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[コメント] BIUTIFUL ビューティフル(2010/メキシコ=スペイン)
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★4不治の病、家庭問題、不法移民ビジネス、死出をサポートする特別な能力…主人公を巡る複数の挿話が並行的に進行し、それぞれが絶望に向かう。バルセロナに中国移民という奇異さ。あの地下室の件りのインパクト。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★3ラストシーンすごく良い。 [review] (あちこ)[投票]
★4相変わらず救いがない。(2012/2/7) [review] (chokobo)[投票(1)]
★3本作に『生きる』のような暖かさは存在しない。良心に基づいて起こした行動のはずなのに全てがどん詰まる、実に厳しい話だ。そしてそんな主人公の意志に関わらず、周囲の世界は常に時が流れていくという事実も重い。 [review] (赤い戦車)[投票(1)]
★4「アモーレス・ぺロス」で語りかけてきた声が、また聞けた。イニャリトゥ監督の冷酷なまでによく見える目が、銀幕に映し出されていた。地味だけれど、シンプルだけど、深い。 (カフカのすあま)[投票]
★4黒澤明生きる』のオマージュと思えば、それに留まらぬ混沌国家のなかの「地雷原影踏み」的な主人公の行動に瞠目し、それでもなお行動が生み出す更なる惨劇に嘆息させられる。これでは主人公は死ぬに死ねまい。 [review] (水那岐)[投票(1)]
★5尊厳死をテーマにした『海を飛ぶ夢』の高踏的な死生観を現実的でないと思ったのだろうか、バルデムは一転して視点を大衆に戻し、不幸のどん底におけるがん宣告を受けた一市民にこそ思いを寄せ、現代におけるキリスト受難劇を鋭く見せつける。 [review] (セント)[投票(2)]