★4 | Death Note デスノート the Last name(2006/日) | 原作よりもコンパクトに上手にまとめられているので好感触。Lのキャラクター造形も原作以上に素晴らしく、そのLを演じた松山ケンイチが紙の上でしか存在しなかったLに命を与え魅力的な人物像を作り上げた。見事!藤原竜也の舞台演技は完全に空回り。 | [投票(1)] |
★4 | 主人公は僕だった(2006/米) | 「人生は悲劇か、喜劇か」。本作が長編デビューのザック・ヘルムの脚本がうまい。2006年度、最高の脚本の一つである。現実と虚構が巧妙に融合した喜劇であるが、平凡だったハロルドの人生の終着点が見え隠れすることにより、人生を見つめなおした重厚な人間ドラマでもある。 | [投票(1)] |
★4 | 涙そうそう(2006/日) | 何のひねりも無く、泣かせるポイントは多数あるものの、生かしきれているわけでもなく、中途半端な作り。しかし、それをカバーするほどの妻夫木聡の魅力。そしてちゅらさんでお馴染みの平良とみが出て来て「泣いてもいいさ」の台詞でイチコロ。 | [投票(1)] |
★4 | 四十八歳の抵抗(1956/日) | 四十八歳を迎えた主人公がかつて抱いていた夢… 老い先が見えてくる中で、消えていく夢。「このままでは終わりたくない!」という気持ちはあるものの、気持ちをぶつける場の無い主人公。少女と出会った途端、男として「生きる」事を実感しようと抵抗する… | [投票(1)] |
★4 | ゾラの生涯(1937/米) | 「伝記の雄」と呼ばれたディターレにも関わらず、歴史の観点に注目を当てると粗野に描き過ぎているとの印象を受けるが、作品のテーマは現代にも通じる普遍性を持っている。 [review] | [投票(1)] |
★4 | 愛の落日(2002/米=独=豪) | 冒頭のマイケル・ケインの「目」の演技から、完全にノックアウトされてしまった。あの「目」は何を物語っているのか…物語が進むにつれて、原題「静かなアメリカ人」の意味が我々観客の前に明らかになる。 | [投票(1)] |
★4 | LOVEDEATH ラブデス(2006/日) | タランティーノもビックリのB級映画。しかも、3分に1回笑えるというオマケ付き!でも、1回見ればいいや。 [review] | [投票] |
★4 | くちづけ(1957/日) | どのシーンが一番好きかと聞かれたら、間違いなく「小沢栄太郎さんが出演した最初のワンシーンです」と答えます。 [review] | [投票] |
★4 | ハイスクール・ミュージカル(2006/米) | 超大型新人、ザック・エフロン発見!! [review] | [投票] |
★4 | Death Note デスノート 前編(2006/日) | 抑揚の無い演出、キャラクター全員が一つの感情しか持っていないのかと思うほど気持ちが一方通行。シェイクスピアばりに自らの気持ちを独白する主人公に若干冷め気味。ただ、それでも設定が非常に面白く、シンプルで上手にまとめられた作品なのであっという間に引き込まれた。 | [投票] |
★4 | ハッスル&フロウ(2005/米) | 本作には人間が「生きる」姿が描かれている。音楽に対する情熱は人一倍持っているものの、その才能を生かす環境にいなかった主人公が、音楽の世界へ徐々に踏み出し渇望する。主人公の行動に共感出来ない部分も多いが、こんなに懸命に生きる姿を見せられ、勇気を貰った。 | [投票] |
★4 | 駅 STATION(1981/日) | 降旗康男の最高傑作であり、高倉健さんのイメージが固定してしまった作品でもある。倉本聰の脚本が想像以上の出来だが、意味の無い登場人物がやたら多い。登場人物を絞って、それぞれに健さんと絡む見せ場を作ってあげればいいのに。 | [投票] |
★4 | 金環蝕(1975/日) | 山本薩夫監督が描く政界百物語。オールスターキャストの力を信じて、変化球は一切使わず、正統派演出で責めまくる。山本学の高笑い、三國連太郎の汗を拭く仕草。大好き。このキャストに小沢栄太郎、中村伸郎、滝沢修、佐分利信が加わったら完璧。 | [投票] |
★4 | 顔(1999/日) | 容姿が醜く、太った女性が主人公のロードムービー。詳細はレビューへ [review] | [投票] |
★4 | リチャード三世(1955/英) | 登場人物は山のようにたくさん出てくるも、オリヴィエの一人芝居を見ているかのようだ。ただ、オリヴィエは、リチャードが背負ってきた劣等感・憎しみを余りにも軽く解釈しているかのようにさっぱりと演じており、個人的にはもう少し毒々しく重厚に演じて欲しかった。 | [投票] |
★4 | ママが泣いた日(2005/米=独=英) | 監督・脚本のバインダーはテリー役にジョーン・アレンを想定して脚本を書いたそうだ。ここまでアレンの魅力を引き出せるバインダーはかなりのアレン好きとみた。アレンのアカデミー賞候補落ちが悔やまれる。 | [投票] |
★3 | 犬神家の一族(2006/日) | リメイク決定という衝撃のニュースから大分経過し、リメイク作を何度も見た今でも純粋に思う。何故、リメイクする必要があったのだろうか? [review] | [投票(5)] |
★3 | ミュンヘン(2005/米) | 映画としての完成度は極めて高く、非常に面白い。太鼓判押します。ただ、「面白い」って素直に言えないんだよなぁ… [review] | [投票(3)] |
★3 | 麦の穂をゆらす風(2006/英=アイルランド=独=伊=スペイン=仏) | 演出が古臭い。人間描写が丹念に描かれておらず、ケン・ローチの興味は歴史上の事実にばかり向けられており、極めて映画的面白みに欠ける。 | [投票(2)] |
★3 | バブルへGO!! タイムマシンはドラム式(2007/日) | 期待せずに鑑賞したら意外と楽しめた。突っ込みどころ満載だけど、こういった映画はらくーに楽しめればいいじゃん。他に4点付けた映画と比べると、明らかに甘い評価ですが、「映画」は「エンターテイメント」。単純に楽しめる映画って素敵だなって思います。 | [投票(2)] |