/米) | 主人公が何者か謎、ヒロインも何者か謎っていうのがストーリーをとっつきにくくしていると思う。何者かは結構あっけなくわかる割に、引張りが長すぎる。二人が何者かっていう要素に時間を割くより、西部劇の世界の中にエイリアンが!っていう絵の楽しさや、アクションにもっと時間をかけたほうが盛り上がったのでは。 [review] | [投票(2)] |
★2 | 劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜(2011/日) | 前編が好きで期待しすぎたせいで評価が辛くなってしまった。見ていて楽しくはあったが、艦長がアクエリオン的なノリになったのが個人的には嫌。アクエリオンの大ファンなだけに、アクエリオンにはアクエリオンの、マクロスはマクロスのよさがあるんだからしっかり分けて欲しいと思ってしまう。 [review] | [投票] |
★3 | ウォッチメン(2009/米) | 映像には文句のつけどころはない。アヴァンタイトルと葬式シーンの美しさは特に素晴らしい。だが、ストーリーには説明不足な点が多いと感じる。省略したところ以外は基本原作に忠実なだけに、「なんであの重要なシーンがないんだろう」と感じる箇所が多数あった。 [review] | [投票] |
★4 | 崖の上のポニョ(2008/日) | 家が沈んだ海の中で古代生物が息づいていたり、ポニョがオフェーリアだったりするだけで心が躍りもう満足。目まぐるしく進む展開と美しい映像には息をつく暇もなく大変楽しい時間を過ごした。個人的にはテーマ性を読み取るより、幻想綺譚として楽しませてもらった。 [review] | [投票(2)] |
★2 | ブラインドネス(2008/カナダ=ブラジル=日) | 原作は好きだったが映画化には無理がある。一番違和感を覚えるのは画面の白っぽい色合い。皆が白く失明する中で主人公だけは失明しないっていう設定なのだから、主人公にだけ見えている世界であるってことを表現するためにも、むしろ色鮮やかにすべきなのでは。同じような色合いが続き単純に見ていてつまらないのもマイナス。 [review] | [投票] |
★4 | ホルテンさんのはじめての冒険(2007/ノルウェー) | 見ているだけで口元がほころぶようなユーモアを交えて、老いや死を描く。ユーモアもただぱっと見が面白いというものではなく、ディティールが作りこまれている。良作。 [review] | [投票] |
★2 | カイジ2 人生奪回ゲーム(2011/日) | 原作を読んだ後だから、展開がよめたせいかもしれないが、1よりもつまらなかった。オリジナルキャラクターの石田の娘がテンポを悪くしていると思うし、全体的にもっと短くシンプルにまとめたほうがよかった。1はうまくタイトにまとめてたのになぁ。 [review] | [投票] |
★4 | 愛を読むひと(2008/米=独) | 原作と比較して映画のほうが好印象だった。原作のミステリー風プロットの、あざとさが苦手だったため、映画版のさりげない描き方が魅力的に思えた。 [review] | [投票] |
★3 | プロデューサーズ(2005/米) | ストーリーはよくできているし、舞台で見たら面白いんだろうな、とは思ったのだが…。臨場感があることによって生まれる笑いだと思うので、画面一枚隔てた感じがもどかしく、白けてしまった。 [review] | [投票] |
★3 | ツレがうつになりまして。(2011/日) | 宮崎あおいのゆるいアート系な妻の雰囲気がとてもいい。逆に堺雅人の演技は映画の内容と合ってなかった。鬱病を真面目に説明するストーリーなのに、鬱病の人を誇張した演技で笑いを取ろうとしてて、ところどころ不愉快になるシーンがあった。コメディ要素を入れたのはわかるけど、こういう方向の笑いならないほうがよかった。 [review] | [投票] |
★3 | 300 スリーハンドレッド(2007/米) | 画面の色合いが常時同じで途中で視覚的に飽きた。赤いマントは確かにこの色会いには映えて美しく感じたが…。あと、原作がそうなのかもしれないが、敵の描写が他にやりようはなかったのかと気になった。ラストの映像がすばらしく印象に残ったので★3 [review] | [投票] |
★4 | コクリコ坂から(2011/日) | 背景が綺麗に描かれていてよかった。ストーリーは恋愛パートより、皆で一生懸命何かを作り上げるというところが魅力的だったため、中盤で盛り上がってそれ以降は失速したように感じた。が、ディティールの活き活きした描写を見ているだけで楽しく、満足できた。 [review] | [投票(3)] |
★3 | クヒオ大佐(2009/日) | 題材が面白いので、飽きることなく最後まで観られたが、一番大事なところが活きてない。それ以外のところも、この題材ならもっと面白くできたのでは、と思ってしまう。 [review] | [投票] |
★4 | チョコレート・ファイター(2008/タイ) | ストーリーやキャラクターの粗が気にならないほど、のめりこんで観てしまった。ヒロインの格闘がすばらしくて、それを見せるための洗練されていないストーリーは、荒削りで直球的で、むしろ魅力的に思えた。 | [投票] |
★4 | P.S.アイラヴユー(2007/米) | オチ以外はよかった。手紙が届くという緩やかなひっぱりが心地よく続く中、魅力的な登場人物や映像が絡まっていくかんじ。特に二人の出会いのシーンがすばらしい。 | [投票] |
★3 | マイティ・ソー(2011/米) | コスチューム、世界観がちょっとださいところに魅力を感じられ楽しめた。神世界の設定や相関図が単純な割りに説明の手際がよくないのかとっ散らかっていた印象だが、人間界で主人公がなんだかんだで生き生きしているところやヒロインとの関係を築く様子が楽しかったのでプラマイゼロという感じか。 | [投票] |
★4 | アジャストメント(2011/米) | SF的ガジェットとささやかなSF設定をまぶした恋愛映画として観た。客観的に見れば凡作〜佳作だが、のんびりした気分で鑑賞するにはちょうどよく、個人的には大好き。主人公とヒロインが魅力的なのも良い。 [review] | [投票(2)] |
★4 | レミーのおいしいレストラン(2007/米) | エンタメとしては傑作。テーマ性としては、途中あやういところもあったが、優れたバランス感覚で良作へ上手く着地したと思う。 [review] | [投票] |
★2 | エンジェルウォーズ(2011/米=カナダ) | アイディア自体は否定しないが、中盤の構成が単調。戦闘の最初に今回の戦いのテーマを言うが、あまり関係ないことが多く、背景などは変わっても戦い自体にテーマ性がないため、同じような戦闘に見えるのでさらに単調。唯一ラストはよかったかな、というかんじ。 [review] | [投票(3)] |