★4 | 躁病体質な50年代やくざ映画の掉尾を飾るに相応しいハイテンション。灯篭の川柳「逢うて別れがなけりゃよい」、やたら恥じらう丘さとみ、錦之助の啖呵切りながらの殺陣、ほとんど演り過ぎの千秋実。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★4 | 中村錦之助+丘さとみ主演の東映版セルフリメイク。1952年版(鶴田浩二+岸恵子、新東宝版)に比べると、洗練された部分もあるが、全体にスケールが小さく感じられる。しかし、男女の機微の演出はやっぱり素晴らしい。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | 隠れた傑作。マキノ正博の脚本の把握力、ストーリー全体の構成力、観客のエモーションのマネジメント能力、編集の簡潔性と画面転換の的確性に加え構図、明暗、カッティング・イン・アクションの正確さどれ一つとっても並ぶもののない才能が煌く。 [review] (ジェリー) | [投票(3)] |
★5 | ダイジェスト感は拭えないものの、明朗で真摯な錦之助キャラが十全に炸裂し終始快感神経が心地よく刺激される。マキノ演出も闊達で流麗。丘との再会の場では溜めの効き具合に惚れ惚れ。東や千秋らが要所で絡む按配も粋だわ。 (けにろん) | [投票(2)] |