MSRkbさんのコメント: 更新順
I’M FLASH!(2012/日) | ☆3.0。藤原竜也演じる人物の虚無感/厭世観が今ひとつうまく描けていない気がするが、間延びした不穏さとでも言うべき「何かありそう」感で最後まで引っ張る。一部時制をずらした語りが最後に綺麗にまとまるのも良し。だが…… [review] | [投票(1)] | |
キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011/米) | 『アベンジャーズ』を見た後に観賞。どうしても「アベンジャーズ前日譚」的な地味さは拭えないが、そつなくまとまった佳作。 [review] | [投票] | |
地獄の門(1980/伊) | 10年ぶりくらいに再見したのだが、内臓ゲロゲロと幽霊みたいなゾンビみたいな奴がボイーンていう効果音とともに出たり消えたりするとこと、まああとドリルのとこしか憶えてなかった。すごい新鮮な気分で見れたよ! [review] | [投票] | |
アベンジャーズ(2012/米) | 3.8。期待されていることをほぼ完璧にやり遂げ、あわよくば「それ以上」を狙わんとする志の高さも感じられる。派手だが退屈な「イベントムービー」だろうと高をくくって見に行ったが、しっかり作られた堂々の「娯楽映画」だった。 [review] | [投票(9)] | |
遊星からの物体X ファースト・コンタクト(2011/米=カナダ) | 前作のきびきびとした、贅肉のない「最上級のB級」的面白さには及ぶべくもないが、名作のプリクウェルとしての期待にはそつなく答えた。そつがなさすぎて特筆すべき点もそんなにないが……だが特殊造形チームだけは明らかに「俺たちがやってやるぜ」感強く、そこは評価されるべき。 | [投票(2)] | |
ハイテンション(2003/仏) | いろんな意味で「懐かしい」匂いのするフランス産スラッシャームービー。 [review] | [投票] | |
デビル(2010/米) | 2.9くらいの3。悪くはないんだが、これはシャマラン自身が監督したほうが良かっただろうとは思う。脚本もところどころ無駄な点があり、もっとタイトにして45分くらいのテレビドラマの1エピソードとして見たなら傑作と言えただろう。 | [投票] | |
ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う(2010/日) | 「ドゥオーモ」で「熟成」させる、っていうこの禍々しくキャッチーなフレーズは素晴らしい。佐藤寛子の「ヌード」には確かに存在感があるのだが、役者としてはやはり大竹しのぶ、井上晴美に喰われ気味。 [review] | [投票(4)] | |
魔性の香り(1985/日) | 池田敏春×石井隆なので、ジャーロ的あるいはサイコサスペンス的で濡れた美意識に彩られた佳品……ではあるのだが、なぜ天地真理なのか……とは誰もが思うであろう迷品でもある。 | [投票(1)] | |
ドラゴン・タトゥーの女(2011/米=スウェーデン=英=独) | 職人仕事してるの方のフィンチャー、という感じだったが、でもやはり人物相関図はかなり複雑だった(よく金田一シリーズに例えら れるが、この複雑さは『病院坂の首縊りの家』映画版級じゃないか、いやあそこまでではないか)。そこらへんは吹き替えで見たほうがいいかもしれない。 [review] | [投票(1)] | |
ジャーロ(2009/米=伊) | この点数ですが、好きですよもちろん。比較的一般向けとはいえ、例によってアルジェントにしか撮れない歪な映画。サスペンス的状況を作るのに、それを宙ぶらりんのままにして明後日の方向に行く「あの感じ」が好きな人向け。 [review] | [投票] | |
恐竜・怪鳥の伝説(1977/日) | 幼い頃に普通の怪獣映画だと思って見たらゴア描写多くてトラウマになった一本。だが見返してみたらそれほどゴアゴアじゃなかったし記憶よりも全然怪獣映画だった。今見るとモンド感を楽しめるかも。逆に言えばそこくらいしか今見る価値はない。 [review] | [投票] | |
ダーティハリー2(1973/米) | いかにもジョン・ミリアス的な物語。ハリーのリバタリアン的正義と若い白バイ警官たちの暴走する正義を対決させるというスリリングな筋立て。なのだがいかんせん演出が間延びしていて傑作になり損ねた感ありなのが惜しい。 [review] | [投票(2)] | |
ダーティハリー3(1976/米) | 改めて見てみると、シリーズ中もっとも「普通の事件」なんだよね……。連続テレビドラマの映画版くらいのスケール。音楽がラロ・シフリンじゃないというのも関係してると思う。 | [投票] | |
ゾンビランド(2009/米) | ウェルメイドな佳品。「ゾンビ」ものジャンル映画というかアフターマスのロードムービー、青春映画を志向しているのでその筋の人には薄味だと思うし、全体的に深みは期待できない。だが、なんとも憎めないキュートな逸品ではある。ちょっと『ナイト・オブ・ザ・コメット』を思い出した。 | [投票] | |
ローラーガールズ・ダイアリー(2009/米) | これぞウェルメイド。スポ根と「田舎町を出るのよ」ものと一夏もののいいところを合体させたような、安心して見られる一本。(特にチームメイトやライバルの)人物造型や脚本に弱さがあるのは確かだが、なんかそこらへんは女優陣の存在感で補完されてしまっている。パイ投げキャットファイトに入る瞬間の「仲いいよねー!」な高揚感は素晴らしい。あと、これはとてもいい邦題。 | [投票] | |
スプライス(2009/カナダ=仏) | 2.5くらい。いろんなテーマを盛り込もうとして散漫になった印象。 [review] | [投票] | |
悪夢探偵2(2008/日) | 前作はJホラー的表現を塚本的表現で再構築するというのが大目標だったと思うが、今回はすでに自家薬籠中のものとした後の塚本流という味だった。 [review] | [投票] | |
ヘルボーイ ゴールデン・アーミー(2008/米) | 前作は凡作。本作もエンターテインメントとしては凡作だと思う(特に物語のグダグダ感はすごい)が、徹底的に「俺の好きな絵」に拘った結果、絵本を見ているような楽しさが全編に漲っている(人を選ぶかもしれないが)。3.5点。 | [投票] | |
ワールド・オブ・ライズ(2008/米) | ジャンルとしてはポリティカル・スリラーなんだが、ポリティカルな部分よりはその上に乗っかってくるエージェント同士の虚々実々の駆け引きをダシにコンゲーム映画を作りたかったのだろう。ディカプリオ、クロウ、ストロングの役者合戦が見物。 | [投票] |