★3 | 鬼が来た!(2000/中国) | 戦争経験のない人間が公正な立場で戦争を描いたこの作品には、体感ゲームの様に戦争を疑似体験するかのような感覚をおぼえる。結局のところ、戦争を経験していない研究者が、資料を基に主観を伴わないルポを映画として表現した、というところである。 [review] | [投票(5)] |
★3 | からっ風野郎(1960/日) | 三島の主演作、増村の演出作、としてしか見るものの無い映画だが、三島の映画に対する態度の真摯さは特筆したい。
演技力の無さ等ジレンマは多々あったのだろうけれども、文壇においてあれほどの業績のある人が、増村の罵倒に耐えで来得る限りの努力を重ねたのは理解できる。
アイドル映画に初主演する素人などよりは、はるかに愛情ある態度が感じられて微笑ましい。石原慎太郎の出演作などよりは100万倍増し。 | [投票(2)] |
★3 | ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒(1999/日) | 色々な意味で中途半端な作品。早く「大人向けの怪獣映画です!」と踏ん切りをつけて制作した方が良いと思う。下手に子供向けなテイストを残しているくらいなら。でも無理か・・・だってガメラは子供の味方だもんね(笑) | [投票(2)] |
★3 | 七年目の浮気(1955/米) | マリリンの持つ悲しさを、よくもまあしゃしゃあと映像化した作品。彼女はどんな気持ちで演じたか? [review] | [投票(2)] |
★3 | 愛と喝采の日々(1977/米) | アン・バンクロフトの猫パンチ、素敵すぎ。 | [投票(2)] |
★3 | 姑獲鳥の夏(2005/日) | シリーズ展開する予定の映画としては、こんものなのではないのでしょうか。
顔見世興行的には成功はしていると思われ。TV監督としての実相寺監督の起用も
その意味では納得も出来る。映画女優としての原田知世の存在感は白眉。 [review] | [投票(1)] |
★3 | ターン(2001/日) | 見たことも、そんな映画があったこともすぐに忘れてしまうだろう。ただ通りがかった道で、近所のお家で誰かが引いているピアノの音色を「あら?」と聞いてしまったかのような、映画でした。←褒めてる。 [review] | [投票(1)] |
★3 | 愛情物語(1984/日) | オヤジのダンディズムと理想とする少女像を原田知世に託して描いた角川春樹の個人的な自叙伝的映画。本職としない表現者がここまで自分をさらけ出せたら見事というしかない。内容的には、やはり個人的であるがゆえに評価されるにはいたらないかとも思う。知世の表情はすごすぎ。良質のコメディーとかやれば良いのに。 | [投票(1)] |
★3 | 安城家の舞踏会(1947/日) | スッパンパンのデヴュー当時の津島恵子が貴重。大根女優としての原節子の頂点。
彼女が自らの持つイメージのみにおいていかされた作品。そういう意味では「お嬢さん乾杯」と双璧。逢坂夢子の助演が悲しい。松竹においてのお嬢さんは彼女ではなく、いまは原なんだ、という事を会社に示された感がある。 | [投票(1)] |
★3 | グラマ島の誘惑(1959/日) | 無人島に漂着しても宮家。やりたい放題。でもぬけてる。それは宮家の一番外れだから?轟の太りっぷりも頼もしい。妙な面白さのある怪作。 | [投票(1)] |
★3 | 噂の女(1954/日) | 田中絹代に気品は無い。落ちていく役や市井の人に魅力を発揮するタイプ。したがってミスキャスト。久我美子も監督にいびられたか、なんか硬質の演技。 | [投票(1)] |
★3 | シーズ・レイン(1993/日) | 多分、神戸に住まない人には鼻につく作品だと思うけど、本当に神戸らしい作品。恥ずかしいけどチョット好き。 | [投票(1)] |
★3 | ポセイドン(2006/米) | ドーン ガーン メキョ♪ メキョ♪ ビリビリビリ☆ ハウァッ ゴー バキーン あたしたち生きてる〜生きてる〜(嬉) | [投票] |
★3 | パルムの樹(2001/日) | ストレートなストーリーを冗漫に尺を稼ぐために長くしたアニメ。もっとシンプルに描いていれば良いのに、テクニックに走りすぎた感がある。次作に期待ということでの点数。 | [投票] |
★3 | 彼女が水着にきがえたら(1989/日) | 主演の原田知世の水着姿が見れただけで眼福、眼福! | [投票] |
★3 | 柳生武芸帳(1957/日) | 三船敏郎の説明めいたセリフ回しが鼻につき出した頃の作品。良くも悪くも三船の演技が作品全体のイメージを左右し過ぎる感がある。岡田のエロキューションあふれる娘声に胸キュン。 | [投票] |
★3 | 女の園(1954/日) | やー、木下監督のイケズがでましたね。ラスト三枝子のイケズ理由にはぶっ飛びました。でもそうかも?時代に犠牲にされた世代って。普通は私たちの時代はこうだったから、もっと楽しみなさい、なんだろうけど、そこは木下監督。イケズに女性のいやらしさを表現してみました。っていうか三枝子のこと嫌いだったんじゃない? | [投票] |
★3 | 女であること(1958/日) | キャスティング的にまとまりの欠ける作品。これじゃ原節子がかわいそう。久我と香川の対比に原がまとめる感じだったのだろうけど、久我のキャラが立ち過ぎて彼女だけ浮いている。これだったら久我主役で「痴人の愛」みたいのをやれば良かったのに。というか、この作品の久我美子、素敵です。人気も演技力もある割に彼女の主役が少ないのは、やはり他とのまとまりに欠ける感じがあったのかな、と邪推してしまいまふ。 | [投票] |
★3 | お遊さま(1951/日) | 田中絹代はキレイだけどミスキャスト。年増の色香は木暮の方が適役。でも溝口監督の作品はキャビネでさえもさばらしい構図をしめしている。すぎょい!乙羽さんも役柄がおとなしすぎ。従来の溝口調からいうと、男をとりあわなきゃ。映画会社に脚本いじられた模様。 | [投票] |
★3 | ビッグ・ショー! ハワイに唄えば(1999/日) | 室井滋に主役は無理です。しかし都はるみの「好きになった人」の踊りは必見!これを見ただけでも価値はある。 | [投票] |