irodoriさんのコメント: 投票数順
それから(2017/韓国) | テーブルを挟んでの人々の対峙シーンが非常に多いことで記憶されるべき映画。そこに、長回しの中でのズーム・イン&アウト、左右へのパンがこれでもかと繰り出される。その執拗さに辟易とはさせられたが、強く印象づけられたことは確か。 | [投票] | |
喜劇 特出しヒモ天国(1975/日) | 主要どころの出演者全員が愛おしく思えてくる。そして、導入部の見事さに感銘を受ける。 [review] | [投票] | |
ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018/フィンランド) | 粗筋だけ追えば、商売下手な老画商の最後の冒険と、ないがしろにしてきた家族との関係修復の話ってだけなのだが、主人公のキャラ造形にエッジが効いていて変に心がざわつく。 [review] | [投票] | |
エロ将軍と二十一人の愛妾(1972/日) | 林真一郎の、品がありつつもエロを心から楽しんでいそうな明るさを湛えた演技に瞠目。女優陣も豪華。ただ、笑いのセンスが合わず、清国の使節団のくだりは難渋した。 [review] | [投票] | |
ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談(2017/英) | タイトルで損してる。もっと多くの人に観てほしい。怖さを求めて観る作品ではないが、脚本、演出がしっかりしているうえ、映像も手練れ。特にハッとするロングショットの挟み方がうまい。 [review] | [投票] | |
プラン9・フロム・アウタースペース(1958/米) | ヴァンパイラのゾンビ女と、トー・ジョンソンの巨体ゾンビの歩き姿には見るべきものがあった。総天然色版も観たが、違和感はないものの、この映画のファンじゃないと価値を感じにくいかと。 | [投票] | |
恐怖と欲望(1953/米) | ストーリー展開に目新しさはないし、映像技術の点で違和感を覚えるシーンも少なくない。特に前半。さらに、敵兵を襲う際のアクションもひどい。しかし一方で、キューブリックらしさの片鱗を感じられる箇所も確かにある。 [review] | [投票] | |
ローマで夜だった(1960/伊) | ロッセリーニ作品は初見。あの手この手でジョヴァンナ・ラリ演じるエスペリアの可愛らしさ、人間味を描いておいて... [review] | [投票] | |
ロシアン・ドールズ(2005/仏=英) | 仏式大人になれない恋愛体質中2病男子のお話。シリーズ通してだが、女優の魅力の引き出す手腕に舌を巻く。『スパニッシュ・アパートメント』ではまったく魅力を感じなかったケリー・ライリーがヒロインとしてしっかりと存在感を発揮しているではないか! [review] | [投票] | |
ホテル・ムンバイ(2018/米=インド=豪) | 事実をベースとしていることによる緊迫感を確保しつつも、残虐になり過ぎない、ヒロイズムに堕さないバランスが良い。映像表現の面でも抜かりなし。 [review] | [投票] | |
ロストパラダイス・イン・トーキョー(2009/日) | 役者やロケーションは良いが、映像が粗削りなことでメリハリを欠く仕上がりになっておりこの尺の長さだとしんどく感じた。 [review] | [投票] | |
ブラインドスポッティング(2018/米) | ラップが効いているし、映像、編集や音楽も小気味よく整えられているが、何より主人公2人(コリンとマイルズ)のキャラ造形およびビジュアルが良い。 [review] | [投票] | |
ザ・ボーイ 人形少年の館(2016/米) | 中盤までは緊迫感もあり楽しませてくれる。不気味な人形が存在しているのが、ちょうどよい怖さをキープするのに寄与していたが... [review] | [投票] | |
ヘッドハンター(2012/独) | 「身長が低いところ以外はパーフェクト」という軽いラブコメみたいな主人公の紹介文に鼻白んだり、主人公の過剰なタフさに違和感を感じたりはあれど、独特の風貌の彼が必死でもがく姿が生み出す説得力には圧倒される。 [review] | [投票] | |
ハナ 奇跡の46日間(2012/韓国) | ベタベタな展開で、デフォルメされたキャラクターが多く登場しながら、それでも観る人の心を動かす力をもった、スポーツ映画の佳作。 [review] | [投票] | |
殺人狂時代(1967/日) | 笑いは難しい。同じ監督であっても、作品ごとに受ける印象は大きく変わる。本作で言うと、仲代達矢と砂塚秀夫のキャラ造形や演出との相性だろう。幸運にも自分には両キャラクターとも愛おしく感じられた。 [review] | [投票] | |
暗数殺人(2019/韓国) | ストーリーの卒なさ、演出や編集の小気味良さに加え、主演2人がオーバー気味な演技で押し切ってくる。最後まで飽きさせない、力を持った作品だが、映像面での驚きが少なくTVドラマ的。 [review] | [投票] | |
サラブレッド(2017/米) | 脚本の上手さ。キャラ造形の巧みさ。工夫が凝らされている映像。劇伴のセンスの良さ。そしてアニャ・テイラー・ジョイの美しさ。さして期待しないで観たのもあったが、思わぬ拾いモノだった。 | [投票] | |
THE WITCH 魔女(2018/韓国) | キム・ダミの熱演には手放しで拍手を送りたい。が、中盤以降、彼女の表情に負い過ぎる画面が続き、飽きが来る。また、彼女が闘う相手側のキャラ造形が弱いのが致命的。アクションも見どころの1つだと思うが... [review] | [投票] | |
藍色夏恋(2002/台湾=仏) | グイ・ルンメイの視線にやられる。役者の魅力もあるが、演出の妙だろう。原付や路線バスが道路にひしめく雑多な街で、台湾らしい緑を背景に、昭和の趣きの彼女が涼しい顔で自転車を漕ぐショットがとかく印象に残る。 [review] | [投票] |