●中沢とケイトが盛り上がってる車中、後部座席で寝たふりを続けちゃう真紀。

彼女である真紀が知らないことを、中沢と旧知の仲のケイトの方がよく知ってる。

寝た振りをしてる私の手元にそっと置かれた私の分の缶コーヒーは、彼がいつも私を思ってくれている証拠。だから嬉しい。愛されてるのは「自分」ってわかってる。けど、もどかしい。

（往路と同じく復路も）『やっぱり、私は助手席に座りたいの！』

●遠距離恋愛になっちゃった正道の彼女も電話の中で。

私の知らない京都の正道。

「京都に遊びに来ればいいじゃん？」

頑なに嫌がる彼女の気持ち。

正道がどんどん知らない人になってくみたいでなんか嫌。

京都での彼が寂しがってるならまだしも、何だか仲間と楽しそう。

ますます嫌っ！

『あなたがこっちに来てくれる方が嬉しいのっ！』

●ちよはかわちが仲間との飲み会に参加することが嫌。

でも、次の日、朝一番に自分のところに帰ってきた彼に向かって一言。

『似合わへんなぁ･･････』

言葉は辛辣ながら彼女は笑顔。

これは自分のことを彼なりに最優先してくれたことに対する彼女なりの嬉しさの表現。

わがままだけどみんな可愛い女の子たちの群像。

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他にも大阪らしいおっさんとか、ファイヤー団とか、食べられないおでんとか、三国志とか、たまごとか、何気ないところに笑いのツボが用意されてて、僕的には非常によろしかった。

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男とか女とか、そういうんじゃない友達たちと朝までファミスタでリーグ戦してた学生時代を思い出した。

そう。特に、今試合をしてない残り４人のやりとりのリアリティーがこの映画にはあったから。

そういや、最近、オール（完徹）がキツくってさ。

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矢井田瞳の音楽も気だるい徹夜明けによく合ってる。