[コメント] 世界にひとつのプレイブック(2012/米)
噂に違わぬジェニファーの魅力と存在感。愛想の欠片もない仏頂面、微妙にユルい頬のライン。ジョギングコースに唐突に横入りするタイミングと迫力!走る、踊る、身体性の映画であることもまた嬉しい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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クライマックスのダンスコンテストのシーンには正直もう一歩の盛り上がりを期待したが…
ダイアログが楽しい映画でもある。ブラッドリー・クーパーとインド系医師の噛み合わないセラピー会話。ダイナーでシリアルと紅茶を前にしてのふたりのケレン味たっぷりの会話。ジェニファーの啖呵がデニーロやタッカーたちとの軽妙な掛け合いに昇華していく楽しさ!
一方で「心を病んでいる」という設定がどうも都合よく使われているような印象は否めない。そこがもっと腹に落ちるように描かれていれば、ラストの感動も一層高まったであろう。
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