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[コメント] プリティ・ウーマン(1990/米)

「金にとらわれず生きよう」という共感すべきテーマがあるはずなのに、いちばん人々の記憶に残っているのはブランド品のドカ買い&豪遊シーンな気がします。
mize

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







すみません、以前のコメントは「映画そのものでなく、その映画のファンを否定する」というルール違反をしてました。以前Reviewに「※上記のコメントに、なぜそう思うのかの理由もつけずに、単にこの映画を好きな人を否定するような内容になってしまっていたので、補足します」とは書きましたが、問題のコメント部分もちゃんと替えるべきでした。遅ればせながら変更します。

■■■■■■■以前のReview■■■■■■■

 映画が観客に夢やファンタジーを与えるのは素敵なことだと思いますが、この映画でのそれは単に「ブランド品のドカ買い」じゃないかと思えたからです。夢物語というにはあまりにも即物的に感じたのです。

「お連れのお客様にはどのように接客なさいましょう? さりげなく? それともあからさまに…」とブランド店の店長に聞かれたリチャード・ギアが「あからさまに頼む」と言った一言にこの映画の本質を見たような気がします。

 ヒロインが彼のもとを去ろうとした決断など納得できる部分もあります。でも、偏見かもしれませんが、この映画が好きな友人達の意見を聞くと、たいていテーマ曲が流れるあの豪遊シーンにうっとりしていて、彼女の最後の決断なんて理解できない…という人が多いのです。つまりこの映画の「金にとらわれず、あくまでも自由に生きよう」という共感すべきメッセージが、ほとんどの観客に届いていない、映画が届けることが出来ていない、と思うのです。

 とはいえ、映画の価値観はひとそれぞれであるべきで、映画自体でなく、その映画を好きな人に対して以前のコメントは失礼な発言だったな…と反省しております。

 あと、嫉妬にかられてヒロインが娼婦であることをわざと友人にバラしてしまうギアが、どうにも小さな男に見えてしかたないのも気になる。奴から金を取ったら何が残るというのだろう…。

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'02.10/1更新……問題のあると思われるコメントをこのReview内で「ちなみに以前のコメントは〜〜でした」というように載せていたのですが、いくらReview内でそれを訂正・反省していても、読んで不愉快になる表現だったと思うので削除しました。

(評価:★1)

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