★3 | 劇場版 NARUTOナルト 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!(2004/日) | ニンジャと現代が混在する世界観、よくもまあこんな世界を思いついたものだとひたすら感心。そりゃあ世界でウケるわけですな(日本観の勘違いへの助長もあるけど)。TVではなく映画としての役割をちゃんと持っている空気は見事。終盤の展開はムリヤリ尺に納めましたという感じではあるが。 | [投票] |
★3 | 劇場版 NARUTOナルト 木ノ葉の里の大うん動会(2004/日) | あんなヤツやこんなヤツが運動会に参加しているだけで笑える。ネタそのものは幼児向けレベルだけど、こんなのがあっても良いかな。 | [投票] |
★3 | キャッチ ア ウェーブ(2006/日) | 海に面していない県に住んでいる自分には、海の映画はいつも異国の話に思える。こんな青春はなかったし、サーフィンなんぞはやりたいと思った試しも無い。あまりに底の浅いご都合主義な展開は見ていて呆れるが、それでも異国の物語なのだから、それもアリかも、なんて思えてくる。リゾートマジックなんてそんなものかもね。 | [投票] |
★3 | ストレンヂア 無皇刃譚(2007/日) | 殺伐としすぎる物語&描写ではあるが、この時代に時代劇で勝負したいという心意気は十分感じた。とはいえ、見るからに美味しそうな敵役がほとんど見せ場も無いまま消えていくのは納得いかないし、全26話で半年掛けてTV放映のほうが内容を醸成できたような気がする。 | [投票] |
★2 | スマイル 聖夜の奇跡(2007/日) | もしかして一作目は「奇跡」だったのか。練りこみの足らないキャラ像に加え、彼らが「そうしなくてはならない」もしくは「突き動かされる何か」が何もなく、スカスカなままドラマチックに物語は進む。脚本だけはプロに頼め。素人+弱小がそんな簡単に上を目指せるほどスポーツってえのは甘くない。 | [投票] |
★3 | ジャンパー(2008/米) | 前シーンとの繋がりが飛んでしまい、それをムリヤリ正当化して物語としてしまったかのような内容の薄さ。でも、シーンの間引きしている分スピード感だけは確かにある。ヘイデン君の演技修行につきあわされているかのようなダイアン・レインの無駄遣いはちょっと許せない。 | [投票(4)] |
★3 | ドリームキャッチャー(2003/米=カナダ) | 要所に笑いを入れる余裕は好感度高いのだけど、主軸が普通は別作品にするネタなので、2つを頭の中で結びつけるのに時間が掛かった。で、結びついたときもムリヤリ感が大きすぎて、カタルシスが得られなかったのは残念。ラストももう少し見せてくれようと言いたいくらいアッサリ。少年期のダディッツの笑顔がとてもいい。 | [投票] |
★3 | 恋するマドリ(2007/日) | 時折眠気にも襲われる、このまったり感は女性監督かなと思ったら的中。アイドルを使いながらも「アイドル的作品にしない」ことを大命題としたかのようなこだわりを受け取れた。それがこの監督のプライドなのかも。それぞれのキャストの配分が明確。世良の使い方だけは?だったが。 | [投票] |
★3 | ファイナル・デッドコースター(2006/米) | この作品のシリーズを観ると言うことは、「それぞれをいかなる趣向で殺してくれるか」を楽しむことであり、それ以外に期待している部分は何もない。ある意味、非常に潔い作品であり、自分の中の猥雑さや残虐性を再認識できる。今回も適度な時間で存分に自己の悪趣味さを気づかせてもらえた。 | [投票(1)] |
★3 | 県庁の星(2005/日) | もう少し「スーパー」の展開に深みやこだわりを持って欲しかった。ほんと、あの場はいくらでもネタが出てきそう。せっかく配役もいい人を用意したのにもったいない。県庁組とスーパー組を明確に分けすぎていて、あまりに話が分断されすぎているのも残念。 | [投票] |
★3 | スネーク・フライト(2006/米) | 原題もそのままだし・・・。 [review] | [投票] |
★3 | ピンクパンサー(2006/米) | ピーターのあのアクこそがクルーゾーだと思っている自分にはスティーブは少々良い人過ぎて物足りない結果に。決して悪い出来ではないのだが、いわば「仕切りなおし」をするのなら、もっと気合が入って然るべきだった。あの、偉大なシリーズが相手なのだから。ちなみにちょいと現れる3Dの豹はちょっと厳しいと思ったので、早々に2Dに戻って良かった。あの飄々とした風体は3Dではつまらないね、やっぱり。 | [投票(1)] |
★3 | パラダイス・ナウ(2005/仏=独=オランダ=パレスチナ) | やりたいことはわかるし、素っ気無い作風が寂寥感をちゃんと煽ってくれる。しかし、あまりに台本が間引きしすぎ。状況はわかるのだから、それを後押しする丁寧さがもう少し欲しかった。日本人にとっては自爆攻撃というのは特攻を思いだされていつもやりきれない気持ちになる。だからこそ、他国より我々の気持ちの準備はできていたはずなのだ。 | [投票(1)] |
★4 | 転々(2007/日) | この監督の持ち味である「脱力感」と、小劇場っぽい「くだらないことへの執拗な執着」満載の現代版弥次喜多珍道中。テーマが「家族」であるのはオダギリの序盤の「自分は小さいころに」の台詞からわかるのだけど、こういう絡ませ方をしてくるとは思わなかった。願わくばそれを終盤に持ってくるのではなく全編に散らせたらもっと物語が締まったのではないか。吉高のアホっぽい演技が実は家族のバランスを取っていたというのが意外。 | [投票(3)] |
★4 | インベージョン(2007/米) | 『ボディ・スナッチャー』の換骨奪胎とまではいかないが、結構な怖さで物語は進んでいく。一般的な追い詰められ型タイプの中ではなかなか巧みな展開でしっかりドキドキさせてくれた。VFX慣れした現代の観客に対し、何も小細工せずともSFサスペンスしていた部分は評価できる。唯一、他作品でもほとんど表情の変わらないダニエルの起用に関してだけは失敗かと。 | [投票] |
★3 | めがね(2007/日) | 何もしないをスル、というのは前作に通じることではあるのだけど、この物語の中には「生産」という生きていく上での大前提がまるで描かれていない。そりゃあ人の善意の連鎖だけで生活が成り立てば理想郷ではあるけど、自分にとってはマリンパレスのやり方のほうが納得がいく。とはいえ、この止まったような時間の描き方はとても心地よく、いつまでも観ていたい気分でいられたのは収穫。 | [投票(3)] |
★5 | 魔法にかけられて(2007/米) | ジゼル実体化の後のロバートの戸惑いは、彼女のアニメそのもののオーバーアクトもあり、そのまま自分の戸惑いにも通じたのだが、彼女の存在をロバートが容認していく過程もそのまま自分の気持ちと繋がって行くという杞憂な体験をした。まさにアニメと実写の本当の意味での融合だと思う。所謂いつものディズニーのお決まりの優等生物語ではあるが、ラストも含め実に楽しませてもらった。見事。 | [投票(1)] |
★3 | ゴーストライダー(2007/米) | 冒頭の展開だったら、俺だったら絶対「契約不履行」を訴え続けるけどね。どうしても盛り上がらなかった原因は敵役の魅力のなさと本人の魅力のなさ・・・・って全部ですね。構成や、終盤の未練タラタラな台詞から言って、絶対2を期待していたのでしょうが、これでは製作は難しいでしょうね。このバイクだけは異常なまでのかっこよさなので、もっと活躍して欲しかったのですが。 | [投票(2)] |
★3 | ハンコック(2008/米) | 予備知識を入れず何も期待していなかった分、「空想科学読本の実写化」として楽しめた。本当はイイ奴なのに、ついついやり過ぎて周囲から疎ましがられる・・・そんなヤツ、必ず知り合いにいるはず。自分でもそんな部分に対してのジレンマを抱え、持て余しているんだろうなあ、と思いながら観られればクスクス笑いが止まらない。もっと生い立ちとか掘り下げられれば楽しかっただろうに。 | [投票] |
★3 | ダニー・ザ・ドッグ(2005/仏=米=英=香港) | 序盤を観て「この展開なら今後はあーなってこーなって最後はこんなエピローグがあって」と考えたら、寸分違わずそのまんまだったので苦笑。邦画ならあと最低2、3はエピソードをくっつけて、かえって蛇足になりそう。主人に服従するときのあの犬の目をリーはちゃんと演技できていて感心。物語のシンプルさはそのままに、各人の心情などがもう少し描けていたらもっと熱い内容になっただろうに。 | [投票] |