★5 | ロッキー4 炎の友情(1985/米) | やっぱ、ロッキーは見てる途中で声かけられても
「うるせーな! 今、ロッキーが勝つか負けるかの瀬戸際なんだぞ!」
って言えるところがスゲーぜ | [投票] |
★5 | 愛人/ラマン(1992/英=仏) | 遠のくリムジンと共に胸が締め付けられ、何故なのか?を言語化しようとする。
これを肯定する言論はないのか?と探す。すればするほど浅薄に思えてくる。
社会から切り離されて存在しようとした二人がやがて社会の前にそれを諦めるように。
しかし、確かに何かがあったのだ。その確証はカメラの捉えたインドシナが、フレームの外まで存在するかの如く鮮明に描き出されている事から来るのだとおもう。
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★3 | グレイテスト・ショーマン(2017/米) | 可。不可はない。しかし凡庸といえば凡庸。 | [投票] |
★5 | 私が、生きる肌(2011/スペイン) | 「事実は小説よりも奇なり」とはよく言われるが、フィクションが事実を凌駕する瞬間を感じさせられた。もう、ザワザワと心の不可知な部分を触られたよう。抗えずに身を委ねる。後に戻れない不安。愉しませてもらった。 | [投票] |
★2 | 君よ憤怒の河を渉れ(1976/日) | 法治国家の理念を揺るがす真の反社会映画。
全てがちぐはぐ。
無意識のシュールコメディとしてプラス1点だが
本当に酷い
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★2 | 化石の荒野(1982/日) | 大藪と寿光、村川と長谷部、東映と角川の差はあれど、丸山脚本による本作と遊戯シリーズはほぼ同じ話(笑)
しかしながら、こうも差がつくのは何故か?
同じハミ出し者なのに(笑)
優作は懸命にハミ出す事を渇望していた。
しかし、渡瀬ははみ出してしまう事を、どこか世間の所為にしていたんじゃないのか・・・。
そのスタンスの差が、一方をポップスターに、他方を日陰の花に分けた。
と言えるんじゃないだろうか? [review] | [投票(1)] |
★5 | ジャージー・ボーイズ(2014/米) | 何度でも言うけど、音楽の何が素晴らしいってどんな糞人間が奏でようとそのイノセンスや聖なる瞬間が失われる事はないと云う事。そして、その事がそれを成した糞人間のイノセンスを保障しているって事。涙で前は見えないが、人生の祝福は見える。それでよし | [投票(3)] |
★2 | シング・ストリート 未来へのうた(2016/アイルランド=英=米) | 何故、この映画は作られたのか?
何故、MTV時代を題材にする必要があったのか?
ここに描かれた気分は当時の気分とは程遠く
その動機が見えない | [投票(1)] |
★2 | オフサイド7(1979/英) | 退屈だったが、ジョージ・P・コスマトスの空撮は仕事が丁寧 | [投票] |
★4 | ダンケルク(2017/英=米=仏) | 基本的にゾンビ映画ですね。それをダンケルク撤退戦の体で語るという・・・。
かつての映画表現者が戦争の恐怖を娯楽に転換する過程で生まれたのがゾンビ映画フォーマットだと思うんですよ。
それから時を経て、逆にゾンビ映画からオリジナルである”戦争の手触りが”再現されるという。至極全うであるともいえるし、重大な人類の記憶も薄れているともいえる。
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★4 | ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米) | こいつぁ難しいぞ・・・。面白かった。俺が見たかったスターウォーズだ。とも言えるのだが・・・。もっとやれたろ・・・。とも思ってしまう・・・。4をつけたが、この点数は意味をなさない。映画界の3大発明の一つ黒沢7人フォーマットをちゃんとやって欲しかった。あと二つはグランドホテル形式とゾンビ映画だ。今適当に思いついたが・・・汗
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★5 | ハスラー 2(1986/米) | まるでスコセッシに企画を売り込みに来たニューマンの熱の入った話を聞いてるみたい。
兎に角雑なところが良い。音楽の貼り方、各シークエンスのつなぎ、カットのつなぎ。
完成度を度外視したよう。
でもエディのあり方はビシッと一本筋が通っている。
寸分たがわない切れ味で、ニューマンの与太話を切り取ったスコセッシはすごい。
熱くなった。 | [投票(1)] |
★3 | スター・ウォーズ 最後のジェダイ(2017/米) | スターウォーズっつーより、アナ雪だな。が最初の感想。 [review] | [投票(8)] |
★3 | 天使のはらわた 赤い閃光(1994/日) | 1993年のパトレイバー2。94年の本作。95年の攻殻機動隊。その関係性が気になる。まとった空気が同じ。ミッシングリンクは根津甚八と竹中直人か。気になる。川上麻衣子は至高。 [review] | [投票(1)] |
★3 | スーパーの女(1996/日) | ヤキが回った自分の姿すら満更でない。といった感じの伊丹は嫌いになれないけどね。 | [投票(1)] |
★5 | アンタッチャブル(1987/米) | 再現度99%のコスプレ映画。
1%はファンタジーに捧げられていて、まるでディズニーシー。
このリアルに仮託したファンタジーは宮崎駿のアニメと同じ地平。
それ故、永遠を獲得している。
アルマーニの仕事も、目抜き通りの向こう側までT型フォードが“演技”している街並も素晴らしいが、ファーストシーンの「第一印象が大事よ」という奥さんのセリフから、ファンタジーとして一つの無駄もないシナリオが凄い。
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★4 | 恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989/米) | 個人的に心に沁み過ぎる映画ですね。そう云うの、ジェフ・プリッジス率が高い気がして気になる・・・ww [review] | [投票(1)] |
★5 | 七人の侍(1954/日) | 7人が走る姿が兎に角美しい。涙が出る。
それを見ながら、これはもう戦後を乗り切った日本人の生きる神話だね。と思う。
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★5 | スタンド・バイ・ミー(1986/米) | 今気が付いた。コレは少年たちの地獄の黙示録 | [投票] |
★5 | カムイの剣(1985/日) | りんたろうの、いや、虫プロ直系のリミテッドアニメーション的技法の粋が集まってる。
忍者のリピート&ポン寄りの繰り返し。殺しを受けての村人が中抜きでパンパンパンとINしてくる冒頭からいきなり怖い。まるで舞台の様なアクション。その割にはジワジワと段取りを踏んで進むストーリー。それがパッチワークの様に構成されて、アニメの自由が謳歌されている。 | [投票] |