★5 | 名も無き兵士たちと共に溺れ、焼かれ、飛び、落ち、逃げ、今、帰ってきた!映画の原始的な体感を味わう。IMAXの超高精細なフィルム映像が、半端ない没入感を生み出す。凡百の映画がCG臭をファブリーズするのに心血を注ぐ中、フィルムに拘る熱い映画バカ、ノーランの美学が炸裂する。 [review] (まー) | [投票(6)] |
★5 | 作戦としては成功かもしれない。しかしこれは戦争としてはあくまで敗北であることに変わりない。それでも、だからこそラストシーンは感動し、考えなければいけないのだ。 [review] (deenity) | [投票(4)] |
★5 | 傑作。これは「体感」すればいいのだと思います。 [review] (カプリコーン) | [投票(3)] |
★4 | IMAXでもう一度見たい傑作なのだけど、躊躇してしまうほどのあの体感 [review] (HAL9000) | [投票(6)] |
★4 | 思っていた感じとは少し違ったが、重厚でスケール感ある画が楽しめる。 [review] (シーチキン) | [投票(6)] |
★4 | 『ゼロ・グラビティ』に通じる物語の体験型表現の提案。その挑戦を買う。 [review] (おーい粗茶) | [投票(5)] |
★4 | 実は『インターステラー』があまり私の中でピンとこなかったので、「ノーランの戦争もの?」とちょっと心配していたが、イメージしていたものとはだいぶ違った。 [review] (プロキオン14) | [投票(3)] |
★4 | 基本的にゾンビ映画ですね。それをダンケルク撤退戦の体で語るという・・・。
かつての映画表現者が戦争の恐怖を娯楽に転換する過程で生まれたのがゾンビ映画フォーマットだと思うんですよ。
それから時を経て、逆にゾンビ映画からオリジナルである”戦争の手触りが”再現されるという。至極全うであるともいえるし、重大な人類の記憶も薄れているともいえる。
[review] (pori) | [投票(2)] |
★4 | 状況説明無く叩き込まれる敗走の混沌地獄の遥か上空では静謐のロマンティシズムが支配する。その対比が全て。撃墜され海へと落下する画の美しさは宮崎や押井へのオマージュめく。であるから、終盤の安直なヒロイズムで糊塗された収束は粋ではない。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 全体像を描こうとはせず、異なる視点による異なる時間軸を上手く組み合わせることで、かろうじて何かを描きあげた感がいい。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | 戦闘機の操縦席、漁船、駆逐艦、ダンケルク海岸、フランス、ヨーロッパ大陸と広さの違いはあれど、閉じられた空間から何とか逃げ出すという所作のみを延々と見せられる稀有な体験だった。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★4 | 戦場にいた。 (ALOHA) | [投票(1)] |
★3 | 奮発してIMAXで見た。それなりに楽しく昂奮して見たし、充分見る価値のある映画だと思いますが、やっぱり不満も残る出来でした。まず、効果音の衝撃は良いですが、鳴りっぱなしのBGMの重低音がうるさ過ぎる。私の場合は、もう当分IMAXで映画を見たくない、と思ってしまったぐらい。 [review] (ゑぎ) | [投票(11)] |
★3 | 演出家としてのクリストファー・ノーランは、高踏的な気取り屋どころか段取り下手で空回ってばかりのファイト先行型だ。だから憎めない。無言活劇たる第一シーンの緊張感が白眉で、モブ演出もさすがに気合十分で嬉しい。しかしノーランでダンケルクなのだから、もっともっと人頭の過剰で圧倒してほしい。 (3819695) | [投票(9)] |
★3 | 機体や船体に固定された画面の中で水平線=水平軸が動転するが、それは世界の中の視点ならぬ視点の中の世界という閉塞をこそ帰結する。科白の抑制とCGの排除が現実の現実感を画面にもたらすにせよ、決定的に「物を語る」ところの画面はついぞあらわれえず。ラストのランディング、懸命に手動する動作こそは、かろうじて「人間」の、「物語」の動作。かけがえのない「映画」の動作。 (鷂) | [投票(4)] |
★3 | IMAX版で鑑賞。上下の画角の広さもいいが、とにかく音がすごい。最初から最後までハンス・ジマーによる不穏な音楽が流れ、効果音が文字通り劇場を震わせる。少なくともそこだけは体験する価値はある。 [review] (MSRkb) | [投票(3)] |
★3 | 浜辺の静寂が意味のない現象としての災難の徒労を訴える。魚雷の夜襲だけなら刹那的な海猿で済むものを、訓練と称して謎次元から小銃弾まで撃ちこまれると、堂々たる佐藤純彌のパニック大作の風格に。ただ、ヒューモアのない純彌なのである。 [review] (disjunctive) | [投票(3)] |
★3 | 今一番気になる監督、ノーランの新作である。意外や戦争映画である。しかも退却こそ最大の攻撃であるとの消極的な行為に見える戦争映画である。ノーランがこの作品に賭ける思いはいかなるものか。 [review] (セント) | [投票(3)] |
★3 | もしもその場にいたなら逃げ惑うしかないにちがいない我々の視点を貫徹しているのは美点と思いつつも、そのモチーフが見え透いているというか、煙幕になりえたであろうゴア描写を避けているのだから、アトラクション的と見えるのも仕方がない。トム・ハーディがヒロイックなのも対局を必要としたのが見え透いている。 (kiona) | [投票(1)] |
★2 | 物語を徹底的に排除して「事象」だけで逃避を活劇化するのは、ある種の映画的王道だと理解はするが、単調さを回避する保険として長・中・短の時間軸が有効に機能しておらず狂騒はアトラクション映像の域内。唐突なヒロイズムの誇示も自画自賛にみえてむなしい。 (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★2 | 冒頭の、木製扉に撃ち込まれる銃弾の音がピーク。それ以降はドラマも感情移入のしどころも無い、戦場という舞台を借りたパニック大作と化す。結局はハーディの一人無双を楽しんだだけ。46/100 [review] (たろ) | [投票(4)] |
★2 | 敵はドイツ軍より水、それも海水。そして演出的に重油引火の火。ドイツの攻めも航空機3機程度の散漫なもの。退屈極まりない。もっと派手な映画かと思ってたら地味すぎて驚いた。救出に来る船小さすぎるし少なすぎ笑 (IN4MATION) | [投票] |