★5 | あまり思い入れのない監督だけど、これだけは別。寒々とした青と、置き去りにされた老人、そしてあのラストの余韻。国境という概念がここまで胸に迫ったのは初めて。 (くたー) | [投票(2)] |
★5 | 映画と現実の垣根を破壊しつつ、人間の愛を揺さぶる傑作。
アンゲロプロスは映像を知り尽くしている。 (教祖) | [投票(1)] |
★5 | 32年間の空白を超越する老夫婦の静かな愛。眠くても、必ずラストシーンまで見るべき。 [review] (鏡) | [投票(1)] |
★5 | まずオープニング。埠頭での場面転換のアンゲロプロスらしさに感激。そうして老夫婦の愛と悲しみに感涙。ラストの映像のもの悲しくも美しい色にも感嘆。 (ハミルトン) | [投票] |
★4 | アンゲロプロスが描きたかったことも、彼の映像の美学も、一番最後のワンカットに詰め込まれている。(2005.5.16.) [review] (Keita) | [投票(2)] |
★4 | 持って回った感が無くもない寄る辺なき放浪の途に就いた先人への挽歌。しかし、その持って回った感が須らく味わい深くて堪らない。序盤の『81/2』や『軽蔑』的メタ映画への傾斜と、終盤の正調アンゲロ節とも言えるカフェの混沌と対置される海上の孤高。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 途中でだれるけど、中々面白い。カラインドロウの音楽が良いよ。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | アンゲロプロスにしては分かりやすかった。老夫婦の夫婦愛を重点に絞ったのが好き。 (kenichi) | [投票] |
★4 | 最初、シーケンスショットもなく、案外だらだらしているので、どうしたことかと思っていると、矢張り後半になって映画的なシチュエーションと演出になって安心した。見終えて、途中ダレたにもかかわらず最初から最後まで一寸の隙もない映画だったような気がして来る。そんな不思議な気持ちを味わえる。 (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 帰るべき場を失った老活動家。その妻が失ったのは時間。故国というリアルな場での時間の共有は、劇中映画という非リアルなフィルターを通しても像を結ぶことはない。すれ違いに娘は嘆息し、息子は只々たじろぐばかり。老夫婦は互いが失くした無の中へと旅立つ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★2 | 『アレキサンダー大王』に感動して、封切りに駆けつけ、余りの相違、平凡さに茫然とした。今にして思えば、あのとき映画の歴史は動いていたのだった。 [review] (寒山拾得) | [投票] |